風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

5月も終わる

2006-05-31 | 風屋日記
共謀罪を法制化しようという動きがある。
共謀罪に当たるかどうかは国家権力の判断に寄ることになる。
例えば選挙において、反体制派候補者擁立準備があてはまるかも。
教育基本法改正後。愛国心を持たせる教育に反対する教員達を
教育委員会処分ではなく共謀法違反による刑事罰に問うこともできる。
「強制はしない」と盛り込まれるらしいのに
もう各都道府県教委では手ぐすねを引いているらしい。
国旗、国歌法と同じ形だ。
そうやってじわじわとモノが言えない時代がやってきつつある。
治安維持法の時代と同じように。

    ◇      ◇      ◇

そして、これまた気が重くなるニュース、
国会議員と新聞記者に銃弾が送りつけられたとのこと。
暴力で言論を封じようというのは治安維持法や共謀法と一緒。
送りつけた方々と国は同じことをしてるような気がするのは私だけ?

じわり、じわりと
気がつかないうちに自由と人権が奪われていく。

    ◇      ◇      ◇

凹んでいるのでも、落ち込んでいるのでもないんだけど
何だか体力、気力が萎えている。
誰かと言葉を交わしても、会話を続けるのがちと辛い。
誰からも声をかけられず、何も考えず、時間も気にせず、
静かなところでゆっくりコーヒーを飲みたい。
会話がなくても気にならない、
気持ちが通じていて安心できる人となら
一緒にその場にいてもいいけど。
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人間は哀しい

2006-05-30 | 風屋日記
ジャワ島中部で大地震。
また5,000人以上の犠牲者が出た。
現地の人達にしてみれば救援体制を遅く感じるだろうが、
スマトラ、カシミールと大災害が続いたせいか、
各国の援助開始はこれまでの災害に比べて素早い。
日本も国、医師達、各NGOが素早い対応を見せていると思う。

私が会員になっているシャンティ国際ボランティア会(SVA)からも
早速調査隊が現地に向かったという報告とともに
義援金の受付が始まった。
それにしても気にはなりつつもすぐに手を差し伸べられない
今の私の立場がじれったい。

    ◇      ◇      ◇

花巻市で殺人事件。
母ちゃんの実家の近所なのでいろいろ話を聞いてきたらしい。
神経を病んだ奥さんがご主人を絞殺したとのこと。
以前から同じようなことをくり返し、家族も心配していたようだ。
ご主人も、何度もそういう目に遭いながらも
自分の身の危険より奥様の病状の方を気遣っていたという。
亡くなったご主人も、捕まった奥様も
何だかあわれで哀しい。

    ◇      ◇      ◇

今朝のニュースで小耳に挟んだだけなのだが、
政府の財政再建検討会が方向性を確認、
社会保障を削り、事業を縮小しての「骨太の」財政再建案を
政府に提出するべくまとめに入っているらしい。
軍備(あえてそう書く)や国家公務員自身の福利厚生に金を使い、
諫早湾干拓などの無駄な公共事業に散々投資した挙げ句の財政危機。
それを国民の社会保障を削って賄うんだとか。
自然環境を破壊されっぱなしで漁獲に苦労している諫早湾の漁師たちは
どういう気持ちでこのニュースを見ているのだろうか。

    ◇      ◇      ◇

地球上でもっとも大きな力を持ち、全生物の上に君臨している人間。
優位に立っている者は秩序の維持にそれなりの責務を有していると思うが、
残念ながら、まだまだ自分達のことで精一杯。
その結果として、地球は理念なき君臨の犠牲が増えつつある。
何だか人間って哀しい。
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母校愛

2006-05-29 | 風屋日記
昨日の午後、NHK教育テレビで早慶戦を見た。
いいもんだねー。
「紺碧の空」や「陸の王者」が神宮の杜にこだましている。
7回表裏の両校校歌斉唱も普段よりゆっくりしたテンポで
現役生もかなり年輩のOBも一緒に起立して歌っていた。
母校愛とプライドと、そして永遠の青春へのノスタルジー。
両校のOBでなくとも胸が熱くなる。
ラグビーでも、サッカーでも、アメリカンフットボールでも
いろんなスポーツで早慶戦はあるけれど
野球はまた格別だ。

