風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

プレゼント

2023-10-31 | 生活の風景
3月に病院沙汰になり(「場合によっちゃ死んでたよ」と言われた)
退院時に食事指導があって塩分、糖分制限を言い渡された。
いつの間にか2〜3キロ体重が増えていたことに気づき、
それももしかしたら高血圧には良くないかもと思いはじめて
少し体重を抑える食事を意識するようになった。
そうじゃなくても塩分、糖分を控えると食べる量も減ってくる。
ご飯も白飯からもち米の玄米へ。
腹持ちが良いから茶碗に1/3でも満足感がある。
3月から6月の3ヶ月で3キロ体重減で、去年の体重に戻った。
7月にコロナ感染を始め、いろいろあって
今考えると若干メンタルを病んでいたのだろう。
何か(仕事も)をしようという意欲や食欲も沸かなかった。
なんなら「かじるのが面倒だから食べなくていい」とまで思ったり。
7月から4ヶ月でさらに6キロ体重が減った。
今月半ばには高校1年のころ以来の70キロ割れとなった。
体が軽い。

ところで、ちょっと用事があって
実家の自分の部屋だった2階の押入れを開けてみた。
大学を卒業し帰省してから結婚までの3年間しか過ごしていない部屋。
一部には大学卒業時に帰郷した時の荷物がそのまま残っていたり
9年前に単身赴任から戻ってきた荷物があったり。
大学時代の荷物の中に、ほぼ新品に近いジーンズがあった。
あぁ、懐かしい。
買ったはいいけれど、当時流行りのシルエットに合わず
ほとんど足を通さないまま仕舞い込んだものだ。


ふと思いついて履いてみる。
いいじゃん😊
現代のジーンズより股上が深かったり、
生地も厚くて全くストレッチ性がないけれど
逆にそれがこれからのシーズンにぴったりだろうと思う。
少し太めだが、来月ぐらいになればブーツの出番だからちょうどいい。
大学時代に買ったジーンズが入るぐらいお腹が凹んだんだな😅
ラッキーかも😁

ついでに、若い頃キャンプやトレッキング時に履いていた
アウトドア用のパンツも出てきたから、こっちも使ってみよう。
辛いことが多かった今年ならではの思わぬプレゼント。
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夢って何なんだろうね

2023-10-30 | 生活の風景
クリエイティブスキルや動画制作スキルがそんなに無くても
誰もがちゃんと脳内で動画を作り再生している。
寝ている間限定だし、記録性もないけど
自分に都合よいストーリーばかりじゃないから妄想とも違う。
嬉しかったり、懐かしかったり、切なかったり、
時には(滅多にないけど)目が覚めたら泣いていたこともある。

父親が亡くなった時
判断を求められたことで心に引っ掛かりがあった。
四十九日の前夜、夢に父が出てきた。
何も話さなかったけど、ニコニコ笑って座っている。
「え?生き返った?今お茶淹れるから待ってて」
と言いながら泣けて泣けてしょうがなかった。
目が覚めて、父は私の判断について
「間違ってないよ」
とわざわざ言いにきたのかなと思った。
もちろん私自身の意識下にある願望が夢になったのだろうが
恥ずかしそうに肩をすぼめながら
ニコニコ座る父の姿を30年以上経った今でも忘れない。
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旬の狭間

2023-10-29 | 食べ物・お店

デカい岩牡蠣。
一度に口に入らないぐらい?
旬は若干過ぎているのだろうが、三陸ならではのもの。


この日のお通しはタラのあら汁。
タラは「鱈」と書くだけあって冬が旬だから
こちらはちょっと早いけれども美味い😊
この日は他にブリカマ焼きなど食べたけれども
やっぱり酒が欲しくなるよね😅
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日本シリーズ

2023-10-28 | スポーツ
さて今日からいよいよ日本シリーズ。
第1戦が行われるオリックスの本拠地京セラドームは
阪神にとっても第2フランチャイズみたいなもん。
関西同士の対戦でそんなに差はないとはいえ、
あえていうなら、オリックスは甲子園を使う機会が少ないから
地の利は若干阪神にあるかな。

