Machicoco便り vol.36

明日は月に一度のFM花巻「マチココスタイル」放送日。
今回はいつもとは違って趣向を凝らし、
気取った標準語ではなく、いつもの花巻弁の話し言葉で。
時々、土地ごとの言葉を聞きたくて
ラジオアプリであちこちのコミュニティラジオを聴いてみるけど
みんな標準語ばかりでつまらなく感じていました。
そこで、そういうリスナーもいるかと
いつもの話し言葉でトライアルしてみるつもりです。

それと、今回の放送では
Machicocoからの呼びかけによる
着物散歩DAYを11/3に開催することも告知予定です。



当日はこの呼びかけに合わせ
マルカンビル１階カフェにてお抹茶特別メニューを提供予定。
10時〜15時の時間限定メニューとなります。
当日は晴れの予報が出ています。
秋晴れの気持ちいい天候の下、着物でのぶらり散歩のついでに
休憩時のお抹茶はいかがでしょうか？

「マチココスタイル」放送は13:20〜 周波数78.7MHz
ラジオアプリでもお聴きになれます。
「ジサマとあねっこ」コンビによるワイワイ放送お楽しみに(^_-)

ラオス食堂

ゲストハウスmeinnで行われた上記イベントに参加。
ラオスと聞いたら行くでしょ（笑）

いただいたのは鶏肉のラープと野菜に蒸したもち米のセット。







近隣のタイ料理と全く違い
どちらかというと日本人に合うダシが利いた料理。
優しい味だよねー。
ビールもいただいたけど、日本酒にもよく合う。
ビール１本のあとは、地元の日本酒タクシードライバー３杯(^^;
めっちゃ久しぶりに会った人もいて
ほぼ２人でついつい話し込んでいるうちに杯が進んだこともあり。



ランチメニューだったというカオプンまでいただき大満足。



15年間ラオスで暮らしたという森さんの料理は
おそらく本格的なもの。
タイでラープというとナマ肉のイメージがあったけど
ラオスは違うんだねぇ。

ラオスに憧れるようになって20年ほど。
いつか行ける日は来るのだろうか。

背負うもの、捨てたもの

年齢を重ねるごとに
目に見えない色んなものを少しずつ背負っていくことになる。
特に会社勤めだと、キャリアとともに組織の立場としての責任も。
会社を辞めて、たくさんの荷物を下ろしたけれど、
（子ども達が独り立ちした時も、子育ての荷物を下ろした）
今、自分のことだけ考えれば良い立場になっても
また違った、社会的責任ともいうべき荷物が
時間を経るごとに徐々に増えていっている気がしている。

一方で、年齢による体の衰えとともに
「もうそろそろいいかな」「もう無理かな」と
人生の道の途中にひとつずつ置いてきたものもたくさんある。
みんなで飲みながらワイワイ騒ぐのもそうだし
（今は話をしながら静かに飲むことが多い）
仲間集めて大勢で何かしらイベントごとを仕掛けるのも。
イラストや絵を描くのも、もっと上手い人がたくさんいるので
相当前に止めてしまったし、一時ハマりかけていた釣りも。

野球もそのひとつ。



若い頃はあんなに一生懸命やっていたんだけど
（会社のチームでは捕手か一塁を守って４番を打っていた）
もうあの頃のようには体が動かない。
一番は肩と足。投げられない、走れない。
体が硬さと下半身の弱体化でボディーバランスも悪くなったので
内外野ともにまともに守れない。
ブランクが長いのでバッティングもタイミングが取れない。
（当たればなんとかなるけど）
捕ることだけは今もなんとかなるが、目が不安。

年に２度、今も出番がないわけではないが
７月の50歳野球はタイミングが合わず、
ここ数年で１度しか行けていない。
昨日はもうひとつの機会である花巻市長杯だけど
こちらは若手によるガチンコなので若手がチームを構成し
私はコーチ役というだけ。
それも昨日は取材があって行くことができなかった。

野球のユニフォームの袖を通すのもぼちぼち終わりかな。
かすかにつながっていた荷物を降ろす時が来たのかもしれない。
体が動いている時にはわかっていなかった技術が
今は頭でわかることもある。
頭でわかっても体で試すチャンスはもうない。
若い頃、体が動いていた頃に
そういう理解ができていたらもう少し上手くできたかな。
心技体揃うってのはなかなかできないことなのかもしれないね。

今は目一杯野球をやっている次男。
体が動いているうちは続けていけばいい。
いつか、やりたくてもできなくなってくるのだから。

「永訣の朝」コンサート終了

予想以上のたくさんの方にご来場いただき、
好意的なお言葉や感想もいただいた。
ご来場くださったお客様方、
素晴らしいステージを作ってもらった出演者の方々、
スタッフを務めてもらった方々など、
関わってもらった方々全員に心から感謝。
楽しかったな(^^)