昔は法政や明治の試合なんかもテレビ放送があった。
私が小中学生だった頃よく見ていた。
東京六大学各校の校歌を覚えたのもその頃のことだ。
いずれそれが段々憧れに変わっていくことになる。
最近の神宮大会で六大学代表が優勝できなくなってきたのは
テレビ中継がなくなり、憧れが薄れたことによって
六大学を目指す野球少年達が少なくなったことが大きいのではないかと
私は密かに睨んでいる。

もっと見たいよ。
早慶戦だけは毎年中継があるので見られるけれど、
明治一場も、法政の後藤も、みんなプロに入ってから初めて知った。
大学時代の活躍をもっと知りたかった。
できるなら六大学ばかりじゃなく、東都大学リーグや関西学生野球も見たい。
東都は平日の開催なので生中継は無理だけどね。
そうすればもっとファンは増えると思うし、全国から高校生も集まる。
野球少年達だけじゃなく一般学生も憧れて入ってくると思うけど。
東都では青学と亜大が強く、中大や専大は昔日の面影が薄れてる・・・
なんて、文章だけで読んだって実感ないもんね。
駒大が危うく入れ替え戦なんて情報も「ホントかいな」って感じ。
新聞で結果だけ見るんじゃなくて試合を見たいよ。
この間、花巻で開催された首都大学リーグ戦はよかったよー。
高校の野球部員たちがみんな並んで真剣に見ていた。
そういう機会でもないとレベルの高い野球を学べないからね。

余計な一言を付け加えると
早稲田も慶応も、もちろん他の大学も
「学校を愛せ、母校愛を持て」なーんて強制されてないよね。
でもみんな自分の学校に愛情とプライドを持っている。
偏差値や就職実績によって持つものでもないと思う。
もっと根源的な理念というか、存在異義なんだろうね。
いくら教育基本法が変わり、学校で「国を愛せ」と教えても
あるいはそんなふうに教えない教員達を処罰しても
国そのものが愛されるだけのものを身につけないと愛国心は生まれない。
文科省の偉いさん達や国会議員達はそれがわからないのかな。
自分達の愛校心(みんないいとこ出てんでしょ?)を思い出してみれば
わかりそうなものだけどねー。

私は私の母校にプライドを持っているし愛している。
岩手県立花巻北高に関しては桜雲同窓会の役員も引き受けているし、
息子達が入る前から毎年夏の高校野球の応援にも行っていた。
卒業した大学は日本大学。
当時神宮にも応援に行って校歌を歌ったし、
アメフト部「フェニックス」のTシャツも持っていた。
大学生活後半は私自身はあまりいい思い出はないが、学校が悪いんじゃない。
今も新聞で東都大学リーグの結果は必ずチェックしているし、
阪神ファンではあるけれど
横浜ベイスターズの村田と那須野の活躍は先輩として嬉しいぞ(笑)
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藤と紫陽花

2006-05-28 | 風屋日記
近所の農家の庭先にて。
紫陽花がまだ白い。

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グランドの隅

2006-05-28 | 風屋日記
ここがヒトと
ヒト以外の野生の生き物達との住み分けの境界。
この奥は手付かずの深い森だ。

でもこう書くと
ヒトは自然と対立する存在のようだ。
自然の中のただの1種にすぎないのに。

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今日は日曜

2006-05-28 | 風屋日記
朝4時すぎ起床。
遠征のため5時半集合というので
次男を学校まで乗せて行った。
その後、地域のコミュニティグランドの草刈。
来週日曜の地域の運動会のための
地区民総出の作業の結果がこの写真。
キレイでしょ?(^-^)
これが芝なら
ワ-ルドカップのピッチにも負けないけど、
残念ながら雑草ばかりだ(笑)

