風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

道理の政治は・・・

2007-02-28 | 風屋日記
かぼちゃ大福。
花巻の産直販売店「案山子」の名物。
焼きプリン大福と並ぶ人気者だよ。
中身はトロトロのかぼちゃと生クリームのコラボレーション。
うめぇ(^-^)

    ◇      ◇      ◇

さて、今日の話題予定をちと変えて。

衛藤さんの復党問題。
別に自民党内部のことだから勝手にすればいいけどサ。
でも郵政民営化反対後の除名から刺客まで送り込み
徹底的に「カイカク」を進めたことに対する
有権者の票の意味はどう考えてるんだろう。
バカにするのも大概にして欲しい。
首相の「おトモダチ」だから仕方ないわけ?

さっそく異を唱えた公明党には最初感心したけど、
よく聞いてみたら、結局は公明党も選挙の問題だよ。
選挙協力で自民が公明を応援することになっていた比例区に
衛藤氏が出ることになりそうだからの公明の反対。
どいつもこいつもテメェのことしか考えてない。
自民内部で筋論から異を唱える山崎・加藤コンビの方が
まだ正論を唱えてると思うよ。

まぁ民主党も都知事選の候補者選びでは
ひとりひとりがテメェのことしか考えてないことが
白日の元に晒されつつあるわけで、
どっちもどっちかな(^^;

道理に基づき、筋を通す政治はいったいどこへ行った・・・。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出張だず

2007-02-27 | 風屋日記
まンずはァぜーんぶ久すぶりの出張だず。
明後日の夕ま方がら金曜日いっぺぇ。
木曜は東京サ着いでメシ食って、あどは寝るばりだども
金曜は久すぶりの友だぢどランチ。
その夜はrwwaさんど、これまだ久すぶりの逢瀬(^-^)
長男がバイトでねぇば、そのままアパートさ泊まって
土曜日の昼間に帰るって段取りだ。

ま、こういうごどでもねぇど、
今度の東京出張は
やンべに緩ぐねぇ仕事ばりあるがらなー(^^;


そんなごどで、
土曜に同窓会役員どして呼ばれでだ高校の卒業式や
今度選挙サ立づ知人の決起集会は出られねぇっつーごどで(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CDラック

2007-02-26 | 風屋日記
家中あちこちに散乱していたCDを整理すべく
某所から3段組のCDラックを無料で手に入れてきた。
土曜は出勤だったため、さっそく昨日一日かけて整理実行。
こう見えても割にマメな性格なので分類別の収納にtry。

おもしろかったよ。
1アーティストで一番枚数を持っていたのは
意外にもSouthern All Starsだった。
まぁ母ちゃんがファンってこともあるけど
母ちゃんは自らCDを買ってくるようなヒトじゃない。
要は母ちゃんの誕生日やクリスマスの私からのプレゼントね。

次に多かったのは言わずと知れたEric Clapton。
LPレコード(!)や録音したMDも合わせると
Cream以降のアルバムは全部持ってると思うからね。
たくさんCD、さもなりなん。

その他には、密かに(でもないか)ファンの
Charが5枚、BEGINが4枚、内田勘太郎3枚等などナド・・・。
ユーミンも2~3枚あったりして(*^-^*)

古いBluesは結構あったなぁ。
Robert Johnson、Muddy Waters、Elmore James、
Blind Break、Mississippi John Hurt、Sleepy John Estes、
Leroy CarrにSon House and more・・・。
3段組の一番下の段の半分以上を占めちゃった(^^;

古い70年代フォークアルバムも結構あったよ。
赤い鳥、風、吉田拓郎、友部正人、森田童子、西岡恭蔵・・・
同じ頃のJポップ&ロック系だと
はっぴいえんどがらみのキャラメル・ママ、鈴木茂、大瀧詠一、
サディスティック・ミカ・バンド、外道・・・
日本のBlues系では
憂歌団、ソー・バッド・レビュー、上田正樹、近藤房之助、
木村充輝に有山じゅんじ、南正人・・・。

そして懐かしの洋楽関係では
Bob Dylan、S&G、Beatles、Rolling Stones、Jimi Hendrix、
Neil Young、Santana、Carpenters・・・。
変わったところではボサノバ系。
Antonio Carlos Jobimが3枚の他、Joao Gilbertoも。

