風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

時代は少しずつ移り変わる

2024-01-31 | 生活の風景

お世話になった方の訃報があるたびに
いつのまにか時代が移り変わっていることに気づく。

子どもの頃、毎年夏休み、冬休みに遊びに行き、
毎回何日か泊めてもらった親類の訃報。
あちこち連れて行ってもらったり、
いろいろご馳走になったり、
話し相手になってもらったりした叔父さん。
数年前に叔母さんが亡くなったあとで
あちらこちらに寄稿していた原稿を
段ボールひとつ分預かり私家版の書籍にまとめた。
まだお元気なうちに
そんなお手伝いができて良かったな。
お世話になりました。
合掌。
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世代を超えて

2024-01-30 | 仕事

高校生たちが紙媒体を作りたいと。
主に紙に関わってきた身としてはとても嬉しい。
手伝いを乞われたが、もちろん進んでお手伝いしよう。
冊子づくり、本づくりを面白いと思ってくれたらいいな。

・・・ということで、さっそく取材のお手伝いに。
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玉露ほろり

2024-01-29 | 食べ物・お店

九州福岡のお土産でいただいた、
初めて見るお菓子。
その名の通り、ガッツリお茶だ😅
まるでお濃茶をいただいているような感じ。
甘みと苦味のマリアージュ。
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理想

2024-01-28 | 

車やバスの旅より鉄道の旅。
新幹線での移動よりローカル線での移動。
観光地じゃなくてまちや路地歩き。
立派なご馳走より地元の人が食べてるもの。
割烹やレストランではなくこぢんまりした居酒屋。
キャスタースーツケースじゃなくリュック。
高級旅館は必要なく、ビジネスホテルでいい。
大人数でワイワイよりはひとり旅。

その土地の人が行く店に行き、
その土地の人が普段食べているものを食べ、
その土地の人と話をする。
その土地の歌や踊りがあればなお嬉しい。

それがワタシの旅の理想。
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今回の旅で食べたもの

2024-01-27 | 
お待ちかね😁
まとめて一気にUPしよう。


まずは、初めて会った従姉妹夫妻に案内された
「ここではこれ食べなきゃ」の外郎。
老舗「豆子郎」さんの店舗カフェにてお抹茶とともに。
名古屋の米粉を使ったういろうとは違い
山口の外郎はわらびがベースなので粘りがすごい。
(特にここでいただいたのは生外郎なので余計に)
黒文字使っても千切れないほど😅

初日夜は、宿の周辺をぶらりと歩き回る。
さすがは温泉街で、たくさんの飲食店が並んでいるが
お目当てはカウンター中心のこぢんまりした店。
現地の人たちと話したいじゃない。
で、見つけたのがバッチリイメージ通りの店。


郷土料理という「けんちょう煮」。
これがまぁ美味しい。
豆腐、大根、人参を甘しょっぱく煮たものらしいが
この店では里芋や油揚も入っていた。
他に食べたのはおでんや鳥卵、きんぴらなど、
みんな美味しい。
なお、山口の醤油は甘いので独特の味。





この店で出会ったサラリーマン氏2人。
なかなかゴキゲンな方々だったので会話を交わしたら
そのうちひとりが関大野球部出身で
甲子園での関関戦(関西大学と関西学院大のリーグ戦)
でも投げたことがあるとのこと。
社会人野球で今の会社に入り、引退したのだそうだ。
こうなったら野球の話で盛り上がるよね😊

2日目は午前中山口市役所へ。
用事が終わり、駅への道すがらに洒落たカフェ発見。
入ってみるよね。



年配のご夫妻で経営されているようだけど
きれいでおしゃれな空間だ。
マスターがまたいい感じの年配具合😊


レイ・チャールズやクラプトンの
アルバムジャケット写真を飾ったりして
ただものじゃない雰囲気。


ここではコーヒーとクレープを。
雪国が好きらしく、雪談義で盛り上がった。


湯田温泉に戻ってきて
見つけたカフェでバターチキンカレーのランチ。

夜はまたまた飲屋街を徘徊。
ほろよい通りで今夜もいい店を見つけた。


なんと、これがお通し😅
とても親切な女将さんとカウンターで話していたら
常連さんらしいお父さんがひとりでご来店。
松江から仕事でこちらにいらしてる方のようだが
ここで中原中也の話で盛り上がるわけだ。
残念ながらアルコールはドクターストップだけど、
会話が楽しいなぁ😊


