風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

目標決定

2008-01-31 | 風屋日記
今日で1月が終わる。早っっ!!
仕事はケツカッチンで煮詰まっている(-"-;
そして今日はちょっと感慨深い日でもある。
次男の高校の教科勉強最後の日なのだ。

センター試験後、どの国立に願書を出すのか
1週間以上も連日次男と夜遅くまで話し合った。
あちこちのHPで履修内容や教授陣をチェックしつつ、
センターの結果もあちこちの予備校でリサーチしつつ、
あーでもない、こーでもないと迷った。
その結果、前期のターゲットを変えることにした。
第一志望はちょうどボーダーライン。
普通だったらそのまま受験するパターンなのだろうが、
次男の場合、もしそこを失敗したら
後期で受けたいところがなかったので私立になる。
私立は野球部のレベルはいいが取りたい資格が取れない。
将来の夢を睨みつつ、続けたい野球のレベルも検討しつつ、
結局前期で地元、後期は隣県を受けることにした。
何とかして前期で確実に合格をGETしたい作戦。

最後の決め手は高校の野球部のY監督だった。
「お前の第一志望は将来の夢のためにはいいかも知れんが
 野球はたぶんやっててつまんなく思うぞ」
と言ったという監督。
第一志望だったM大は強豪リーグの最下位という結果が続く。
プロ選手も排出する私立を相手にシーズン1勝もできていない。
確かにモチベーションを持ち続けるのは難しい。
ところで実は今回受けることに決めた地元大学の野球部S監督は
高校野球部Y監督の大学野球部時代の先輩なのだ(笑)
こうなったらしゃーない。
高校~大学と、徹底的にT大野球を学ぼうじゃないか。
部活でも勉強面でもS先生について行けばいいと思うよ。
「実はS監督の研究者としての業績なども大学のHPで調べました」
と次男が言ったら、
「S先生が泣いて喜ぶぞ」とY監督は大笑いしたとのこと。
これでよかったんじゃないかな(^-^)

さて、第一志望の二次試験は国語と実技だったのだが、
今回受けることに決めた大学の学科の二次試験は実技only。
後期で受ける大学も小論文と面接なので
明日、明後日の私立の試験が終われば、
あとは実技に向けて体を動かす合間に小論文の勉強をするだけ。
教科の勉強はもう受験には必要なくなるのだ。
3年間体育だけは5を続けたものの、数学や理科と格闘した次男。
長いようで短かったな。
あとはせっかく決めた目標に向かって頑張れ。

なお、地元ながら部活のために次男は家を出ることになる。
ひとりで生活する経験をさせたかったから、
遠くへ出す積りだったけど、
近くてもひとり暮しには違いないから、まぁいいか。
「近くても簡単に親を頼るな」と言って送りだしてやろう。
合格したら・・・だけど(笑)
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ガソリン国会だって? (^^;

2008-01-30 | 風屋日記
かたや「国民のためにガソリンを25円安くする」と叫び、
こなた「地方の道路整備をしなくていいのか」と返す。
どう見てもまやかし的議員立法の提出は
「国民の混乱をふせぐため」なんだそうだ。
誰も混乱しないのに、その理屈が何だかよくわかんない。
一方の「ガソリン値下げ隊」もはっきり言って下らん。
どっちもどっち。

事柄の背景をすべて省略し、
インパクトのあるキャッチコピーを掲げるやり方が
どうも以前のコイズミさん以来定着してしまったが、
各党の主張が簡潔になればなるほど、
そしてコピー的になればなるほど醒めてくる。
主張の内容が狭義で形式的なので、
その言い合いは本質から段々はずれ、的外れになっていく。
仕舞いにゃ揚げ足取りだ。
子どもの喧嘩を見ているみたい。

主張の方向性がはじめからずれていると思う。
「ガソリンを25円安く」することが大事なんじゃなくて
「30年も『暫定措置』が大した議論もなしに続いた」ことが
一番の問題点なんじゃないのか?
与野党に限らず、議会での議論不在の怠慢のお陰で
国民は長い間「暫定的」な税金を払わされ続けている。
税収は続けたいし、けれども増税の法制化は反発を招くし、
「暫定」方式は姑息なやり方だ。

