風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ダウ大幅下落

2017-01-31 | 世界・平和
TPP離脱、移民排斥、隣国への強硬姿勢、
恫喝を含む他者への攻撃・・・

誰がどう考えたって
経済が安定して株価が上がるわけがない。
エリートが集まるウォール街で
そんなこともわからなかったのかとうんざりする。
もしも彼の言動が選挙用のポーズであり
トップに就任した暁には
その言動も変わるだろうと考えていたとしたら
あまりにも見通しが甘すぎる。
アメリカは21世紀のヒトラーを生み出した。

しかし反トランプのうねりが
もしかしたらヨーロッパに蔓延し始めた
極右対等にブレーキをかけることに繋がるとしたら
それはそれで優秀な反面教師。
痛みやショックは世界を変えることになる。
取り残されるのはアメリカだけ。

さて、そんな国に、
盲随するだけでいいのか考えるべき時だな。
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2017-01-30 | 風屋日記
目標はある。
実現可能かどうかわからないが
新たに夢もできた。

でも、先のことはあまり考えず
いまは「今」を生きる。
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昨日のマルカン6階

2017-01-29 | 文化


昭和そのままな食堂がクラブと化した。
トランスにラップにレゲエ。
低音がズンズン響く中に
平成のスタイルの若者たちが集まる。
でもねー、
7階屋上でタバコタイムの最中
「あーこの景色、いいよねー」と
思わずスマホをかざしている若者たち。
昭和も平成も無いわー。
花巻の大切な場所と景色なんだよね。

我々の写真展はNHK ローカルニュースの
トップで紹介していただいた。



写真展は今日もマルカン6階で開催してます。
同時開催はマルカン応援寄席です。
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準備OK

2017-01-28 | 文化


マルカン思い出写真集 MARUKAN IMAGES
Off Shot 写真展は今日から2日間。
とってもいい感じのディスプレイができました。
お楽しみに。
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マルカン思い出写真集 Off Shot写真展

2017-01-27 | 文化


明日からの開催。
1月28日〜29日11時〜18時
入場料300円(写真集ご持参の方は無料)
マルカン6階の食堂スペースで開催します。
同時開催は
28日 BIG-RE-MAN音楽イベント
29日 マルカン応援寄席

マルカン食堂再オープン記念イベントとなります。
お見逃しなく!!
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純米生原酒 月の輪 木槽造り

2017-01-26 | 食べ物・お店


花巻と盛岡の間にある紫波町の
月の輪酒造による生原酒。
女性杜氏ならではの
フルーティで爽やかな香りと味。
スイスイ行っちゃうヤバいヤツ(^^;
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BEGINコンサート

2017-01-25 | 生活の風景


10年前に花巻に来た時行って以来のBEGINコンサートを見に
北上のさくらホールへ。

あいかわらずの、ホントに自由でハートウォームな雰囲気。
開場の人たちと会話を交わしたり
「立ちたい人はたっていいし、座っていたい人は座ってて」
「子ども達はその辺で遊んでていいからねー」
「静かになんてしてなくていいよ。
 焚き火を囲んでみんなで集まってる雰囲気でー」
歌のあいまのおしゃべり(もはやMCですらない)も楽しい。
まるで島の民宿に泊まった時の
夕食後のゆんたくみたいな雰囲気。

南三陸町歌津にあった郵便ポストが津波で流され
1年半後に石垣島にたどり着いた話もあったのだが
それすら、いわゆる「イイ話」で終わらない。
「みんな石垣島に来たいと思ったら
 船に乗って流されればいいさ。1年半後には着くからねー」
と笑いを誘う。
でもそれがきっかけで南三陸町との絆が生まれ
「歌津さきてけらいん」という歌まで作って
ふれあいコンサートもやったらしい。
そんな3人の人柄がじんわり感じられるコンサートだった。

石垣島の八重山高校と、岩手の盛岡四高は姉妹校。
なんでもボーカルの比嘉さんの息子さんが
このコンサート直前まで盛岡にホームステイに来ていたとか。
その関係で四高の高校生達も会場に来ていた。
「いっぱいお土産もらってきたよ。
 その中の南部せんべいをおやつに持ってきたんだけど
 結局食べたのは北上のホテルに着いてから。
 この南部せんべい、なんで1泊2日で石垣島を回ってきたかな」
会場内大爆笑。