今日です

まだ若干お席に余裕があります。
当日入場もOK。
めったにできないイベントで
なおかつ破格の入場料です。
ぜひお出かけください。

鳥茶屋@神楽坂

神楽坂での食事で好きな店のひとつ。
打ち合わせを兼ねたランチで何度か来ているけど
周辺の路地がいかにも神楽坂の風情でいい感じ。
この店は坂（石段）の途中にあるが
店に入らずそのまま降りていけば神楽坂の見番がある。
そんな界隈にこの店はある。
（本店は神楽坂メイン通りから反対側の路地に入ったところ）

うどんすきも有名らしいけど、
やっぱりここにきたらトロトロ親子丼でしょ。



ボリュームもあり、ダシも効いていて美味しい(^^)



このセットはデザートにアンズのシャーベット付き。

東京にある昭和な喫茶店

新宿や渋谷、原宿に六本木など「東京」からイメージする街は
最先端の建物が立ち並び、人々が忙しく行き来する街かもしれないが、
実はそこここに昭和な風景や店が残っている。



例えば、外国人観光客でいっぱいの浅草の片隅にはこんな店。
店内は永ちゃんのポスターだらけ（笑）
「タバコ全席OK」の張り紙から感じるユルユル感も
いかにも浅草らしい。
最近は浅草の老舗レトロ喫茶店「アンジェラス」ですら
禁煙になっているぐらいだから
いかにゆるい雰囲気かわかろうというもの。
それでも若いカップルなどで結構混んでいた。

今回の発見は虎ノ門のここ。



虎ノ門ヒルズができ、官公庁が並ぶ霞が関も近い。
オープンテラスのカフェなどもあるちょいとオシャレに見える街だが
古い木造の蕎麦屋も残っていてほっとする、そんな一角、
古いビルの地下にこの「喫茶フーガ」はあった。

こういう店に居がちな、
ボウタイつけた老ウエイターでもいるのかと思ったら
結構若い女性がお母さんらしき人と一緒に経営している店だった。
常連さんなのか、そこここの一人客と軽愚痴を交わしている。
・・・と思ったら、当方にも一言二言。
気取らず、にこやかでアットホームな店なんだねー。



小雨模様で、傘もささずに早足で歩いたせいで暑く
注文したのはコーヒーフロート。
このメニューも昭和っぽいけれど、レスカなんかもあったよ（笑）
それなりのランチも取れるみたいだから。次回はご飯食べてみようか。

虎ノ門駅から徒歩１〜２分ほどの路地に地下への階段がある、
シチュエーションまで昭和な店。

東京散歩 2018秋 両国

先週木曜日の夜、花巻を発った夜行バスは
早朝６時に上野駅前に着いた。
その夜予約入れていた浅草のホテルに荷物を預け、
24時間営業のファミレスで朝食兼洗顔。
ゆっくり一服つけても、
まだまだ仕事のアポには時間がたっぷりある。
ということで、
以前から一度歩いてみたかった
隅田川東岸の道路を南下してみることにした。

吾妻橋を渡ってすぐ右折。
駒形橋や厩橋も通り過ぎると、目的だった横網公園へ。
この隣には巨人の阿部選手の母校である安田学園や
安田公園などが川ぞいに並んでいる、緑が多い地域だ。

横網公園には関東大震災と東京大空襲の追悼碑があると
何かで読んで一度行ってみたかったのだ。
浅草から深川に至るこの周辺一帯はどちらの災害時も
一面火の海になったところ。
横網公園は被服廠だった場所だから人もたくさんいた。
身元もよくわからない遺体が山積みにされたことだろう。





関東大震災後に建てられた慰霊堂。
今では空襲の慰霊祭も行われているという。



中には関東大震災の悲惨さを伝える絵画が右の壁に、
東京大空襲後に撮られた写真が左の壁に並ぶ。
静謐な空気。



近くには慰霊のモニュメントもある。





こちらは震災で犠牲になった子どもたちの弔魂像。
幼い子達もたくさん犠牲になったと思いながらこの像を見ていると
じんわり視界がぼやけてくる。
安らかに眠って欲しい。