一方、与党の主張にしても、
道路特定財源の一般財源化は自民党がゴリゴリ進めたかった
コイズミさん~アベちゃんに続く悲願だったはず。
それが今さら「道路はいらないのか」と言いはじめたこと自体
どう考えても屁理屈でしかない。
本当に必要だと思われる道路は後回しにし、
有力議員のお膝元の公共事業のために
本当に必要かどうか疑問視される道路を作っているのも事実。
道路特定財源の「暫定措置」も「受益者負担」だそうだが、
国内のインフラ整備は国の責務のひとつじゃないのか?
ないところからむしり取るより、官僚の天下り先である
何やってんのかよくわからない官庁関連外郭団体の整理統合や
官僚、議員への手厚い福利厚生の見直しなどで
捻出するべきじゃないのか?
本来しなくても良かったはずの社会保険庁の無駄な業務に係る
人件費や光熱費なども国民としては損害賠償したいぐらいだ。

もっと本質的な議論をしようよ。
今の与野党の攻防に国民はすっかり醒めてしまっているよ。
首相を名乗るお笑い芸人の放言や女性作家の醒めた一言の方が
よっぽど的をついていると思うな。
国民の名を盾にするするんじゃなくて、国民自身を見て欲しい。
でないと官僚や議員達の存在そのものが「ムダ使い」と言われるよ。
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たまにはこんなのも・・・

2008-01-29 | 風屋日記
勝手にさんじゅうまるさんからもらってきたバトン。

【あなたのタイプもろバレバトン】

★年上、同い年、年下なら?
なぜか昔からあまり年下はダメみたい
(妹or娘としてならOKかな 笑)。

★どんな髪型が好き?
短かめ。ベリーショートなんてのもカッコイイ。

★優しさと面白さどっちを求める?
面白さかも(^^; 飽きないっしょ。

★メールや電話は大事?
適度に。

★毎日会いたい?
どうなんだろ。母ちゃんには毎日会ってます(笑)

★スポーツやってる人がいい?
どっちでもいいけど、性格は体育会系がいいかも(^^;

★眼鏡好き?
どっちか言ったら割と好きかも。

★血液型にこだわる?
自分じゃこだわらないけど、なぜかいつもAB型(笑)

★どんなファッションが好き?
何でもいいけどゴージャスは苦手。
スポーティー系orアメカジ系orこざっぱり系かな。
TシャツやポロシャツとジーンズだけってのもGOOD。

★背はどれくらいが理想?
こだわりなし。

★付き合うならこれが大事。
笑顔。

★これ、キュンときます。
笑顔。

★束縛されたい?されたくない?
お互い好きなことしようよ。

★やたらと好きと言ってくる相手ってどう?
どっちでも。

★デートに毎回同じ格好でくる相手は?
ぜんぜん気にしない。

★ふーん、聞いてると結構こだわるんだね。
気にしないってば!!

★じゃあここが好きっていうセクシーポイントは?
笑顔。

★じゃあこれをされるとさめる。
無表情。

★追いかけたい?追いかけられたい?
どうなんだろう。

★ディズニーランド行きたいですか?
ディズニーランド・・・(^^;

★これをされると弱い。
笑顔。

★あっもしかしてそんな相手と付き合ってるの?
母ちゃんが笑う時は笑顔というよりガハハ。

★じゃあさ、理想と現実って違う?
今さら理想ってのもいかがなものかと・・・。

◇◆◇バトンを回す人◇◆◇
持ってって下さいまし。
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高校野球

2008-01-28 | 風屋日記
nanaponさんのブログ記事を読んで考えた。
私のように高校野球を身近に感じている人間は
どこの学校の部員かを問わず
球児達がどんな思いを持ち、
どんな練習をしているか知っている。

次男のように無名の選手で強いわけでもないチームにいても
私たち親を含め、どの大人も「無理だろう」と言っても
彼らは大真面目に、真剣に甲子園を目指している。
毎年1回戦でコールド負けしているチームも同じだ。
弱いからといって練習の手を抜いているわけでもないし、
指導者達もどうすれば勝てるかを懸命に模索する。
それでも勝てなくて、周囲の目や自分と戦い続けている。
(本人達の必死さを知らない大人達は
 「また勝てねーのか。無理無理」と平気で本人に言う)
でもね、ひょんなことから強豪に勝ってしまうこともある。
(例えばうちの長男の秋の新人戦、
 翌年夏の甲子園に出た花巻東に延長で勝っちゃった)
だからスポーツってのは面白い。