一番驚いたのは、「オジー自慢のオリオンビール」の際に
盛岡さんさ踊りの人たちが出てきたこと。
なんとまぁリズムがぴったりで、歌と踊りがマッチしている。
さんさ太鼓もイイ感じに雰囲気を作っていて面白かった。
踊りのみなさんも緊張感見せずに笑顔、笑顔(^^)

アンコールの時には自由に写真を撮れる撮影タイムも。





「他のアーティストの人たちの悪いから
 他の時間は禁止にしてるけどさー。
 でもボクらアーティストだと思ってないから
 この時間ぐらいは好きに写真撮っていいよー」
みたいなノリ。

そして一番最後は
「ボクらからの感謝の逆アンコールで。今日はありがとー」
と、ダメ押しの「パーマ屋ゆんた」で泣かせる。

素晴らしいなぁ。
もうこんな歳だから、かっこいいライブなんてしなくていい、
こんな、聴いてくれた人たちが笑顔になるような
心が温まるような、そんなあったかいライブ演りたいなぁ。

比嘉さん、島袋さん、上地さん
寒い岩手まで、ありがとうございました。
また来てねー、ゆいゆい。
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かまいし冬の味覚まつり

2017-01-24 | 神楽・芸能




昨年に引き続き、日曜日またこのイベントに神楽で出演。
花巻市湯口コミュニティの方々とバスで釜石へ行ってきた。
昨年もだったが、大盛況。





姉妹都市なのか、横手や東京荒川区の物産も
会場内に並んでいる。
開場外には大きなかまくらが。
花巻も雪は降るし、大雪の時にかまくら作ったりしたが
こんなに綺麗な成形はとてもじゃないが無理。
中には祭壇まで設けてある。
すごいなぁ。



当直した時には釜石の虎舞が演じられていた。
その後着替えて、幕や太鼓など準備し、
12時からは我々上根子神楽の出番。
演目は「三番叟」「鐘巻」「権現舞」の3番。





鐘巻ではお約束の、蛇による会場内の子どもさらいで
小さな子どもたちは阿鼻叫喚の大騒ぎ(笑)
蛇の役をやったヤツに後で聞いたら
「大人の人からも『ちょっとマジで怖いんだけど』と言われた」
とのこと(^^;
それはそれでお楽しみいただけたようで
出演が終わり、着替えてから会場内をブラブラしていたら
見知らぬ家族連れなど何人かの方々に
「面白かった。また来てくださいね」と声をかけられた。
うれしいなぁ(^^)
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昨夜の夢

2017-01-23 | 生活の風景
ふと目に止まった店の前に車を停めた。
なんか昔の古いアパートのような店に見えた。
車を降り、中へ入ってみる。
古いアパートをリノベしたカフェのようにも見えたが
実はそこは店でもなんでもなく、
何人かの若い人たちが幾つか別れた部屋を行き来している。
上着を脱ぎ、玄関先の棚の上に置いて
通りがかった一人の女性に「ここは何か?」と声をかけた。
シェアハウス兼シェアオフィスだと言う。
「なるほどなー」と思いながらしばらく眺め
もう一度通りからの景色を眺めようと外に出てみる。

目を疑った。
車がない。
驚いて2〜3軒並びの建物の方にも行ってみる。
前後行き来し、道路向かいに行ってみても・・・無い。
「おかしいな」と、また最初の建物に入ってみた。
また驚いた。
全く違う造りで、どうやら普通の食堂らしい。
「あれ?」と置いたはずの上着を探すが見当たら無い。
店のおばちゃんに「ここに上着ありませんでしたか?」と聞くが
怪訝な顔で「知らない」と言う。

はっとした。
自分は車をどこに置いたかも、上着をどこに置いたかも
もっと根本的に最初どこに店に入ったのかも
すっかり忘れてしまっているのではないか。
もしかしたら、自分は今ただただ徘徊しているだけじゃないか?
考えてみれば帰り道もわからない。

電話を探した。
携帯電話を持っているはずなのに、それは思いつかない。
「家に電話して迎えに来てもらおう」
「帰り道がわからなくなったと正直に言おう」
食堂のピンク電話はあったが、
考えてみれば財布は脱いだ上着の中にある。
金もない。