ちなみにここは、減反による休耕田だったとこ。
地主の農家の好意で使わせてもらっている。

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Liberal arts

2006-05-27 | 風屋日記
まぁ、一応私は大学を出ている学士だ。
専攻は文学部の国文学科。
昨日書いたように「モノ書き」を目指して日大芸術学部の文芸科か
早稲田大学第二文学部の文芸科に進みたかったのだが、
(一応こだわりがあって、一文ではなく二文)
別の高校の進路指導をしていた父親に「そんなとこ出て何やるんだ?」
と猛烈に反対され、結局受験すらしなかった。
モチベーションが下がったままの受験勉強で他の大学にもぐり込んだ。
正直に白状すると、大学時代にロクな勉強はしていない。
近代国文学と国語学を中心に専攻したことになってはいるが、
どっちつかずのまま卒業してしまった。

何でこんなことを書いたのかというと、
実は今、改めて大学に入って勉強したいと思っているからだ。
今なら勉強したい分野が山ほどある。
民俗学、民族学、文化人類学、比較文化学、宗教学などの社会文化系。
国際関係学、国際援助学、国際文化学などの国際系。
それらとは全く異なるが、直接的に今の仕事に関係する部分として
財務、会計などの経済、経営関係+組織論などの社会科学系は
正直、今の段階では「仕事にしてます」とは言えないほど貧弱な知識なので
改めて学びたいという希望がある。
その他にはいくつかの語学。
自分の専攻とは別に語学まで教えてもらえるんだから
今考えると大学ってのは貴重な存在だよね。

・・・ということで、今大学に入ることができるなら
たぶん講義は取りまくりだろうね。
社会のことが何もわからないまま入学したあの頃に比べて
学問に対するモチベーションは段違い。
「一度社会人になってから大学で学び直しした方がいい」
という人もいるけど、確かに今ならその説も納得できる。
私の場合、あの頃は「これしかない」と決めつけてしまっていたし、
それができなくて学問に対する興味そのものを失ってしまっていたという
若さゆえとはいいながら、とんでもない弱虫だったから
社会を肌で感じてからの方が私の場合はよかったのだと思う。
今さら気づいても遅いけど(^^;

今は「これ」と決めつけた専攻の仕方はしない。
学びたい分野を一言で言い表わすと「Liberal arts」。
実学じゃない分野で、きっちりと学問の方法論&理念を学びたいと思う。
でもね、地方に住んでいるとそういう希望にも制限がある。
無理だよなー。
こういう時だけは都会に住みたいと思ったりして(^^;
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17歳

2006-05-26 | 風屋日記
高校2年って時期は一番中途半端な頃。
だけどすべてのことが初体験だった1年や
すべてのことが最後となる感慨深い3年の頃とは違い、
自分がこれからやりたいことを考え、
冷静に自分を振り返ることができる時期でもある。

今から29年前。
私が高校2年だった1年間を振り返ってみると
常に本と音楽に囲まれていた。
デカルトやニーチェ、サルトル、カミュや
阿部次郎、倉田百三などの哲学書を紐解いていたのもこの頃。
柴田翔、永島慎二などの観念的、哲学的な小説やマンガにも触れ、
1日に2~3冊ペースで乱読していた。

音楽で言えば流行りのロック、フォークを卒業した気になり
秋吉敏子、渡辺貞夫、日野皓正や
VSOP、チック・コリア、エラ・フィッツジェラルドなどのジャズ、
スタッフ、クルセイダーズ、ラリー・カールトン、
そしてチャック・マンジョーネなどのフュージョンもよく聴いた。
一方では流行に反してはっぴいえんどや赤い鳥、岡林信康など
もうすでに過去のものとなっていたロック、フォークも聴いてたけど。