一方強豪チームはどうか。
こちらはもう具体的に戦う相手が見えている。
対戦相手じゃない。チームメイト達だ。
岩手県内の私立で言えば、盛岡大附属や専大北上あたりは
首都圏や関西方面からうまい選手達がやってくる。
もちろん地元でウデ自慢の選手達も集まる。
1学年20~30人の、しかもうまい選手達が集まってくるので
3年の間にベンチ入りすることすら至難の技だ。
人と同じ練習をし、人並みのスキルではベンチ入りできない。
自分なりの長所、人と違うスキル、特徴を身につけるべく
みんな人知れず悩み、人の見ていないところで黙々と練習する。
ベンチ入りもできなければ、
何のために15歳で親元を離れてこんな寒い田舎にやってきたのか。
そんな悲愴感は地元の公立高の選手達にはないものだ。

しかも野球留学で来た子達は偏見の目にも晒される。
例えば昨夏の甲子園の岩手県代表になった花巻東高は
選手達が集まる私立校とはいえ、みんな県内の選手ばかり。
そうすると一般の人達は
「他県の選手が出てるより地元の選手だけの学校応援するべ」
ということなる。
「遠くから来ても、勝てねーんじゃしょーがねーべ」
と、負けて涙にくれる野球留学生達に心無い言葉を浴びせる。
どこの出身だろうと、彼らが単なる16~18歳の少年であることを
大人達もマスコミもみんな忘れている。
彼らには「勝つ」ことだけが求められているのだ。
大人達によって。
でもどんなに集められた選手達でも負けちゃう時はあるんだよね。
だって彼らも単なる普通の少年達だから。

「純真で、爽やかで、自己犠牲のチームプレーが美しい球児」
というのはマスコミや大人達が作り上げた偶像。
実像はTVも見るし、好きな娘もいるし、かわいいイタズラもする、
そして泣いたり笑ったりする野球が好きな少年達だ。
そしてあの大舞台でプレーすることを夢見ているだけだ。
そこには小難しいアマチュアリズムの概念や
「美しい球児」を演じようという小賢しい下心もない。
彼らのそんな気持ちを手玉に取り、
レッテルを貼り、価値観を押し付け、枠にはめようとするのは
マスコミを中心とする大人達だと思うのだ。
果ては彼らを利用して金を稼ごうという輩までいる。
(選手スカウトのブローカーや一部の学校経営者達)
それは大変不幸なことだし、そういう部分しか見えない人達は
「結局高校野球なんてそんなもの」と思ってしまうだろう。

選手達はもちろん、指導者達も選手達のことを考える。
花巻東の監督は、怪我をしても、調子が悪くても
精神的支柱の子にレギュラー番号を与える。
盛岡大附属の監督はベンチ入りできなかった3年生達全員に
最後の夏の大会は「21」番の背番号をつけさせる。
そういう姿を見ていると、彼らの思いが感じられて
私などはもう鼻の奥がツーンとしてくるのだ。

ところで、私立でも公立でもうまいだけでは勝てない。
そこには(精神論的になるが)気持ちが必要だ。
その気持ちというのはnanaponさんの言う狂気かも知れない。
ちなみにこれは野球部だけじゃないよ。
ハンド部でも、サッカー部でも、ラグビー部でも、
あるいは弓道や卓球、バスケットでも吹奏楽などでも同じこと。
野球だけ特別なんてのは間違いだと思う。
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招福猫

2008-01-27 | 風屋日記
何でも、恋の願いを叶えてくれるんだとか。
ビルの中なのにお参りに来るらしい。
お賽銭がたくさんあったよ。
25日の歳祝い会場だった
東屋盛岡駅前店の入口の脇のオブジェ。
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ドラマ