泣けてきた。
「俺はとうとう認知症になってしまった」と
なすすべなく、途方に暮れて涙が出てきた。
立ち尽くしている足元に一人の子どもが寄ってきた。
見ると、まだ3〜4歳ぐらいだった長男だ。
幼児とはいえ「助かった」と思った。
抱いて泣いた。声を出して泣いた。
「父さん病気になっちゃったよ」と泣いた。

目がさめると涙を流していた。
まだ暗い中、そんなに遠い先のことじゃないなと
ぼんやりしながら暗澹たる気持ちでまた目を瞑った。
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「地域プロモーションの『言葉』と『写真』講座」

2017-01-22 | 世界・平和


花巻市主催
シティプロモーション要員養成講座に参加。
講師は編集者でライターの赤坂環さんと
プロカメラマンの奥山淳司さんだった。
どちらもかつて勤めた会社では
そんなに遠い関係では無かった方々で
改めて挨拶できて良かった。

赤坂さんの話は
普段自分の仕事で無意識に行なっていることを
きちんと分析、順序立てての話を聞くことができ、
重要ポイントなどを再認識。
よくもあれだけまとめることができるなぁと
関心して聞いていたのだった。
最近は紙媒体のみならず、SNSやブログなどでも
いろんな方の文章を読み感じることもある。
特に気になるのは体言止め(これも体言止め)。
そして自分的にいまだ難しいと感じているのは
句読点の打ち方とタイトルだ。
句読点は文章の種類や長さ、対象などにより変わる。
そんなことも最近特に身をもって感じている。
キャッチーなタイトルも難しいねぇ。

奥山さんの話は
何となくぼんやりと感じていたことを
はっきりと理論的に説明していただいたもの。
それこそ目からウロコの話ばかりだった。
人物を題材に・・・ということで、
お互いの写真を撮り合うことにより体験できる
より実践的な講義内容でとても参考になった。
なるほどなぁ。

ってことで、次回は2月18日。
マルカン食堂営業再開セレモニーの日だな(^^;
時間がずれているから出られるだろう。
出なきゃ損(笑)
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「東北スタンダード」

2017-01-21 | 世界・平和


河北新報が創刊120周年を迎えた1/17日に
こんな提案を行った→提案

「グローバルスタンダード」と言われる
都会中心の成長主義とは一線を画し、
東北ならではの生活や価値観をともに作ろうという
その提言は全面的に共感。

自然エネルギーを使い
衣食住が足る穏やかな暮らしとは
阿弖流為や藤原3代の頃の
浄土思想、不戦国家だった平泉にも通じる考え方。
誰かの金儲けのために、他の誰かが犠牲になったり
金儲けの競争をしたりする社会はいらない。
この地ならではの生活と価値観を大切にして
未来を担う子ども達の笑顔が輝く場所。

そんな「東北」「岩手」「花巻」のためなら
老体といえどもなんらかの役に立とうじゃないか。
新しい考え方じゃないよ。
坂上田村麻呂や源義家、秀吉、薩長軍に攻め込まれる前の
あるいは国家権力に翻弄される前の
静かでささやかな「暮らし」を取り戻すだけのこと。
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釜石で神楽

2017-01-20 | 神楽・芸能


今度の土日は「かまいし冬の味覚まつり」。
昨年に引き続き、今年もこれに上根子神楽が出演する。
出番は2日目、22日(日)の12時から。
今のところ三番叟、鐘巻、権現舞の3つの予定だ。
昨年も歓迎を受け、喜んでいただいたが、
震災復興も道半ばの釜石で
沿岸の方々に喜んでいただく舞を披露したい。

お近くの方、ご都合の合う方は
ぜひ釜石シープラザへ。
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翁面

2017-01-19 | 神楽・芸能

我々、上根子神楽の演目には
定番である式六番と式六以外の演目、狂言
そして権現舞がある。
式六番とは、
鳥舞、千歳翁舞、三番叟、山の神、八幡舞、岩戸開き。
それ以外では五穀舞、天王舞、鐘巻、三韓の舞など、
狂言で現在残っているのは太郎狂言だけだ。

この式六番は近隣の他の神楽もほぼ同様。
能の式三番と同じような古式舞で
(能の場合は千歳、翁、三番叟)
式六以外の舞も式六の所作が基本となっている。

さて通常ワタシが担当するのは千歳翁。
翁に千歳がつくのは円万寺系特有らしいが
最近は千歳を端折って翁舞だけを舞うことがほとんど。
そろそろ若い人たちに役を譲りたいところだが
多演目の時は人が足りなくなるので
(着替えの時間なども必要)
現在はワタシひとりが担当している。