結局全部は納まりきらなかったけど、
今まで使っていたラックも合わせて無理矢理収納。
CDラックに入らなかったものとしては
どれも大学の同級生Cさんにもらった
コッキーポップやNSP、ふきのとうなどのたくさんのCD。
ちゃんとラックの上に置き場所を作ったからね。

私の好みをセキララに表すCDラック。
本棚同様、人に見られるのは嬉し恥ずかしだねー(^-^)
でも好きなものがひとつにまとまるとやっぱ嬉しいよ。
居間のその一角は特別な場所になったかな。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬と春の狭間

2007-02-25 | 風屋日記
昨日、今日と、この週末2日間は快晴。
例えば今日は朝が-7度、日中が2度と冷えているものの
その分空気が透明で、きれいな景をあちこちで見た。
気温は冬、日射しは春。
ちょうど狭間の週末。

午後の岩手山

昨日、会社の3階からの撮影。
この角度からの岩手山は午後の方が表情がある。
峰と谷が深い陰影を刻んでいる。
残念ながら夕日は岩手山のななめ後ろに沈むため
赤く染まった岩手山を見るには
別の角度からの撮影が必要になるけれど。

グランドの夕日

これは今日の夕方。
花巻北高のグランドから見た夕日。
外に出ると手がかじかむほど冷えていたので、
車の中から溜め息が出るほどきれいな夕日を撮った。
うまく撮れただろうか。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心を鍛える

2007-02-24 | 風屋日記
昨日「高校野球強豪校はどんな練習をしているか」という
雑誌というかムックを買ってきた。
帰りの電車の中で読み、その後は次男に渡したけれど、
なかなかおもしろかったよ。

学校ごとにいろいろ工夫して練習していたが
各校の監督さんが口を揃えて言ってることは「意識」「気持」だ。
どんなに厳しい練習をしても、どんなに長い練習をしても
「勝とうという意識」「自分に負けない気持」
「野球への真摯な態度と理念」
そして広い視野と周囲のことへの気配りがないと
いい選手にはなれないし、いいチームも作れない。
ただ試合に勝ちゃいい・・・というチームは真の強さは持てない。

かつて私は小学校~中学校のコーチもしていた。
この雑誌に書いてあることはうなづけることばかりだ。
「精神論」は昔から大嫌いだったけど、でも上記に加えて、
コミュニケーション能力や素直さも必要かなと思う。
そういう意味で部室の掃除だって、グランド整備だって、
あるいは挨拶や返事なども、野球との関係は大アリだ。
仙台育英や東北高校で何度も甲子園に行った名監督で知られる
現在の國學院大学竹田監督は、
全選手にグランドフェンスのペンキ塗りをさせるのだという。
それも選手達自身に気づかせる方法で。
それは「精神論」ではなく気持を育てているのだろう。

昨夜は母ちゃんがご飯のセットを忘れていた(^^; ため、
夕飯は中華料理屋での外食となったのだが、
そこで出会ったのがコーチをしていた時の選手だったヤツ。
高校では軟式野球をし、卒業後は就職したとのことだが、
昨日会った時は金髪の坊主頭であご髭を生やし、
眉も細く剃って耳や鼻にピアスをつけた腰パン姿。
ちょっと見はコワ面の兄ちゃんだ。
そいつが私を見つけ、ニコニコしながらピョコンとおじぎをする。
手招きし「久しぶり、何だか見た目オッサンだなぁ」と声をかけた。
「はぁ、すんません」とニコニコ。かわいいヤツだ。
「しっかり仕事してんのか?」「ハイ、面白いっす」
実は高校で硬式野球を続けて欲しかったヤツのひとりだった。
あのパワーと、体躯に似合わない柔軟さ俊敏さ、
そして持ち前の素直で人なつこい性格がうまく働き、
いい選手になると踏んでいた。
まして彼が通った高校は彼が3年の時の甲子園出場校。
惜しいことをしたな・・・。