2008-01-26 | 風屋日記
最近、時々ラジオを聞きながら通勤している。
先日のとある雪の日の夜、
会社から出て駅へと向かう道すがら、ローカルFMの番組で、
「アナタの人生をドラマにするとしたら主演は誰がいい?」
というテーマで寄せられた投稿を紹介していた。
しんしん降る雪の中、黙々と歩いているといろんなことを考える。
この時はもうラジオに耳を貸すことなく、
自分だったら・・・と想像が膨らんでいった。

まっ先に思いついたのはギバちゃん。
あんなにカッコイイわけじゃないけれども
まぁ隣県出身の同い歳だし、時々見せるズッコケ具合がいい。
ただ、あんなに強く、逞しくは生きていないかも知れないなぁ。
かなりヒクツで情けない性格は柳葉さんじゃないかもね。
その辺は西田敏行さんのエッセンスを加えてもらおう。
いやいやハマちゃんのノー天気な強さではないよ。
池中源太(古っ!!)の破天荒な逞しさでもない。
「THE 有頂天ホテル」の演歌歌手のような情けなさだ。
あの味は西田さんしか出せないと思うので、
柳葉さん6割に西田さんを4割足したような
そんな俳優さんがいたらお願いしたい。
いねーよ(^^;

まだ雪は降り続き、私は足をとられながら黙々と歩く。
相手役は誰がいいんだろう。
ヒロインを演じる女優さん達ってのは私には似合わないかな(^^;
そんなドラマのようなカッコ良く、ステキなシーンなんて
現実にはあるわけないもんな。
あ、ドラマにするなら・・・だったか(笑)
その「ドラマ」の中に登場してくるであろう
私がこれまで好きになってきた女性方は
確かにある方向性のタイプの人が多かったかも。
大人しく、従順で、いつも後ろに控えてついてくる
・・・タイプの人はひとりもいなかったな(^-^)
明るくて、元気で、ちゃんと主張する自分の言葉を持っていて
でも少しばかり生きることにぶきっちょで、
ちょいとおっちょこちょいが入ってる、笑顔がステキな人達。
私のことばかり見てるような人は誰もいなかった(^^;
それがいいんだけどね。
・・・ってことで、誰がいいんだろう(^^;
あまり女優さんたちのことは知らないしなぁ・・・

と考えているうちに駅に着いた。
まだ相手役の結論は出ていない(というか、それ以来考えてないけど)。
どんな女優さんだとぴったりなのか、誰か教えてくれないかなぁ。
「ワタシ!!」という提案でもOK(笑)
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Creative sense

2008-01-25 | 風屋日記

写真はうちの部署のスケジュールボード。
ひとりひとりが横枠の欄になっており、
ここに外出予定やら会議予定を書いていく。
小さいマスは帰社時間を書く欄なのだが、
いつの間にやらトトロのキャラクターが・・・(笑)
若手から抜擢されている某部長が
休日出勤した合間にイタズラで描いたものらしい。
それぞれの欄の人に合ったキャラクターを選び、
そしてこれがうまい(^-^)
元々ポップやイラストが得意なので
普段の仕事の中でも自分の部署に月ごとの合い言葉を考え、
独自デザインのポップにして貼り出したりしている。

このイラスト、落書きの一種ではあるものの
目に止めた社長も「うまいもんだなぁ(笑)」と
そのまま定着してしまった。
真面目に、真摯に仕事に取り組んでいるのはもちろんだが、
時にはこんな遊び心を発揮する感覚が
新しいものを生み出す創造的な仕事につながる。
部長になって1年の彼も、
就任直後から次々に新機軸を打ち出し、
それがすべて直接成果につながってきている。
その源にはこんなお茶目さがある。
1日の大部分の時間を仕事に費やす毎日。
どうせしなきゃいけない仕事なら楽しくしたいよね。

さて、私の欄に描いてあるのは
糸井重里さんが声を担当したお父さん(^^;
「カンタがよかったなー」と言ったが却下された(泣)
そっかー、お父さんかー。
まぁ、「マックロクロスケ」描かれた人よりはいいか。
ちなみにその欄の人は女性だったよ(笑)
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横から・・・

2008-01-24 | 風屋日記
先週は寒かった。
連日氷点下2桁の最低気温が続いた。
日中も氷点下の真冬日だった。
だが、いくら冷えても降らなきゃいい。
寒い時にはその分防寒対策を講じて耐えれば済む。
雪が降ると雪かきが大変だもんねー。