目に見えない何かを求め、
手ごたえのない何かにぶつかり、
答の出ない何かに向かって、
毎日、呻吟しながらも目は前を向いていた。

もの書きになりたい、現代詩人になりたいと思ったのもこの頃。
アルチュール・ランボーが19歳で詩作をやめて商人になり、
レイモン・ラディゲは20歳で早世したことを知り、
「世に出るなら今しかない」と肩ひじ張っていた時期でもある。
お陰で勉強の方はすっかりおろそかになってしまったけれど、
いくつかのメジャーな現代詩の雑誌に載せてもらったりもしていた。
「早熟」「天才」という言葉に憧れたのに
批評では誰も言ってくれなかった(笑)



私の次男は今、そういう時期を迎えている。
彼の頭の中には野球だけがいっぱいに詰まっている。
勉強に関してだけは当時の私とそれほど変わりないけど(^^;
この1年、彼はどんな思いで過ごすのだろうか。
この時期、無駄なことは何もない。
いろいろ悩み、夢見、ぶつかり、考えればいい。
いつかきっと、この1年を懐かしく思い出す日が来るから。

今日のタイトルはジャニス・イアンの曲から。
今朝から私の頭の中に絶えず流れていたもので・・・(笑)
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商売

2006-05-25 | 風屋日記
我が家の花壇。
以前UPした時よりは花壇らしくなったでしょ!?
私が世話しているわけじゃないので
偉そうなことは言えないけどね(^^;

さて、この花々の苗は
ほとんどが北上市にあるスーパーマーケットで買ったもの。
その名は「オセン」。
2年ほど前までは秋田県境の湯田町にあって
知る人ぞ知る「質のよいものをメチャ安で売るスーパー」だった。
約2年前に北上市へ進出し、すっかり評判に。
我が家でもほぼ毎週日曜日にはオセン通いを続けている。

何せこの店、とにかく安い。
卵1パック55円はいつものこと。
この前は「栄養豆腐が1本8円だよー!!」と売っていた(^^;
その他にも野菜や魚関係は新鮮だし暴力的に安いし。
他の店より1割ほど安い肉類が高くみえるほど。
勢い買い物カゴ2つにぎっしり買い込むことになる。
(何せ相変わらず我が家はエンゲル係数高いし)
それでも支払いはせいぜい5~6千円。
この安さのため、行った時はいつでも大混雑なのだが、
それでもついつい足を向ける。

大体くり返し「軍艦マーチ」がかかっているスーパーなんて
私ゃ他では見たことないよ。
店のあちこちで声を張り上げている店員さんの言葉も面白い。

「さーキャベツ!!キャベツが安いよっ!!
 グリーンボール!! G・Bだよっ!!」
(キャベツってGBっていうのか?)

「ハイ!!ほうれん草が安いっ!!見たことないほど安いっ!!
 でもほうれん草に気を取られて卵買い忘れないようにねー!!」

明るい、明るい店員さん達(^-^)
店の外では花や庭木の苗も、大きくスペースをとって売っている。
まぁ、うちの母ちゃんあたりは
食材の買い物が済んだ後は大概ここでひっかかることになっている。
花の苗は安いもので1つ80円~100円ほどで、庭木の苗も数百円。
ここでも店員さん達が元気だ。

「ハナミズキだよー!!
 さっき出したばっかなのに、あと残り5本だよー!!」

「ハイ、ハイ、花っコ買ってってぇー。安いよっ!!」

庭木も花もそうやって売るものなのか?(笑)
でも見てるだけで楽しいよ。

ここはほとんどテーマパークに近い存在となっている。
確かに色んなものがとんでもなく安いけど、
ざっと想像で計算してみたら、かなり儲かっているね。
これはこれで商売としては大成功。
うまいことやってると思うよ。

お陰でうちの庭もきれいになったし(笑)
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サラリと触れてみた

2006-05-24 | 風屋日記
昨日話題にしようと思ったことを、
どう表現すれば重過ぎずに取り上げることができて
やりきれない脱力感を感じることなく真摯に考えることができるか
いろいろと考えてみた結果、
いくつかの他の話題と一緒にサラリと触れるのが良いように思った。
あとは読んでいただいた方々がそれぞれ考えてもらえれば・・・。