この翁舞に使っているのが写真の面。
いわゆる白式尉というヤツだが、
能などと比べて違うのは口が動かないことだ。
いつの時代に作った面なのかわからないが
とても良い顔立ちで結構気に入っている。

問題なのは小さいこと。
横幅が狭いので、面の縁がちょうど頬骨の当たり
面をつけていても安定しない。
同時に目の穴が狭いので片目しか見えない。
片目だけで舞うので、
時々バランスを崩してふらふらすることがある。

ワタシの義理の従兄弟が趣味で面打ちをしている。
気に入った表情の面だけれど
そろそろサイズを少し大きくして新調してもいいのかな。
少なくとも目の穴だけは合わせたいな。
でないと舞のクオリティアップにつながらない。
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旧橋本邸

2017-01-18 | 散歩


ここは花巻の中心部。
上町商店街から市役所へ上がっていく
昔の登城路であった通称ひゃっこ坂の途中。
古き良き時代の面影を残す古民家がある。
目抜き通りのど真ん中にかつてあった
老舗呉服店大津屋さんの別邸だったところだ。
昨年から「賢治の花壇」と名付けた庭を
現在の持ち主が公開している。

今庭は雪景色で花壇は見えないが
この家そのものがとても味のある設え。
基礎や水廻りなど、
基本部分はリフォームしたらしいが
ゆがんだガラス窓の縁側や
細木細工の飾り障子、
細かい模様の入った飾りガラスなど
とても趣がある。









玄関を入ってすぐ
土間と屋内の間にある折りたたみ扉は
初めて見た。



寒さを遮断する北国の工夫なのだろう。

今回は慌ただしく見せていただいたが、
春になったら賢治さんが設計したという庭も含め、
ゆっくり見せていただきにまた伺おう。
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本当の日本の素晴らしさ

2017-01-17 | 文化
最近の週刊誌の見出しやテレビ番組などを見ていると
「日本人は素晴らしい」「日本はこんなにいい国だ」的な
ちょっと間違うとナショナリズムめいたものが多い。
それを見ていると、ナチスの「ゲルマン民族優性説」に見えてきて
なんだか背中が寒くなってくる。

ワタシも日本や日本人は素晴らしいと思う。
しかし一方で、ほかの国やほかの民族も素晴らしいと思うのだ。
それぞれの文化や言語があり、価値観や生活習慣を持ち、
それを大切にして生きている。
そこに優劣はない。
日本人が外国からの旅行客の立ち振る舞いに
眉根を寄せることが往々にしてあるのと同じように
日本人が他国へ行った時に
その国の価値観がわからず眉根を寄せられることもあると思う。
もちろんお互いにお互いの良いところを発見し
称え合うことも良くあることだろう。
裸族は野蛮だから裸でいるわけではなく、それがその民族の文化。
麺類をすするのも行儀が悪いのではなく日本の文化。
そんな違いを認め合い、面白いと思うことこそ大事だと思う。

テレビ番組に戻ると
ワタシが「日本人は素晴らしい」と感じるのは
NHK BS3で毎週放送されている「新日本風土記」だ。
国の違いばかりではなく、同じ日本国内でも地域の違いがある。
それぞれの地域の文化や生活習慣に沿いながら
その地の人々は慎ましく、ささやかな日常を送っている。
そんな姿を見ていて、時々ウルウルすることすらある。
みんななんて健気に生きているんだろう。
知らない文化を知ることはなんて面白く素晴らしいことなんだろう。

同じくNHK BS3の「関口知宏の世界鉄道旅」では
様々な国の人々の、やはり慎ましくささやかな日常が垣間見られる。
食文化、歌、踊り、生活、言葉、歴史、宗教・・・
知らない世界にはまだまだたくさんの生活がある。
そんな番組を見ていると
自分が暮らす街、伝統芸能、言葉、宗教、生活習慣が
とても愛おしい、大切にすべきものだと気づかされるのだ。
もちろん日本古来の着物や茶華道、芸能なども。

他の文化を認め、大切にしてこそ
自分の文化が評価できるのだと思う。

ただしワタシが愛するのは日本という国やその文化であって
国家体制や指導者のことではない。
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