降ってもいい。
雪が降った日は案外寒くないものだ。
少なくとも氷点下2桁になることはまずない。
黙々と雪かきをすれば、運動不足解消にもなる。
いくら降っても吹かなきゃいい。

そして今日は、降って吹いた(-"-;
雪が真横から吹き付け、郊外では視界ゼロだったとのこと。
写真は朝8時半頃の会社。
朝早くからの構内の雪かきが一段落したところだ。
構内全体に出勤都度参加の社員が散らばって分担作業。
この時点で15~16cmの積雪がきれいに片付いた。
そしてその後・・・更に20cmは積もったかなぁ(^^;

私の場合、朝5時半からの神楽のTVを見た後30分ほど雪かきし、
会社に出てから更に1時間ほどの雪かきに参加。
午後また第二次出動によってまた1時間ほど。
帰れば今度は車の掘り出しからはじまって、
自宅周辺の雪かきが待っている。
やれやれ。
明日は冷えても吹いてもいいから、降らなきゃいいな。
何せ会社の歳祝いで飲み会だからねー。
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緊急連絡!!!!

2008-01-23 | 風屋日記
われわれ上根子神楽による、
今年も行った恒例の元旦の奉納神楽の映像が
明日早朝5時半ころより、
NHKおはよう日本「とれたてマイ・ビデオ」で流れると
先ほど神楽代表よりメールがありました。
今年の元旦は小さい頃から神楽をやり、地元を離れた大学生達が
東京から、仙台から、千葉から、横浜から、山梨から帰ってきて、
高校生達を従えて奉納したもの。
特に今回は「裏三番叟」という道化役が出た演目の評判が高く、
わざわざ撮りにきてくださったアマチュアカメラマンの方が
はじめはNHK盛岡ローカルに投稿して下さり、
その好評により今度は全国で 放送されることになったとのことです。

ローカルで放送された映像の通りなら、
最初に出てくる若武者面の舞が長男、脇では次男が手平鉦を叩いてます。
メインで取り上げられる道化役は、千葉の某大学柔道部に所属する1年生。
マッチョな体ながら、これまでは女舞の評判が高かったのですが、
今回新たに道化役の天才であることが判明(笑)
早起きOKの方はぜひご覧下さいませ。

なお、もしかしたらほんの一瞬私も映る可能性アリ。
たき火そばで大笑いしている白い着物の衣装姿を見かけたら
それはたぶん私です。

写真は今年元旦の奉納神楽の様子。
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環境と品質・ものづくりの心

2008-01-23 | 風屋日記
うちの会社は紙を扱っている。
・・・で、再生紙偽装問題についてちょっと触れようか。

まずはじめに、ウソはいけない。
何をどう弁明、弁解してもそれは許されることではない。
理由がどうあれ、そして法律の有効性がどうあれ、
コンプライアンスは企業にとって重要だ。
その根本部分が各メーカーとも認識が甘かったのは事実。
それを踏まえた上で・・・

実は再生紙100%の紙は環境に優しくない。
元々インキやら加工されたPPやらが付着しているしている、
それも原材料が様々な古紙を砕き、溶かして再生紙を作る。
当然品質はデコボコで地肌は汚い。
それを一般使用に耐えうるように加工する過程で
様々な化学的処理や漂白処理を施している。
その時点で環境には負荷をかける。
もうひとつ。
一度砕き、溶かしているために繊維が壊れ、
どんな技術を使っても腰の弱い紙ができてしまう。
従って、本当に古紙100%の再生紙を
コピー用紙や印刷用紙に使うと機械通りが悪く、
ヘタするとコピー機の定着部や印刷機のローラを壊してしまう。
紙粉が故障の原因になることも日常的に起きるだろう。
「環境を考えて再生紙を使うべき」と考え、
グリーン購入法を作った人達はこの事実を知っているのか。
正直言って、本当に環境を考えるのならば
再生紙よりも国際的に認められた森林認証を受けた紙を使う方が
よほど効果があると思うのだ。
国産割り箸を使うことが実は健全な森林育成に役立つように、
誤解されている認識はたくさんある。