ここではかまぼこのバター焼きをいただいた。

そして3日目は既報の磯辺焼きと
空港では「宇部名物」と言われているらしいうどん。



東日本のうどんと違い、色が薄くてダシが旨い。
これもまた嬉しいんだなぁ。
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旅4日目

2024-01-26 | 

3日目は15:20山口宇部空港発で帰途に。
太平洋側を飛ぶためか、眼下にはきれいな景色が。
荒天や雪の気配は感じられない。
残念ながら富士山は雲に隠れて見えなかったが
その代わり着陸直前に夕焼けを見ることができた。


さて、この日は羽田着が16:40。
もちろんこのまま東京駅から花巻に帰る手もある。
でも東京にもう1泊しようと旅行直前に決めた。
理由は2つ。
ひとつは冬型の天気予報だ。
羽田から東京駅に向かい、新幹線に乗ると
新花巻着は早くても夜9時ごろになる。
暗い中、駐車場で車を雪の中から掘り出したくない😅
そしてもうひとつは、
実は今回花巻から東京へは大人の休日倶楽部パス。
4日間JR東日本に乗り放題だから
あと1日余裕があるから、急がなくてもいいのだ。

4日目はいろいろと昔のことを教えてもらっている
年長の従姉妹と会って山口のことを報告。
何かしらのアクションのたびに新しいことがわかる。
それを従兄弟、従姉妹たちと共有することも大事なことだ。
さぁ、ファミリーヒストリーをまとめに入る日も近い。
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旅3日目

2024-01-25 | 



天気予報通り、
昨日朝起きてみたらご覧の通り。
ここは花巻かっ!とツッコミ入れたくなるが
まぁ道路が凍ってるわけでもなく
気温もせいぜいマイナス2度ぐらいと
そんなに寒いわけではない。

朝から防府の方へ出かける計画だったけど
電車が止まる懸念があったために
とりあえず朝9時にはチェックアウトして
湯田温泉から乗り換え駅である新山口へ。
そこでどうするか考えることにした。

ところが新山口駅周辺も積雪。
こりゃー防府に行くと
下手したら電車止まって帰って来れなくなるかも
・・・と予定を断念することにした。
とはいえまだ10時前。
空港行きのバスは早くても13時過ぎなのでヒマだ。
とりあえず駅内カフェでコーヒー飲みながら
飛行機のオンラインチェックインを済ませ
ゆっくりとお土産まで購入。
ちと早いけど、ランチしようかな。
とはいえ、せっかくなのでありきたりは避けたい。

駅を出て周辺を歩いてみたら
なんと↓のような素敵な「純喫茶」を発見!



さっそく入ってみる。




素晴らしい!
聞けばもう70年も続いてる店とのこと。
今は3代目の女性が
おばあさん、お母さんから引き継ぎ
昔からの常連さんに助けられて営業とのこと。
お抹茶と甘味どころなので、ランチはコレ。


ベストチョイスだったなー😊
山口の甘い醤油が嬉しい。
そしてもちろんデザートも欠かさない。


女学生の頃から通っている80代の方などが
毎朝のようにやってくるのだそうだ。
建物も当然昔のまま。
こんな店が残っているって嬉しいよなぁ。
お店の方といろいろ話しているうちに時間がきた。
今度の旅の最後のご褒美。

その後駅に戻り、空港行きバスに乗って
後ろ髪引かれながら山口を後にしたのだった。
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旅2日目

2024-01-24 | 

宿泊は湯田温泉に2泊。
ちょっと熱めのトロトロ温泉を堪能。
(夜食べたものはまた後ほどまとめて)
旅2日目となる昨日は
まず湯田温泉駅から山口線に乗車。
山口駅まで1駅のローカル線を楽しんだ。