ということもあり、
またオリックスの絶対的エース山本が相手になることもあって
第1戦が大きな意味を持つんじゃないかなと思う。
阪神が初戦を取れば、3戦目からの甲子園がアドバンテージになる。
今時珍しく、甲子園は内野が土のグランドだから
人工芝と違うから慣れていないと難しい。
今シリーズは守りがひとつのキーポイントになりそうな気がする。
なにせ両チームとも投手力あるからね。

おそらく各試合ともに僅差の接戦だろう。
守備とともに四死球も試合を左右しそうだな。
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花巻デパート

2023-10-27 | 文化

2010年まで、
花巻のメインストリート正面に
ショッピングビル「エセナ」が存在感たっぷりに建っていた。
エセナになる前は花巻デパート(略して「花デパ」)だった場所。
デパートと名がついてはいたが、
テナントが集まったショッピングセンターだった。

小学生の頃は両親の買い物に付き合って訪れ、
両親が用足しをしている間、6階でシューテングゲーム。
今では考えられないが、本物のエアガンを使ったゲームだった。
他にどんなゲームがあったか覚えていない。

高校生の頃は、半ドン(午前授業)だった土曜日
同じクラスで仲が良かった同級生(後に受験にも一緒に行った)と
この近くの札幌ラーメンの店「どさんこ」で昼メシを食った後、
食後のコーヒーを飲みに花デパへとよく向かった。
ここの1階奥にあったカフェコーナーだ。
(洋菓子屋の司が経営していると聞いていた)
他の喫茶店のコーヒー1杯の相場が250円だったこの頃、
この店は120円、小遣いが少ない高校生にはありがたい存在だった。
もちろん店にいたきれいなお姉さんも目的のひとつ😁

1階と6階以外で思い出の残っているのは4階。
やぶ屋の経営と聞いた食堂はもちろんのこと(当然行く時は親と一緒)
本屋や、なぜか鉄器のコーナーが印象に残っている。


花デパがあったのは1980年代ぐらいまでかな。
その後はみちのくコカ・コーラさんがビルそのものを取得し
エセナとしてリニューアルしたと聞いた気がする。


でもね、一番上の写真のマークや
この紙袋のデザインを見ると、そんなに昔のこととな思えない。
つい最近まであったような気になってくるのだ。
ロゴとか包装紙のデザインが持つ印象って大事だよねぇ。

先日、賢治の広場で行われていた昭和の学校の展示会を見て
ふと思い出した風景や思い出。
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A.R.E

2023-10-26 | スポーツ

買うでしょ、やっぱ😆
でも1985年の日本一の時には
自ら全スポーツ紙、全関連記事掲載雑誌買ったから
今回はおとなしいもんですワ🤭
(今年のリーグ優勝スポーツ紙はいただいた😊)

でもさ、ただの勝ち負けだけじゃない、
見えないところで実際にあった喜怒哀楽や
それぞれのスタッフ、選手たちの想い、感情などは
こういうの読まないとわからないよね。
ドラフト時の大山選手の悔しさ、
デッドボールで骨折した近本選手の気遣いと痛み、
鉄仮面岩崎投手のブルペンマネジメント、
ライバルである梅野選手と坂本選手との絆、
そしてドラフト同期だった岩貞、梅野、岩崎各選手による
今年7月に亡くなった横田選手への想い・・・。

今シーズン前半絶不調だった梅野選手は
実はその頃ヒジ痛に苦しんでいたということも
本書を読むまで知らなかった。
「衰えかなー」とか「坂本選手の方が良くね?」とか
勝手に考えていた自分が情けない。

選手は駒じゃないし、ゲームのキャラクターでもない。
一般人真似できないスーパーアスリートであると同時に
ひとりひとりが生身の人間。
苦労も、悩みも、考えも、痛みも、喜びもある。
単に勝ち負けや、スポーツゲームとして見るのではなく
今日行われるドラフトも含め、
ある種の人間ドラマとして見ることも大事だと思う。
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野球のまち岩手

2023-10-25 | スポーツ


新花巻駅待合室のディスプレイがこれ。
すっかり全国区の強豪校になった花巻東高校と
これまた毎年のようにプロ選手を輩出している富士大学。
この2校が花巻の名を野球の文脈で高めている。