環境問題を提起する意見や法律に忠実に従って
古紙100%の再生紙をノートやコピー用紙等の製品に使うと
たいていの場合「弱い」「汚い」「白くない」とクレームが出る。
それを解消するために大掛かりな化学的処理を行うのか、
それとも新しい紙パルプを混ぜるのか、
本当に環境に優しいのはどちらか、一目瞭然だ。
「環境を考えて古紙100%の再生紙を」という声と
「きれいで丈夫な紙を使いたい」という声は同じように出る。
でもね、薪も化石燃料も使わずに暖かく過ごすには
不便だけれど自分で服を着込まなくてはならないように、
環境問題を考える時は多少の不便を覚悟しなくてはならない。
それらを両立させる技術がまだない現代において
「どちらも」という意見は勝手な物言いだ。

製紙メーカーの技術者達は
「白く」「丈夫な」紙を作るため、品質を重視したのだろう。
それはものづくりに関わる者にとって当然のことだ。
ニーズに応えて古紙も使い、品質も維持するための配合率こそ
それぞれの技術者のウデだろう。
それを無視して「古紙100%」とお題目のように唱えるのは
誰かが右向けば一斉にみんな右を向く風潮を表していると感じる。
TV「あるある」の納豆事件と一緒だね。
本当に環境に負荷をかけない方法とはどんなことなのか、
本当に必要な品質はどの程度のものなのか。
マスコミ報道や法律を制定した側の論調を鵜呑みにして
誰かをスケープゴートにして集中放火を浴びせるのではなく、
ひとりひとりが自分で考える必要があるのではないか?

なお、「化学的処理」のすべてが環境に悪いわけではない。
少なくとも「紙の漂白と補強」のための化学的処理の
工場廃水や加工後の処理、使用済みの再生紙の廃棄において
環境に負荷をかける狭義の話であることを付記する。
そして、だからといって
「ウソをついた製紙メーカーの責任が逃れられるものではない」
ことが前提であることを重ねて述べたい。
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決断の時

2008-01-22 | 風屋日記
凍った窓

写真は我が家の凍った窓ガラス。

さて、次男のセンター試験。
昨日学校での自己採点の結果、よりによって
第一志望の予備校が予想したちょうどボーダーライン。
あと10~20点多く取れていれば
「よし!!あとは2次に向けて頑張れ」だし
あと10~20点足りなければ
「しゃーない、第2志望に切り替えよう」と言えるが
ちょうどボーダーライン上というのは判断が難しい。
勝負をかけるか、ひとつ目標を落とすか。
判断は次男に任せようと思っている。
決断の時。

次男の場合どちらにしても2次試験は実技が入る。
昨日は夕方、体育館でバスケをしてきたらしい。
難関国立T大の体育学群を目指していた
普段から仲のいいハンド部のキャプテンが
うまく点数を挙げることができなくて志望を変えざるを得ず、
かなり落ち込んでいたのでつき合ったとのこと。
どうせ次男も第一志望ならバスケが実技にあるので
久しぶりの運動も兼ねて・・・といったところだろう。
お互いに気持ちを支えあう関係。
次男もいい仲間(なぜかみんな体育会系 ^^;)を持っている。
「受験は団体戦」と言っている先生達の言葉が沁みるなぁ。

かくいう次男もとぼとぼ歩く帰り道。
途中で拾ったら「目標点数に20点足りなかったなぁ」と
前日までの緊張が解けた表情でひとりごとのようにポツリ。
いや、充分頑張ったよ。
1年前の予想や半年前の模試からから150~200点も上積み。
この数カ月間の頑張りはほめてやりたい。
次男がひとりで頑張ってGETできた点数だからこそ
最終的にどこを受けるかについて私は何も言わない。
じっくり考えて決めればいいさ。
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リラックス

2008-01-21 | 風屋日記
次男がセンター試験を受けている間、
われわれ親はじっと家でヤキモキ・・・するわけがない(笑)
メンタルサポートはするけれど、戦うのは彼。
ということで、この週末は母ちゃんと2人、
リラックスを求めて新しいお店の開拓にいそしんだ(^-^)