さすがは西京と言われた小京都。
ニューヨークタイムズの行くべき町にも選ばれた
ひっそりと風情ある良い町だった。
新幹線の駅のような駅ビルでもない小ぢんまり。
駅前も何棟かのマンションを除いて
ほぼ2階建ての家や店が駅前から並んでいる。
よくあるような中央資本のチェーン店が見当たらない。
家々は瓦屋根で軒が低い歴史ありそうな佇まい。
総アーケードの商店街も楽しい。



ここでのミッションは山口市役所で
曽祖父などの謄本を取ること。
古い記録で時間もかかり、手間を取らせてしまった。
その後ランチも含めて街中を歩き回る。
路地が楽しい。



東北では見ることのない庭木の夏みかん発見。
もう梅も咲き始めていた。

午後からは湯田温泉に戻る。
まずは駅前にある井上公園へ。
井上馨の邸宅があった場所が公園になっている。






中には山口出身の種田山頭火の句碑と
中原中也の詩碑がある。
三条実美が滞在した建物も。

午後からのミッションは中原中也記念館だ。


生家である中原病院跡地に建っている。
実は高校時代からの中也ファン。
資料として展示されている情報はほぼ既知だが
ひとつだけ初めて知ったことがある。
東京で中也が長谷川泰子と同棲していたのは
なんと高円寺だったとのこと。
ここから泰子は小林秀雄宅へと移ることになる。
友人に恋人を取られた中也だが、
泰子の引っ越しを手伝ったとの話が残っている。
その後も陰になり日向になり
中也は泰子の相談に乗ったりしていた由。
なんか、その時の中也の心情がわかるんだよなぁ。
で、中原館長に挨拶。
今年は賢治の「春と修羅」刊行百年となるので
早い時期に賢治を評価していた中也について
何かと相談することも出てくる可能性もあるので。

中也記念館を出た後、
湯田温泉街をぶらついていたらこんな店が。


なんと!😅
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旅初日

2024-01-23 | 





この景色を見に来た。
子どもの頃から想像していた場所。
ここを見ただけで
今回の旅の目的のほぼ8割達成。
なんか感無量で思わずウルっときた。
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禍福は糾える縄の如し

2024-01-22 | 



今日から旅のスタート。
羽田からの飛行機の時間に合わせ
新幹線の時間を調べた結果
新花巻には停まらず北上に停まる列車を選んだ。
ただし帰りのことを考えると新花巻に車を置きたい。
ということで、いろいろ調べ、
新花巻から釜石線で花巻へ
   ↓
花巻から東北線で北上へ
というルートと乗り継ぎを発見。
滅多に乗ることがない釜石線に乗るチャンス。
これがいい。

ということで、今朝念のため早めに家を出た。
新花巻は向かう車中では
いつものようにFMone(花巻コミュニティFM)を聴く。
旅に出る微かな緊張が落合さんの声で癒される。
・・・が、ちょっと待て❗️
何???釜石線が遅れてる???
心臓がバクバク鳴り出した。
ヘタすりゃ新幹線も飛行機も予約がオジャンだ💦

落ち着け。
多少余裕持って家を出たはずだ。
運転中はスマホで調べられないけど、
新花巻まで行けば何かしら手段があるはずだ。
車を駐車場に停め、急いで新花巻駅へ。
直後に来た登り新幹線やまびこに飛び乗る。
セーフ❗️
北上での乗り換えに間に合う唯一の新幹線だった。
北上で降りて、予定の新幹線を待つ←いまココ
ようやくここからは予定通り。

余裕持って早めに家を出てきてよかった。
車の中でFM oneを聴いててよかった。
ちょうど交通情報やっててよかった。
落合さんありがとう😊
禍福は糾える縄の如し。
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正月に引いたおみくじ

2024-01-21 | 生活の風景

明日から旅に出る
・・・さわぐな?わかった😅

旅もだけど、
縁談もひそかにしないといろいろさわりがあるようだ🤣
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FishmanCoffee Roastery店