    ◇      ◇      ◇

アメリカ産牛肉の輸入再開は、
日本政府が日本の消費者に対して説明を行った上で
(といっても世論のコンセンサスを得るまでもなく)
即再開される見通しとのこと。
アメリカ農務長官は
「6月中には日本市場の店頭に並ぶことを期待」
という声明を発表している。

えーっと・・・
アメリカ産牛肉の輸入停止は誰の責任だったんだっけ?
上記のような現状だけ見ると
日本政府が責任を負っているような感じなんだけど。
アメリカさんは「早くしろよ」と言ってるね(^^;

    ◇      ◇      ◇

昨日の朝刊に載ってたんだけど、
小学生の万引きを発見した場合、最近はすぐ警察に届けるのだとか。
かつてのように親御さんを呼び出すと
「要はお金を払えばいいんでしょ?」と言われるらしい。
「それだけですか?」と尋ねると
「コミック1冊で土下座しろって言うのか?」
と逆ギレする親御さんが最近多いみたいなんだな。
そんでもって親より先に学校へ連絡すると、
後で親から「個人情報を漏らした!!」と抗議されるらしい。
やれやれ・・・。

教育基本法を改正して愛国心を教えるよりも
こっちの方が大問題だと思うけど。
でもね、「もっと道徳教育を」ってのもお門違いだと思う。
机に座って道徳教わる時間が増えても、何かが変わるとは思えない。

    ◇      ◇      ◇

アフガニスタンでタリバンによる反攻が始まっているらしい。
軍同士の衝突であれば、
考え方の違いを暴力でなんとかしようとしているだけで
まぁ、あえて言わせてもらえばどっちもどっち。
だけどイスラム原理主義に基づき、
「女に教育はいらない」とばかり女子学校を攻撃するのは許せない。
その思想もさることながら
相手は戦うつもりもない、武器も持たない一般市民。
そこへの一方的な爆撃は「虐殺」以外のなにものでもない。

どんな宗教、法律においてでも老人や子ども、女性をはじめとした一般市民を
武力傷つけることは絶対に許されていないはず。
タリバンだろうが、アルカイダだろうが、スンニ派だろうが、
あるいはアメリカ軍やNATOだろうが、
自分達の行為について多くの人達が納得できる説明があればしてみるがいい。
どんな理由があろうとも許される根拠はない。
国際法にもコーランにも聖書にもそれを「正しいこと」とは書いていない。
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やらされている訳じゃない

2006-05-23 | 風屋日記
当社は折しも人事異動時期。
喫煙場所で一緒になったK営業部長に
「東京へ転勤でもいいんだけどなー、
 たまには単身赴任も新鮮でいいなー」
と言ったら
「オレは単身赴任は絶対無理だ。
 何せ自分の下着がどこにあるのかすら知らない」
とのこと。
風「はぁ!?(@o@) 奥さん、なんにも言わないの?」
K「いや、かみさんの重要な仕事は
  朝、玄関を出るまでの間に、
  オレを営業部長に仕立て上げることなんだ
  だいたい着るものも自分で買わなくていいからね。
  うちのかみさんのプロデュースは完璧だよ」
ハァ・・・そういうもんですか。
私なんぞ、例えばプレゼントでネクタイを貰ったりする場合を除き、
自分の着るものを他人に選んで欲しくないんだけどね。
自分でできることは自分でやりたいし
それをやってもらうのに他人に時間を費やして欲しくない。

私は昼はほとんど持ち弁当。
食べ終わった後で弁当を洗いに流し場へ行く。
そこで会った女性社員から
「偉いですねー、奥さん『助かるー』って言いません?」
と言われたことがある。
「なんで!? 家に持って帰っても自分が食べたもんは自分で洗うよ。
 食べ終わったまま持って帰るのが嫌だし、
 帰ってから楽だから今洗ってるんだけど・・・」
大抵「えー!? そーなんですかぁ!?」という返事が返ってくる。
みんなそうなんじゃないのかなぁ。