先週、長男を新花巻駅まで送っていった帰り道、
偶然見つけたタイ古式マッサージのお店喜楽屋
とても雰囲気のいいポスト&ビームのログハウス内に
「つばめ食堂」なる飲食店と一緒に開業しているらしい。
うーむ、この食堂も激しく気になる。
さっそく両方のお店を体験しに出かけることにした。

まずは予約を入れておいた喜楽屋さん。

喜楽屋

女性がひとりで開業してまだ間もないようだが、
まさしく以前タイで経験してきたマッサージ(とストレッチ)。
気の線に沿った指圧と、全身を使ったストレッチは
1時間たっぷり使ってとてもリラックスできたし
(少なくとも日本語が通じる分、気持ちもゆっくりできた 笑)
とても気持ちのいい時間だった。
部屋が狭いので、母ちゃんと2人で行って申し訳なかったかな。
でも喜楽屋さんもとても優しくていい方だった。
病みつきになりそう(^^;
1時間コースで3000円。

気持ちがゆっくりしたところで、となりのつばめ食堂でランチ。

つばめ食堂

建物外観にマッチして、フォークロアな店内。
ブランコまであったよ。
和紙に手書きのメニューもお洒落。
食事はもちろんのこと、飲み物も紅茶の種類が豊富だった。

カレー

私が食べたのは「黒みつ牛すじカレー」。
地元の東和牛を使っているとのこと。
米や野菜にいたっては、すべて自家製なんだそうだ。
カレーに入っているのはじゃがいもとニンジンが丸ごと。
そして牛すじの固まりがゴロン。
でもね、みんなすごく柔らかくて、スプーンだけで食べられる。
牛すねもまるで缶詰みたいに油こくなく、すぐにほぐれる。
美味しかったなー。

母ちゃんはチーズハンバーグ。
ボリュームたっぷりのハンバーグが、これまたゴロン。
千切ると中からジューシーな肉汁が。
これも人気のメニューなのだとか。

こちらのお店も若くきれいな女性がオーナーで、
お母さん(?)と2人ですべて切り盛りしている。
こんなお店が新しくできると、何だか嬉しくなっちゃうね。
お客様のもてなしにもいい感じだし、
無ら里と同様、お気に入りの店になったな。
次男が家を離れ、夫婦2人だけの生活になったら
月に1度の贅沢で、喜楽屋&つばめ食堂の日を設けようか(笑)

次男には申し訳ないが、とてもリラックスできた1日。
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2日目

2008-01-20 | 風屋日記
樹氷風景

写真は昨日の朝。
次男をセンター試験初日に送って行った帰り、
自宅近くで見かけた樹氷。
昨日はまたまた-16度だったと聞いた。
今日はようやく寒さが緩んだ…かな?
最低気温は盛岡で-8度だったとのこと。
うん、雪はチラついてたけど
そんなに寒くはなかった。
日中の最高気温予想も久し振りに+。
穏やかなセンター試験2日目。

「昨日は昨日、今日のBESTを尽くす」
と次男は出掛けて行った。
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試験当日

2008-01-19 | 風屋日記
昨夜はいつもより2時間も早く寝た次男。
今朝は6時には、
いつになく自ら起きてきた(笑)
昨夏の大会試合当日同様、寡黙気味。
出掛ける予定の15分も前に
もうマフラー巻いて準備OK。
先輩からの激励メールを胸に
そして私とハイタッチを交わして
いざ、出陣。
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低温注意報

2008-01-18 | 風屋日記
1/13の地吹雪に始まり、
1/14から連日続く氷点下2桁前後の最低気温。
もちろん昼間も氷点下の真冬日。
雪は降っていないけど、
気温が上がらないので融けずに道路も氷化している。
この気温は明後日頃まで続く見込みとのこと。

氷点下2桁になると冷凍庫の中状態。
鼻で息をすると鼻の中が凍るし
口で息をすると肺が苦しい。
今朝は膝から下の感覚がなくなってしまい、
盛岡駅で乗り換える際に階段で転んでしまった。
足が思うように上がらなかったんだねー(^^;

さてこんな天気の中。
明日からいよいよセンター試験がはじまる。
次男の進路の方向性が決まる2日間。
自分の息子はもちろんだが、
全国の受験生達、悔いを残さぬよう頑張れ。
コメント (5)
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