2024-01-20 | 食べ物・お店

自家焙煎のスペシャルティコーヒーが飲める店。
こだわりの焙煎、こだわりのハンドドリップ。
気持ちのリセットにはもってこいだ。
店名の通り、釣りマイスターでもあるオーナーとは
花巻のまちのこと、社会のことなど
いろいろ話ができるのも自分的には嬉しい。
中深煎りのコロンビアのお供はベークドチーズケーキ。
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訃報

2024-01-19 | 風屋日記
訃報のたびに、1時代が終わったと思うのだが
今回いただいたお知らせもその大きな転換点となる。
いつも優しい眼差しで、とてもお世話になった方。
お元気だった頃の微笑みが今もくっきり瞼に浮かぶ。
21日に葬儀。
合掌。
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「ドライブ・マイ・カー」

2024-01-18 | 映画・芝居・TV

その先にあるもの???
そういう内容?
この映画の先に何かあるのか?
ちょっと違うかなと思って観たんだけど。
でも確かに最後がよくわからなかった。

以前から話題にもなり、興味あった映画を
ようやくNetflixで視聴。
なにせ普通の映画の2倍近い3時間の映画なので
そうそう気軽に観始められない。
たまたま終日何も予定がなかった日曜日に
(仕事はあるんだけど😅現実逃避)
意を決して観ることにしたのだった。

話題になった時から「3時間???」と思っていた。
「広島???」とも思っていた。
原作の短編にそんな場面あったっけ?
もう一度原作を読み返してみようと思うけど
かなり饒舌な内容の映画にしちゃった感があるんだなぁ。
饒舌な割に説明的じゃないから
そこから先のストーリーのベクトルがわからなくなる。
西島さんはじめ、俳優陣は悪くない。
特に韓国人夫婦と三浦透子さんはとても良かった。
三浦さんはこれまでの出演作も存在感が際立っていたけれど
これからちょっと注目してみようかな。
岡田将生がちょっと残念。
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ウクレレ

2024-01-17 | 音楽

ヘタクソながら、普段ギターを弾く。
アコギはまぁ何とか歌の簡単な伴奏程度なら慣れてはいる。
エレキは経験不足で、アコギ譲りの我流で弾いたりしていたが、
ここにきていろいろ学びつつある。
新しいことを学ぶことそのものは楽しいけれども、
如何せんなかなか時間が取れない。
本当は毎日でも触り続けたほうがいいんだろうけどね。

弦楽器で言えば、
ベースは中学時代に1度だけ弾いた経験がある。
クラス会か何かで同級生4人でその場限りのバンドを組み、
確か、甲斐バンドの「裏切りの街角」と
DTBWバンドの「港のヨーコ ヨコハマ ヨコスカ」を演った🤣
バイオリンやチェロなどの弓を使う弦楽器は触れたことすらない。
三線は工工四を見ながらなら、ゆっくりの曲は何とかなる。
経験はそんなもん。

ところで、曲のリアレンジによるカバーが好きだ。
完コピなら本物を聴いていたほうがいいと思うのだが
演奏者なりのアレンジがとても興味あるし面白い。
(だからNHKの番組「カバーズ」が好きだ)
東京に単身赴任している時、ふと
「エルトン・ジョンの『Your song」を
 ウクレレで弾き語りしてみたらどうだろう」
と思いついた。
どうせ単身赴任で仕事から帰ってもひとりでヒマだ。
錦糸町の楽器屋で安いウクレレを買ってみた。
・・・のだが、面倒になってそのままお蔵入りしていた😅
先日孫と遊んでいて、おもちゃに使えないかなと
埃を払って出してみた。
もちろん孫はビヨンビヨン弾くまねだけで満足したが、
孫が帰った後、今度はこっちがハマりそうになっている😁

すっかり忘れていたコードをネットで検索しておさらい。
カノン進行のコードだけ見つければ
いくつかの曲を爪弾いて歌ったりできる。
チューニングの違いに慣れるのに時間がかかりそうだが
ギターのように多少オカズも入れられそうだ。
しばらく遊んでみようか😊
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