横網公園は、両国国技館裏、
JR両国駅から国技館を回り込むように歩くと近い。

詩の朗読とJAZZ「永訣の朝」コンサート

今週末 10/27（土）にこんなイベント行います。

宮沢賢治に心頭し、
賢治が妹トシとの別れを描いた詩「永訣の朝」をモチーフに
オリジナル曲を作曲したピアニスト遠藤征志さん。

その遠藤さんとバラード州のアルバムを出した
地元花巻出身のJAZZシンガー下村瑞枝さん。

長いこと賢治の作品朗読を行ってきていて
ネイティブな花巻弁でトシの言葉を伝える伊藤諒子さん。

３人の出演者によるコンサートです。
折しもこの日はトシの命日のちょうど１ヶ月前。
会場であるイーハトーブ館周囲の木々も色づいて
秋真っ盛りの季節です。

残り少なくはなってきましたが
当日入場できる券もまだありますので、
ぜひ紅葉狩りついでにお出かけください。

秋の山

少しづつ色づいてきてるけど
紅葉真っ盛りにはまだもう少し。

花巻・高村光太郎記念館にて。

トークライブ 出版メディアの最前線「もっと多様で もっと雑な」

昨日、東京は墨田区向島の
アコースティックライブバー「NINE LIVES」で開催された
このイベントに参加してきた。
現代のメディアの流れに疑問を持つ
とんがった編集者、出版社、書籍紹介web担当者が
それぞれの立場でぶっちゃけトークのライブ。

基本的にこの日のテーマには全面同意。
メディアの世界だけじゃ無いよね。
政治も社会も、世の中の風潮全部に言えることだと思う。

「じっくり取材したネタを記事にした70年代までと違い、
80年代以降は時間もコストもかけない上澄みの情報ばかりで
雑誌がつまらなくなった」

雑誌の衰退はインターネットのせいばかりじゃない。

「雑多さ、曖昧さ、胡散臭さ、インチキ臭さが消え
情報が漂白されてきている気がする」
「ある種の緩さが雑味に変わって面白いと思うのだが、
社会が出来の良いものを求めすぎていて、
キレイに横並びになっている」

もっと言うと、雑味が徹底的に排除されてきてはいないか？
それは経済最優先の社会が成せることのようにも見える。
効率や利益ばかりを追い求め、
無駄なことが排除される社会は窮屈でつまらない。
当然ついてこれない人たちも沢山いるだろう。
貧困や、ニートや、差別や、青少年の自殺なども
そういうところから派生している気がして仕方ない。

迷ったけど、参加してよかった。

Mchicoco便り vol.36

花巻まち散歩マガジンMachicoco（マチココ）10号は本日発売。
特集は「花巻の音楽」。
イーハトーブ音楽祭など花巻の音楽シーンを取り上げています。



それに合わせて「サワジンのあったった」も「音楽」。
かつての花巻の音楽シーンの思い出を思い切り語ってもらいました。

第２特集は、10/6に開催したフォトウォークに参加された
皆さんの写真をすべてUPしました。
正直言って驚くほど素晴らしい写真揃いです。
ぜひ誌面でご鑑賞ください。

「顔と手」は小原提灯屋さん。
「チャレンジングドア」は、すっかり有名人になった
大迫でぶどう農家となった鈴木寛太くんです。
他にも「賢治の散歩道」「和装で散歩」「まきまき花巻」に
FMoneのページもあって盛りだくさん。
お楽しみいただけると思います。

花巻まち散歩マガジンMachicocoは
下記ご協賛店様にて、税込500円でお買い求めいただけます。


鉛温泉 藤三旅館
花巻市鉛字中平 75-1 tel.0198-25-2311
hp.www.namari-onsen.co.jp

賢治の広場
花巻市上町3-4 岩田ビル 1F
tel. 0198-24-0818

はちすずめ菓子店
紫波郡紫波町日詰郡山駅53
hp.http://hachisuzume.com

小山田司法書士事務所
花巻市花城町 12-6 tel.0198-22-4194

株式会社木村設計 A・T
花巻市下小舟渡 237-3 tel.0198-23-3818

Healing Salon Re:BORN(リボーン)
花巻市星が丘 2-28-7 スターヒルズ 102
tel.080 5220 4183

耳鼻咽喉科・わたなべとしや診療室
盛岡市北飯岡 1-2-67 tel.019-656-4133
hp.www.toshiya-ent.net

ユキノハナ動物病院
花巻市不動町 1-8-1 tel.0198-29-5488
hp.yukinohana-ah.com

株式会社中央コーポレーション
花巻市東宮野目第 11- 5 tel.0198-26-3033

小田島商事株式会社
花巻市卸町 66 tel.0198-26-4151

5th SEASON(ファイブシーズン)
花巻市大通り1丁目4-14 tel.0198-29-5512
fb.5th season

豆蔵おしきり
花巻市成田 17-119-7 tel.0198-29-6232

鏑八幡神社
東和町土沢 5 区 169 tel.0198-42-3531

東和温泉
花巻市東和町安俵6区 135 tel.0198-42-4311

たく整骨院
花巻市上町 12-12 tel.0198-22-7763
hp.2.onemorehand.jp/taku_ seikotsuin/reserve/index?lang=ja-JP

寺内歯科医院
花巻市西大通り 2-13-13
tel.0198-41-1818

カシワタニ動物病院
花巻市西大通り 2-371-2 tel.0198-22-2494
hp.nttbj.itp.ne.jp/0198222494/index.html