できることはする。できないことはしない。
料理は味音痴だからしないけど、毎日のように洗い物や米研ぎはする。
アイロン掛けと裁縫は好きだから自分でやりたいようにやる。
洗濯物畳みは、自分で言うのもなんだけど・・・うまい。
まるで洋服屋さんの商品棚に置いてあるがごとく畳むことにしている。
母ちゃんの、例えばブラやストッキングなんかは
どう畳んでいいかわからないからテキトーだけどね(笑)



自分のことは、できることだけでいいから自分でしようよ。
自分でしない分、誰かに面倒をかけているのだから。
洗い物だって、裁縫だって、
やってみれば結構おもしろいもんだよ。

K営業部長には高校2年を筆頭に娘さんが3人。
そういうお父さんを見て育つのもいかがなものかと・・・(^^;
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佳境

2006-05-22 | 風屋日記
さて仕事が佳境だ。
「佳い境」という結果に終われればいいんだけど(^-^)

でもね、基本的に仕事人間にはなりたくないので
忙しい時ほど極力気持ちに余裕を持ちたい。
人の命を扱うほどの責任を担っているわけでもないしね。
今私がいなくなったって、ちゃーんと仕事は進んでいくのよ(笑)

そう考えると医者や教員、政治家ってのは大変だ。
医者は文字どおり人の命の責任を負っている。
教員はまっさらなキャンパスに色をつけていくような仕事。
生徒の将来に関わる責任を負っている。
政治家は1億人を超える人達の生活を守らなくてはならない。
何だかんだと無責任にいちゃもんつけたり、文句言ったりは簡単だけど
ホントに大変な仕事だと思うよ。
もちろん人によって考え方の違いはあるから、
そこははっきり意思表示していいと思うけどさ、
それも相手に対する敬意を持った上で許されることだと思うよ。

社長って仕事も大変だよなぁ。
社員とその家族の生活を背負っているんだもんなぁ。
自分の信用がイコール会社の信用に繋がるし。
私ゃ社長なんて仕事できないし、なりたくもないね。
負担を軽くしてあげるべく手伝うことはできるけどさ。
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文化人類学

2006-05-21 | 風屋日記
遅ればせながらだけど、
この3日間で「ダ・ビンチ・コード」を読んだ。
確かにミステリー&エンタテイメントとして面白い。
新幹線の中でも、電車の中でも
はたまた昼食や夕食を食べながらでも
夢中になって読了。

さて、こういうテーマの本を読んだ私が
それだけで終わるわけがない。
「ダ・ビンチ・コードの『真実』」竹書房文庫も買って読んだ。
この優れたエンタテイメントの中に書かれてある内容の
どこが事実でどこがフィクションなのかについて
様々な学者の意見や文献から考察した本。

私的にはこっちの方が更に面白かった。
特に「第3章 失われた福音書」と題された
「ナグ・ハマディ写本」についての
プリンストン大学教授の著作からの引用。
原始キリスト教の教義とバラモン教、仏教との関係。
そして「正当派」キリスト教会からの弾圧。

これぞ文化人類学&比較文化&宗教学。
私の興味のある分野が満載。
やれやれ、厄介なものにハマりそうな気配(^^;
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東京にて3

2006-05-20 | 風屋日記
ホントはね、
昼間に行った「みなとみらい」の写真を
「初夏の装い」と題してUPしようと思ってたんだ。
こんな、少々疲れた夜の東京駅じゃなくてねf^_^;
晴れて暑くなった横浜の風景、キレイだったよ。

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東京にて2

2006-05-19 | 風屋日記
取りあえず昼過ぎの今に至るまでは
傘は幸い必要ない。
…が、気温は高くないものの蒸すね-。
岩手に比べると大気の密度が濃いというか、
透明度が低いというか…。呼吸をすると胸にズシッと来る感じ。
梅雨も近いな。

この程度の気温でホントよかったよ(笑)
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