最近話題になっているのが、
かつて日本を代表する4番バッターだった元近鉄の中村ノリ。
メジャーへの挑戦に夢破れ、
昨年はオリックスでプレーしたものの怪我から結果を出せず、
球団と自分の評価についてモメた挙げ句退団。
その時点で自分自身に過大評価を下し、欺瞞だったのだろう。
ところがどの球団からもオファーは来ない。
ようやく中日で今テストを受けさせてもらっているところだが、
髪の毛も黒く戻し、坊主頭で謙虚に頑張っている。
ここ数年とくらべると体も見違えるほど絞れ、出来上がっている。
はじめからそういう気持があれば、
オリックスでも、いやあるいはメジャーでも
きちんと結果を出せたかも知れない。
野球は技術やパワーではなく、気持ちが大事とのいい例だ。

逆に、運転免許を取り消されても運転を続け、
とうとう今年無免許で人身事故を起こして
オリックスから解雇された前田勝彦は気がつけずに終わった。
中村も前田も高校時代はお山の大将。
その頃に体ばかりではなく心も鍛えておかないと、
結果として社会にも迷惑をかけることにもつながるな。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CM・広告 考

2007-02-23 | 風屋日記
仕事柄CMなどの広告はよく見る。
CM・広告で最も大切なことは3点。
まず目を惹かなければ意味がない。
1人でも多くの人に認識してもらうことこそ
コストパフォーマンスのいいCM・広告と言える。
2つ目として、
宣伝対象である商品なり会社なりのポイントを
決められた時間内に簡潔に、しかも正しく伝えること。
いくら目立つCM・広告でもその部分が欠けてしまうと
何のために喧伝するのかわからなくなる。
そして最後に(私はこれがもっとも大事だと思うが)
哲学や理念を持って、倫理に基づいた表現であること。
目も惹く、商品もわかった、
でも公衆の面前に出すべきではないだろう・・・
という表現では社会的に許される広告ではない。

小林製薬のTVCMを面白く見ている。
「熱さまシート」や「トイレその後に」などの商品を
音楽も有名タレントも使わず、
また印象的なキャッチコピーなどのテクニックもなしで
一貫して地味なCMを流している。
ナレーションいつも同じ人では徹底的に説明口調。
もしかしたらクリエーターはもちろん、
広告代理店すら使っていないんじゃないかと思えるほど
何の工夫もないように見えるCM。
・・・が、同社のすべての商品のCMが同じノリなので、
CMが始まった途端にすぐ同社のものだとわかる。
あれはあれでひとつのスタイルになってしまった。
あのパターンももちろんアリだ。
他のCMが色んな表現を追い求める中で
逆に異色を放って見えるのだ。
「こーんないい薬があるんです」というコピーには
正直笑ってしまった(^^;

「♪た~らこ、た~らこ♪」で有名なCMは衝撃だった。
見ているこっちまであっけにとられ、
CMに出ている女の子と同じ、口をポカンと開けた表情で
毎回ボーゼンと見てしまう(笑)
インパクトは抜群だろう。
あれを考えたクリエーターは何者だろうと思うほど
あまりに意味もなく突拍子もない表現。
でもね、実は私の記憶の中に商品名がない(^^;
たらこの大軍と固まっている女の子の絵、
それにあの不思議な旋律の歌だけは忘れられないのに
どこの何という商品なのか覚えていないというのは
はっきり言ってCMとしては失格だろうね(笑)

朝日新聞で週に一度
広告評論家の天野祐吉さんが「CM批評」を書いている。
あれはホントに面白く、毎回欠かさず読んでいる。
実は「風屋日記」における私の文体と文章構成は
あの方の影響を強く受けているのではないかと
自分自身で分析してみたりしているのだが。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の好きな3人の詩人たち

2007-02-22 | 風屋日記
 昔、絵画のような詩を書こうと思っていた。
 漢字は表意文字。
 読んでもよくわからないけど、
 全体を眺めてもらうことで
 なにかしらの表現をしようと思った。
 それは私が高校1~2年、
 14行詩(ソネット)などを作っていた頃のこと。

 そんなことを考えている時、こんな詩に出会った。


「たんぽぽ」 川崎 洋

たんぽぽが
たくさん飛んでいく
ひとつひとつ
みんな名前があるんだ
おーい たぽんぽ
おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ
おーい ぽたぽん
川に落ちるな


 かなりの衝撃。
 何も言葉が出てこない。
 「こりゃすごいや」と180度方向転換して
 ひらがなだけの短詩にチャレンジをはじめた。

 今度は、表現の方法論にばかりこだわり
 その中身はおざなりになっていたのだと
 一発で気づかせてくれた詩に出会った。
 方法論なんていらないんだと。
 感じたこと、言いたいことを
 ただ言葉にすればいいんだと。