かつて岩手は野球後進地だった。
何年かに1度、プロからドラフト指名されても
目につくような活躍ができずにいつしか辞めていく。
そんな時代が続いた。
高校卒選手でプロ入りし1軍で活躍できたのは
ヤクルトの畠山選手(専修大学北上高)と楽天の銀次選手(盛岡中央高)。
その前となると1980年代に活躍した
大洋ホエールズ(現DeNA)のリリーフエース欠端投手(福岡高)。
さらにその前だと、70年代に、大洋〜巨人と渡り歩き、
主に近鉄バファローズで活躍した阿部成宏選手(花巻商業-現花巻東)。
あとはなかなか1軍にも上がることができなかった。

潮目を変えたのは花巻東高出身の菊池雄星選手(ブルージェイズ)。
そこから菊池選手の後輩である大谷選手(エンゼルス)が現れ、
大船渡から佐々木朗希選手(千葉ロッテ)が現れ・・・
盛岡大附属出身の松本選手(ソフトバンク)や
一関一高出身で明治大、社会人を経てプロ入りの阿部俊樹選手(楽天)、
富士大からは山川、外崎、佐藤、佐々木健の西武カルテット、
小野(オリックス)、鈴木(楽天)、金村(日本ハム)。
なんか、一気に花開いた感じだ。

その中でもやはり花巻東高と富士大の力は大きい。
実際に上記中の花巻出身者は阿部成宏選手と畠山選手だけだが
(菊池雄星選手は盛岡出身だが、お父さんが現花巻の東和町出身)
それぞれ高校、大学と花を咲かせた花巻。
今年のドラフト会議は明日行われる。
新たに大輪を咲かせる選手が出てくることを期待してしまうね。
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東北No.1

2023-10-24 | スポーツ

県内唯一のアメリカンフットボールクラブチーム盛岡ラウディーズが
22日に北上で行われた仙台ブラックボルツとの試合に勝ち
10年ぶりの東北王者に輝いたとのこと。

盛岡 0  3  0  8  =  11
仙台 0  0  0  0  =   0

完封とは恐れ入った。
ラインが強くなっているとは聞いていたが
ディフェンスは圧勝だったらしい。
残念ながら仕事があり、北上での試合は見られなかったが
動画を送ってもらったので後でゆっくり見よう。
今年は色々あってなかなか練習に行けなかったため
あまり出られなかったという長男も
試合終了時には涙が出たという。

実は30年と少し前、
まだ20代後半だった私もこのチームにいた。
DEとして出た、今回と同じ仙台ブラックボルツとの試合で
手も足も出なかったという強烈な思い出がある。
何せ、最初のプレーでアオテン(ひっくり返)されたのだ。
あの屈辱😅
ということもあり、自分的にもこの勝利は嬉しい。

次は東北代表として
11/4、北海道代表との東日本王者決定戦となる。
どうせなら勝っちゃえ😁
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お帰りなさい

2023-10-23 | 生活の風景

今シーズン初めて白鳥を見た。
長い旅を終えて、
落穂をついばみながらひと休みかな?
お帰りなさい。
白鳥たちがやってくると、
まもなく冬を迎える。
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高井戸

2023-10-22 | 風屋日記
部屋を整理していて、懐かしい写真を見つけた。
1982年の暮れから1984年年明けまで
約1年と少し暮らした東京杉並区高井戸のアパートの部屋。
googleMAPで見てみたら、
驚くことにまだそのアパート残っているようだ。
40年前(当時も新築ではなかったので築50年ぐらい?)の
アパートの名前を地図上に見て、ちょっとした感慨。


一応大学生ではあったものの、
テレビ局でのADの仕事から
紆余曲折を経て映像プロダクションへ。
「TVの仕事なら新しいもの買わないと」と
親に買ってもらった赤いTVが目立つ。
結婚後もしばらくはこのTVを使っていた懐かしいもの。
棚にしていたファングルは解体して今も家の小屋の中にある。
テニスラケットもまだどこかにあると思うな。


当時お気に入りだったミニコンポ。
のちにHi-Fiビデオを買って、このコンポとも繋いだ。
コンポの前になぜ耳かきがあるのかは謎😅




なんでこれらの写真を撮ったのか、
今となってはまったく覚えていないが、
40年経って、まさか懐かしく見ることになろうとは
当時は思ってもいなかった。

ちなみに、写真には写っていないけれど
この暖色系、伸び縮みする照明は今も実家の自分の部屋にある。
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千利休

