25年近く勤めた会社を辞めたのは2014年。
半年ほど岩手県内や東京の人脈を辿って歩き
ある程度の仕事の目処をつけて
独立して会社を立ち上げたのは2015年4月。
すぐに東京にも部屋を借りて2拠点生活を始めた。
2015年〜2016年の2年間は100%東京の仕事。
出版社や広告会社の仕事をした。
2016年、花巻のマルカンデパートへ移転を受け、
その後の大食堂営業復活プロジェクトを支援するために
寄付金付き写真集を作り
営業復活までの1年間売って歩いた。
営業復活できた直後に
そのプロジェクトのドキュメンタリーを本に書いた。
と同時にマチココ創刊。
マルカン写真集とドキュメンタリー本に傾注していたため
2017年には東京の仕事は漸減していった。
荒川区三ノ輪に借りた部屋も解約。
2018年には花巻のまちのプロモーションを始める。
お金になる仕事もならない仕事も増えていって
忙しい日々を過ごす。
東京の出版社の仕事もまだポツポツあって
毎月のように上京していた。
2019年はBlueHaiesとのコラボ仕事などもあり
映画製作の手伝いをしたり、
神楽と沖縄組踊とのコラボ公演のプロデュースをしたり。
ひとつひとつが大きな仕事で資金繰りが厳しかった思い出がある。
2020年は映画とコンサートで華々しく幕を開け
大きな企画も話が進み、張り切っていたところにコロナ禍。
企画も棚上げとなり、東京にも行けなくなって仕事がなくなった。
花巻DMO的仕事やフィルムコミッション的仕事をするため
有限責任事業組合Machi R&Eを立ち上げたものの
ほとんどマチココ運営で終始した。
2021年〜2022年は細々と仕事を続けながら
Cafe & Books 風人堂を開業してみたりして多忙を極めた。
このころからシニア大学に関わるようになり
記念誌を作ったり、講師をしたり。
その流れで湯口郷土史講座講演集や
花巻北高90周年記念誌に編集長として関わることができた。
2023年も前年からの流れのまま
一本杉公民館50周年記念誌や上根子神楽150周年記念誌制作。
その合間に2018年ごろから
毎年恒例の市の仕事や観光協会の仕事を継続。
なんとか9年過ごすことができた。
会社の仕事ではないが
岩手日報随筆賞の佳作もいただいたり。
昨年色々あってメンタルが落ち、
今年の仕事のための種蒔がをまったくできなかった。
年度はじめの段階で、これからの1年間が見えないのは初。
(今手掛けていて、今月末納期の本や、
今年度末納期の本の仕事は1件入っているけれど)
さて10期目、どんな年になるのだろうか。