「私の前にある
   鍋とお釜と燃える火と」 石垣りん

それはながい間
私たち女のまえに
いつも置かれてあつたもの、

自分の力にかなう
ほどよい大きさの鍋や
お米がぷつぷつとふくらんで
光り出すに都合のいい釜や
劫初からうけつがれた火のほてりの前には
母や、祖母や、またその母たちがいつも居た。

その人たちは
どれほどの愛や誠実の分量を
これらの器物にそそぎ入れたことだろう、
ある時はそれが赤いにんじんだつたり
くろい昆布だつたり
たたきつぶされた魚だつたり

台所では
いつも正確に朝昼晩への用意がなされ
用意のまえにはいつも幾たりかの
あたたかい膝や手が並んでいた。

ああその並ぶべきいくたりかの人がなくて
どうして女がいそいそと炊事など
繰り返せたろう?
それはたゆみないいつくしみ
無意識なまでに日常化した奉仕の姿。

炊事が奇しくも分けられた
女の役目であつたのは
不幸なこととは思われない、
そのために知識や、世間での地位が
たちおくれたとしても
おそくはない
私たちの前にあるものは
鍋とお釜と、燃える火と

それらなつかしい器物の前で
お芋や、肉を料理するように
深い思いをこめて
政治や経済や文学も勉強しよう、

それはおごりや栄達のためでなく
全部が
人間のために供せられるように
全部が愛情の対象あつて励むように。


 このスケールの大きさ、地面を踏み締める感性。 
 その後、何も書けなくなった。
 学校の国語の授業のように
 分析や表現方法ばかり考えるやり方しか
 私には身についていなかったのだ。
 表現とはテクニックではない。

 そしてダメ押しの詩に出会った。
 私はこの詩の前にひれ伏すことしかできない。
 ただ口を開けてあっけに取られることしか。
 Knock down。
 ただただ涙がこぼれるのを止められなかった。

 これ以後、真剣に詩を作ることを止めてしまった。
 最初から私は作り手ではなかった。


  「さようなら」 谷川 俊太郎

ぼく もう行かなきゃなんない
すぐ 行かなきゃなんない
どこへいくのか わからないけど
さくらなみきの下をとおって
大通りをしんごうでわたって
いつも眺めてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない

どうしてなのか 知らないけど
おかあさん ごめんなさい
おとうさんに優しくしてあげて
ぼく すききらい言わずに なんでもたべる
ほんも いまよりたくさん読むとおもう

夜になれば星をみる
昼はいろんな人とはなしをする
そしてきっと一番好きなものを見つける
見つけたら 大切にして死ぬまで生きる

だから遠くにいても寂しくないよ
ぼく もう行かなきゃなんない
すぐ行かなきゃなんない
ひとりで行かなきゃなんない
すぐ行かなきゃなんない
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本漫遊

2007-02-21 | 風屋日記
世界はもとより、
日本国内だけでもそんなにあちこち行っていないけど、
これまでの経験をちょっと整理してみようか。

《北海道・東北》
全道県行ったことアリ。
北海道には中学時代の修学旅行を含め、旅行で3度ほど。
青森・秋田の北東北は割に行く機会が多いよ。
mackさんのいる宮城は仕事で行く機会がたびたびある。
山形は高校の修学旅行で蔵王と山寺(立石寺)のみ。
福島は妹の受験付き添いで飯坂温泉に泊まったなぁ。
それと大学時代の友人の結婚式などで郡山に2度ほど。

《甲信越地方》
新潟に行ったことがあるのは出張で1度だけ。
帰りは新潟空港から仙台空港までYS11に乗った。
後にも先にも唯一のYS11への搭乗経験。
蔵王のてっぺんが窓のすぐ横に見えて、ちとコワかった(笑)
園長さんや自然さんのいる長野は2度行ってるけど、
なぜかセンチメンタルジャーニーばかり(^^;
美ヶ原から松本にも行ったし、昨夏は長野経由飯山へ。
山梨、富山、福井は通ったこともないなぁ。