2023-10-21 | 文化

先日、「千利休はなぜ死んだか」がテーマのTV番組を見た。
こういうテーマの場合はだいたい歴史的事実を追い、
結果として当たり前の結論になることが多いと思うのだが、
この番組はかなり深く掘り下げた上でなるほどと思わせる考察。
唯一納得できなかったのは、秀吉の黄金の茶室の意味で
これはこれで待庵とは真逆なクリエイティビティという意見に
ちょっと違和感を覚えたぐらい。
あれは秀吉のコンプレックスの発露だと思うんだけどなぁ。

さて「利休とは何者だったか」という考察。
稀代のアートディレクターであり、
優れた起業家・ビジネスマンであったことは確かだが、
一方で秀吉のスパイだったという認識はこれまでなかった。
なるほどなー。
まぁ秀吉というより光秀かな。
天下統一を成し遂げ、最後は邪魔になって消された・・・と。

しかし(ここからが驚愕&眼からウロコ&納得だったが)
さすがは歴史上最高のアートディレクター&ビジネスマンで
自らの死後のことまでデザインされていたというのだ。
確かに、利休が普通の天寿を全うしていたら
今井宗久などと同じ、一介の堺の商人兼茶人で終わっていたと思う。
あの強烈な最後をもってして、
そしてその後の秀吉の悔恨による千家対応によって
その後の各千家や千家十職が生まれ、
現代までひとつの文化として連綿と続いてきたのだと気づいた。
利休翁、そこまで読んでいたか。
「利休めは とかく果報の ものぞかし 菅丞相に なるとぞ思へば」
辞世の句で「俺は菅原道真のように死んで祀られる果報者」と残した
ほくそ笑む姿が目に浮かぶようだ。

ところで、利休が言う茶湯の心得
「茶は服のよきように点て
 炭は湯の沸くように置き
 花は野にあるように生け
 夏は涼しく冬暖かに
 刻限は早めに
 降らずとも傘の用意
 相客に心せよ」
この真髄って最近どこかで目にしたような。
「普通にやればええんちゃう?おーん」
そーゆーことだ🤣
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「修羅街輓歌」

2023-10-20 | 読書
  序 歌

忌わしい憶い出よ、
去れ! そしてむかしの
憐みの感情と
ゆたかな心よ、
返って来い!
  今日は日曜日
  椽側には陽が当る。
  ――もういっぺん母親に連れられて
  祭の日には風船玉が買ってもらいたい、
  空は青く、すべてのものはまぶしくかがやかしかった……
     忌わしい憶い出よ、
     去れ!
        去れ去れ!

(中略)

  Ⅳ

いといと淡き今日の日は
雨蕭々と降り洒ぎ
水より淡き空気にて
林の香りすなりけり。
げに秋深き今日の日は
石の響きの如くなり。
思い出だにもあらぬがに
まして夢などあるべきか。
まことや我は石のごと
影の如くは生きてきぬ……
呼ばんとするに言葉なく
空の如くははてもなし。
それよかなしきわが心
いわれもなくて拳)する
誰をか責むることかある?
せつなきことのかぎりなり。

       (中原中也)



高校時代から憧れにも似た感情を抱いている詩人。
その青春の一幕が身につまされるものだったり
故郷が自分のルーツでもある山口だったり
作品ばかりではない親近感を(勝手に)抱いてきた。

そしてこの詩。
生前発表された詩集2冊のうちの1冊「山羊の歌」は
はじめ「修羅街輓歌」というタイトルになる予定だったとのこと。
ここに、明らかに宮沢賢治の影響が見て取れる。
「序歌」というのも「春と修羅」の「序」みたいだ。
中也は草野心平や高村光太郎などと並び
早い時期から賢治を評価した人。
そういうところからもますます親近感を覚えるのだ。
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ディレクション

2023-10-19 | 生活の風景

印刷会社に入社したのは
活版印刷から手を引いてから8年ほど経ち、
手動写植(写真植字)から電算写植に切り替わって数年。
DTPの萌芽が海外で見え始めてきた時期だった。