須田内科医院
花巻市円万寺字下中野 46-4 tel.0198-38-1121

高村光太郎記念館
花巻市太田 3-85-1 tel.0198-28-3012
hp.www.hanamaki-takamura- kotaro.jp

白鳥の停車場
花巻市高松 26-3[ 童話村内 ] tel.0198-31-2040

株式会社東家
盛岡市中ノ橋通 1-8-3 tel.019-622-2252
hp.www.wankosoba-azumaya.co.jp

高木丘クリニック
花巻市高木 18-61-2 tel.0198-22-0103

中舘内科クリニック
花巻市不動町2-1-4 tel 0198-41-1515

cafe’Restaurant B&B 無ら里(ぶらり)
花巻市一本杉 35-19 tel.0198-24-2026
hp.burarihanamaki.web.fc2.com

だいわブルーベリー園
花巻市鍋倉字地森 7 tel.0198-24-4888

どんまいプロジェクト
販売:ファームプラス 花巻市上根子字下田 60-2
tel.0198-33-0594
fb. どんまいプロジェクト花巻 Instagram. ファームプラス

田舎 labo
花巻市湯口字蟹沢 13-1 tel.0198-29-5991
hp.inakalabo.jp

社会福祉法人 大谷会
花巻市湯口字松原 53-1 tel.0198-25-2125

キクヤ
花巻市東和町土沢 5 区 405 tel.0198-42-2632

松葉商店
花巻市東和町土沢 5 区 380 tel.0198-42-4325

Barbershop switch(スイッチ)
花巻市御田屋町 1-60 tel.080-3328-9777

株式会社三田商会
花巻市御田屋町 1-33 tel.0198-22-3030

及川歯科クリニック
花巻市仲町 9-17 tel.0198-22-5522

株式会社風童社
花巻市桜町 4-240-1 tel.0120-249-166
hp.fudosha.co.jp

株式会社星光舎
花巻市桜木町 3-27-2 tel.0198-22-3177

HAIR & MAKE EARTH 花巻店
花巻市桜台 2-23-2 tel.0198-21-3288

合資会社末廣 パティスリーアンジュ
花巻市星が丘 1-1-18 tel.0198-21-1488

スターブリッジいわて株式会社
花巻市松園町 1-6-1 tel.0198-23-0771
web hp.http://iwate-starbrand.
fb. いわてのギフト iwate star brand

Joe's Lounge(ジョーズラウンジ)
花巻市大通り 1-4-14 小友ビル 1F tel.0198-29-5655
fb.joe's lounge

なはんプラザ
花巻市大通り1-2-21なはんプラザ1F
tel.0198-22-4412 hp.http://nahan-plaza.jp

大原ホンダ
花巻市下小舟渡 540-11 tel.0198-23-2024

宮沢新聞店
花巻市末広町 2-17
tel.0198-23-5416

株式会社上町家守舎
花巻市上町 6-2 マルカンビル 1F
tel.0198-29-5588 fb. 花巻家守舎

有限会社小田島薬局
花巻市上町 6-5 tel.0198-23-5161

茶寮かだん
花巻市花城町 11-12 tel.080-2823-1048
fb. 宮沢賢治の花壇+茶寮かだん

株式会社文化タクシー
花巻市双葉町 6-2 tel.0198-24-4151

株式会社ホテル花城
花巻市東町 9-30 tel.0198-22-2333

カフェレストランきゃびん
花巻市矢沢4-62-27 tel 0198-31-3023

株式会社フリップフード
花巻市南城104-6 tel 0198-41-9911
hp flipfood.co.jp

浅草にて

あんなに好きだった夜行バスも
体がボチボチしんどくなってきたな。
上野でバスから降りた時にフラついてしまった。
結局年齢には勝てないってことか。

なんかね。
やっぱり浅草ってとこは人も空気も違う気がする。
早朝出勤のサラリーマンが足早に歩く上野から
２駅乗って田原町で降りた途端目に入るのは
ボサボサ頭にくたびれた野球帽をあみだに被り
ジャンバー姿の肩をすぼめ、
くわえタバコで歩くおっさんたち。
もう平成も終わるというのに、ここだけは昭和。

４年半前までは毎日見上げたスカイツリーも
今はお上りさん目線で眺めている。

他山の石

こんなルポを読んだ→ 倒産スーパー 社長が語る地方

地方の商店街再生には
商店街を構成するひとりひとりの意識が大事。
そしてそれは商店街だけじゃない。
市民個々人の意識や熱意も絶対に必要だ。

今日も

背中を伸ばす
地に足をつける
ゆっくりでいいから自分の足で歩く
ちゃんと周囲に目を配る
まずは目の前にあることを
ひとつひとつ手がける
深呼吸する