《関東地方》
東京は学生時代に住んでいたし、今もよく行く。
bluemarineblueさんの住む神奈川も、
横浜にはそんなに回数行ってないけど、
逗子、葉山から鎌倉にかけては思い出の場所。
西湘バイパスもよく走ったよ。
そういえば免許取った次の日の初ドライブは
三浦半島1周だったなぁ。
茨城も諸般の事情で(^^; 石岡だけは何度か行った。
埼玉には親戚もいるし、東京の延長で当然行ってる。
ekoさんの住む千葉は
勝浦の友人の別荘にテニスしに行ったことあるよ。
もちろんTDLも。
栃木、群馬は通ったことがあるだけだ。

《中部地方》
静岡はかつて1年間住んでいた思い出の地。
温暖な気候でとてもいいところだったよ。
はなまるさん、Tokoさんの住む愛知は子どもの頃、
南山大学の出身の親父にかつての恩師に会い連れていかれた。
その後、これまた諸般の事情で(^^; 2度ばかし行ったなぁ。
imuimuさんの住む岐阜と三重は新幹線で通っただけの経験。

《近畿地方》
AJARAさんの住む大阪と兵庫(神戸)は
新婚旅行でも行った大好きなところ。
虎キチの殿堂、甲子園にも2~3度行ったよ。
らぶだっくさんが住む淡路島は行ったことないけど、
大学の同級生には確か淡路出身の女の子がいた。
長男はどうして大阪の大学を選ばなかったんだろう(笑)
奈良と京都は、小学生時代に家族旅行で行ったことがある。
滋賀は新幹線で通っただけだし、和歌山は未踏の地。

《中国地方》
岡山には私が幹事をした時の社員旅行で
大阪・神戸とともに行ったなぁ。
岡山城を見て、倉敷にも立ち寄った。
山口は祖父の出身地だけれど、萩にしか行ったことがない。
TOKOさんの故郷広島は新幹線で1度通っただけ。
sakさんの鳥取、島根の山陰には行ったことがない。

《四国》
実はまだ未上陸(笑)
もしかしたら今日本で一番行ってみたいところかも。
道後温泉を浴衣と下駄で歩き、讃岐うどんを食い、
阿波踊りも見てみたい。
あ、もちろん♪ひばりさんとこのじゃこ天も(^-^)
最近長男もそうらしいけど、
♪ひばりさんといい、mkさんといい、
なぜか愛媛にご縁がある。

《九州》
高校入試合格のご褒美に、同い歳のいとこと2人で旅をした。
福岡を拠点に阿蘇に行ってみたけど、ここは熊本?
その後佐賀の駅で寝て(^^; 長崎へと足を伸ばした。
残念ながらtomoさんの大分は通っただけだったかな。
宮崎、鹿児島、沖縄はまだ通ったこともない。
沖縄には1度行ってみたいけどね。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナクロ

2007-02-20 | 風屋日記
高校時代は旧制高校に憧れていた。
かつての学校制度では
旧制中学や師範学校予科、商業学校、工業学校、農学校が
現代の高等学校にあたる。それらが4~5年。
その上には旧制高校、師範学校、私大予科、専門学校があり、
私大予科からはその上の私立大学へ、
そして3年制の旧制高校からだけ
更にその上の帝国大学に進学することができた。
だから私大の予科や旧制高校は、
現代で言えば大学の教養課程にあたるのかな?
旧制一高の場所が今の東大教養部になっているけど。

現代とは違い、大学(特に帝大)は研究機関。
より専門性の高い学問を追求し、研究を重ねるところ。
帝大に上がるまでの人格形成や生きていくための理念や
あるいは学者、研究者としての教養は
いわばリベラル・アーツを学ぶ場である旧制高校で
多くのものを学んでいたという。
文科学生も理科学生もすべからく哲学書を紐解き、
熱い議論を交わし、形而上の悩みに煩悶し、
時には仲間で酒を酌んでは天下国家を論じて高歌放吟し、
豪放磊落、大局を見据える目を養ったという。
そのスタイルは弊衣破帽、
ことさら清貧の学徒を標榜していたらしい。

私や私の友人達はかつての彼らに憧れ
旧制高校生のバイブルと言われていたという
西田幾太郎「善の研究」や阿部次郎「三太郎の日記」を読み、
わけがわからないながらも批評しあったりしたものだ。
特に私が一番旧制高校の理念に憧れを抱いていて
ニーチェ、デカルト、ルソーなども読んでみた。
(お陰で倫理だけは成績が良かったよ 笑)
今考えると、これらもよくわかっていなかったと思うけど
当時はわかったような気がしていたな。
サルトルやカミュに触れられたのもその流れからなので
決して無駄ではなかったけれど。
そして当然弊衣破帽を気取り、足駄を鳴らして歩いたものだ。