当時の役員や部長あたりの役職者は当然デジタル知識がない。
恐らく、コンピューターを電卓の親玉ぐらいにしか思ってなかった。
自分で使うことはもちろん、
普通の人間には使えないものだと思っていたのではなかろうか。
電算写植機は汎用性のあるコンピューターではないが
私が採用担当となるまでは、オペレーター新卒採用の際、
コンピューター系の専門学校卒業生が中心だった。
でもさ、違うよね。
電算写植の入力は普通のキーボードじゃない。
いくらコンピューターを学んできても全く別物。
必要なのは、どちらかというと日本語組版スキルであるはずだ。
それが無いから、当時は編集担当の負担が大きかった。
当時の採用担当は、恐らく
コンピューターに詳しい人間を取れば
あとは任せてOKみたいな感覚だったんじゃないかな?
人事的ディレクションができていなかった。

最近、いくつかの会合に出て、その頃のことを思い出した。
単純なオペレーションする人はたくさんいる。
しかし、なすべきオペレーションの整理をしたり、
コンテンツを組み立てられる人間が不在だから
次の段階へとステップアップすることができない。
カメラマンなどのスタッフ、役者はいるが監督のいない映画みたい。
参謀本部のない軍隊、管制塔のない空港、経営企画のない企業・・・

機械的にこなす仕事じゃなければ
すべてにおいてディレクション役が必要だ。
コンセプトやテーマを考え、周囲を見渡し、先を見通し、
作戦を考えて指示を出す。
偉そうな書き方をしたが、ヒエラルキーではなくあくまで役割の話。
それが忘れられている(あるいは考えられていない)組織により
物事が前に進まないということが多いのではなかろうか。
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秋の選曲

2023-10-18 | 音楽
何度も書いてる。
秋といえばこの思い出の3曲



AranjuezとLeft Aloneは
高円寺の風呂なしボロアパートの部屋で、
Just the two of usはその後過ごした高井戸のアパートで
60年以上の人生の中で最悪の日々を過ごしながら
それぞれ夜呑みながら聴いた思い出。
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是々非々

2023-10-17 | 社会
前に自転車やバイクがいても追い越すのに気を遣うほど狭い道路
& 見通しの悪い交差点で、車で通るのも面倒な一角。
まして歩行者は歩道もないこの道路を
車を避けながらおっかなびっくり歩いて通る必要がある。
それでいて、県の役所や市役所なども周辺にあって
案外交通量の多いところだ。

どんなに景色がよくても、どんなに城跡の歴史的地域だとしても
こういうところに一般市民が利用する施設を作るとは
あまりに利用者のことを考えていないのではないかと思うのだ。
特に交通手段が徒歩か自転車しかない中学生・高校生や
免許返納した高齢者は行こうと思うだろうか。
私が花巻の新図書館建設場所に花巻駅前を推す理由は
市内の路線バスがほとんど全て通り、
電車通勤通学の人たちも、特に帰りがけ利用しやすいから。

「電車利用者も、駅利用者も少なく人通りがない」
と反論する人もいるが、朝晩の通勤通学時間帯に行ってみれば
どれだけたくさんの人が駅を利用しているかわかる。
第一「電車利用者が少ないから駅前に施設を作るな」だと
あっという間に在来線は廃止になってしまうだろう。
ことは図書館の問題だけでは済まない。
どうやってより鉄道利用者を増やすか考えなければ。

ただし、今の駅舎を壊すことには大反対だ。
ここは「東北の駅百選」にも選ばれた歴史ある駅。


市では東口と西口を繋ぐ連絡橋の検討から始め
今ではすっかり駅の橋上化が既定路線のようになっているが
確か当初は①橋上化、②駅を改築しての東西連絡通路新設、
そして③現在の駅舎を残しての東西連絡通路新設の3案があった。
いつのまにか①②となり、その後徐々に①に決定しつつある。
このことについては市の担当課にメールで問い合わせたことがあり
回答もいただいているのだが、もうひとつ納得できない。
(返答のメール全文をここに掲載するのは避けるが)
どうも③が「できない理由」を「無理やり集めた」ように思えるのだ。
西口広場と位置的にズレるので利便性が下がる・・・
その代わり東口の新図書館3階に連絡通路を繋げば
東側に新たにエレベーター新設に必要がないし、
西側の方々の図書館利用の利便性が高まるから図書館にとってもいい。

ニュートラルに見て
まちにとって、市民にとって、利用者にとって
具体的に、実務的に、何が必要か、どうすれば一番いいか、
市が進めようとしていることについて
全面的に賛成や、全面的に反対ではなく、是々非々で考えたい。
自分はもう先がそれほど無いけれど
若い世代に何かを残していけたらと思う。
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