弊衣破帽のバンカラ気質は
現代でも岩手県内の旧制中学から続く一部の高校で残っている。
ただちょっとスタイルだけが先行しがちかなと感じる。
もちろん昔ながらの我が道を行く学生諸君もいるけれど、
スタイルを追い求める風潮が強くなると
結果的にバンカラの衰退に繋がるような気がする。
受験勉強もいいけれど
もっとリベラル・アーツを学び教養を身につけて、
大きく逞しい人格を形成して欲しいと思うのだ。

大学教育も同様。
学生を集めたくて楽しさ、就職状況、取得可能資格ばかりに宣伝し、
高等教育で本来修めるべき教養や学問をないがしろにしていないか?
誰でも知っている、難易度の高い某私立大学の学校案内を見たが
司法試験や公認会計士の資格取得数や一流企業への就職実績ばかりが
表紙を開くとデカデカと載っている。
現代の大学生の最大の問題は学力低下ではなく
教養低下だと思ってしまうのはアナクロだろうか。
我々の世代あたりからのような気がするけれど、
理念をしっかり身につけることなく若者達が社会へ出ていった弊害が
今の日本の諸問題の原因であると感じているのだが。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京マラソン

2007-02-19 | 風屋日記
昨日の私とお袋との会話。

母「何だかねー、税金いっぱい使って、大騒ぎして。
  交通規制や渋滞が大変で
  迷惑に思ってる人達もたくさんいるだろうにねー。」

私「全国にはお金が必要な自治体がたくさんあるんだけど、
  ま、東京はお金が余ってて使い方に困ってんじゃない!?」

母「そーだねー、あれだけ騒がれてしまえば
  知事さんももう息子に使うことはできないだろうし、
  外国行って高いホテルに泊まることもできないしねー(笑)
  使い道に困っちゃってるのかな?」

私「オリンピックもだけど、まぁやりたきゃやれば?って感じ。
  相変わらずバブリーなお祭騒ぎ、都会の人達は好きだねー」

昨日の東京マラソンは、会場となった都会にキー局が揃っているから、
ニュースなどTVでも映像で何度も紹介されるほどだけど、
大騒ぎしているのは都会のほんの一握りの人達だけだと思うよ。
全国的に見ると9割以上の日本人は冷めた目で見てるんじゃないかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョコ

2007-02-18 | 風屋日記
昨夜、帰京の長男を駅に送ってきた後、
家に帰ってきてPCに向かっていた。
母ちゃんは風呂に入っている。
そこに次男がそっと居間に入ってきた。
ことさら仏頂面で「はい、コレ」と。
何だと思ったら…チョコだ。
「オレの彼女さんから父さんにも…だって」
なんと!(笑)

将を射んとすればまず馬を射よ。
うむ、馬は簡単に射られそうf^_^;

次男の何がおかしい(かわいい)といって
今年チョコをもらえなかった長男に気を遣い、
タイミングを見計らって今日になったらしいこと。
おまけに母ちゃんにも気を遣い、
風呂に入っている間に持ってきた。
彼なりに考えたんだね(笑)
母ちゃんと2人で忍び笑いしたよ。

有り難くいただきましょう。
さて、お返しは何にしようかな(^^)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋敷林

2007-02-17 | 風屋日記
たいていの農家には
防風のために杉の屋敷林がある。花粉症の人は住めないねぇ(笑)
前で権現頭役はうちの長男。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春祈祷

2007-02-17 | 風屋日記
今日は20軒を廻る。
日差しが柔らかく暖かい。5度はあるかな。
ラッキー♪

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「闇の子供たち」

2007-02-16 | 風屋日記
「闇の子供たち」梁石日 冬幻社文庫

人身売買、幼児売春、性虐待、生きながらの臓器売買。
目を被いたくなるようなシーンが続く。
でも、これも現実。目を被ってはいけない。
主人公である音羽恵子が働くバンコクのNGOも
その巨大で強力な力の前には無力だ。
それでも必死の抵抗を続けなければならないジレンマ。
あるいは、そんな闇の商売すら国の経済を動かしているという
途上国との経済格差。
物質的な豊さの中で心を忘れ、客となる欧米人や日本人たち。
何を言っても何の解決にもならない
そして何をすべきかすら見当もつかない私たちの無力。

永江朗の開設の冒頭にあった言葉だけ挙げておこう。

~そして僕らの生活は豊かになった。
    しかし心は貧しくなっていった。~

    ◇      ◇      ◇

明日と明後日は神楽の春祈祷。
一昨年何度か昨年もここで話題にしている。
「いつもの年と違って、雪がないから楽だなー」
と思っていた矢先に一昨日、昨日の大雪(^^;
やれやれ例年通りってヤツね(笑)
一昨日帰ってきたばかりの長男は、部活開始のため、
明日の春祈祷だけ出、笛を吹いて夜には帰京する。

そういえば今年はワールド・キッズも明日だなぁ。
残念ながら今年はWブッキングとなり
ボランティアスタッフとしての参加は見送りとなる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩手にアメフトを

2007-02-15 | 風屋日記
昨夜、
大雪の後の雨でメチャメチャな足元の中、
正月以来1ヶ月ぶりで長男が帰省してきた。
試験が終了し、バイトの代わりも見つけ、
12月からの長いシーズンオフを経て18日から再開される
アメフト部の練習が始まるまでの間の3泊4日の帰省だ。
ほとんど17日に行われる神楽の春祈祷のための帰省だね。

帰ってくるなり猛烈な勢いでメシを食い、
(次男と2人で4合以上のメシを平らげた 笑)
持って帰ってきた自チームの昨年のオープン戦のビデオを
(ケガ前で自分のTDシーンがある試合)
次男と2人、大騒ぎしながら見ていた。
学校はもう4月まではない。
持ち帰った課題は新しいパスフォーメーションを考える
・・・というものだけ(^^;
もうすっかり新たに始めたスポーツに染まっているな。

前にも書いたけど、アメフトはかつて私も齧っていた。
世の中にこれほど面白いスポーツがあるのかと思うほど
プレーそのものはとても面白かった。
見るだけよりプレーした方が絶対に面白いスポーツだ。
長男が夢中になるのもよくわかる。
母ちゃんはもとより、うちのお袋がすごく心配して
「またケガしないうちに辞めさせなさい」と言うけど
私から「辞めろ」というつもりはない。
プレーができなくなったら学生コーチをすればいいし、
それはプレーすることと同じくらい面白いスポーツだから。
あとは自分で判断するさ。
私からは「昨年ケガした首のケアはきちんとしておけ」
ということと「ケガ予防のためにもっと筋肉つけろ」だけ。
何でも先日、部員ひとりひとりとの面談があり、
監督から「もう少し筋肉つけたらスターター」と言われたとか。
そこまで言われたら今さら辞められないわなぁ(笑)

アメフトというスポーツは高校も大学も関西が盛んだけど
最近は日大の付属校を中心として
関東地区の高校あたりでも盛んになってきたように思う。
でもね、アテにはならない私の感だけど(笑)
あと10年ぐらいで岩手でも盛んになるような気がするんだ。
東北地区でダントツの実力を持つのは東北大。
関東大学リーグ1部のチームにも勝つほどの実力がある。
岩手出身も盛岡一OB3名、花巻北OB3名、盛岡三OB1名がいる。
その次に力を持っているのが岩手大だ。
体育学系の私立にも毎年勝っていて、ここ数年は2位をキープ。
その0Bたちが増えてくれば指導者になると思うよ。

それと関東大学リーグの1部~3部、
そしてその下のエリアリーグも含む加盟校全選手の名簿を見ると
意外に岩手県出身選手が多い。
1部だと早大のDLに黒沢尻北OB、横浜国大LBに花巻北OB、
そして筑波大の新入生には盛岡三OBもいた。
2部だとうちの長男のほか、国士舘RBに一関一OBがいる。
他にも4~5人岩手出身者を見つけたな。
一昨年、法政と大学日本一を争った立命館には
この春卒業するメンバーに盛岡一OBもいたよ。
県内の高校にひとつもアメフト部がないことを考えると
けっこう多いような気がする。
彼らも将来地元へ帰って指導者になって欲しいなぁ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする