風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

名作マンガの間取り

2008-07-31 | 風屋日記
家の間取りが好きな人たちが世の中には密かに存在している。
間取り好きの彼らは「マドラー」と呼ばれているが
(呼ばれてない、呼ばれてない ^^; 勝手に呼び名つけるな)
一人楽しむことが多いため、あまり世間に知られることはない。
実は私もそのマドラー(言わないって)の一人だったりする。

新聞折り込みのチラシに
マンションや建売の広告があるとマジマジと眺め
「こりゃ使いにくい」とか「この広さでLDKかよ」とか
ひとりでぶつぶつツッコミ入れたり、
果てはログハウスの展示場へ行き、
○ッグフットのカタログを「買って」きて
(確か工法の説明書込みで1500円ぐらいだったような)
建てる予定もないのにじっくりと眺めたりもしていた。
もちろんPC使って自分で間取りを考えたりすることもある。
ただしそこは素人の悲しさ。
構造についての知識もなければ工法知識も持たないので
それは単なるイタズラ書きでしかない。

さて、
時々コメントもいただくお馴染み影山さんはその道のプロ。
ちゃんとした知識やノウハウを元にこんな本を出版した。
面白いワ、これは(^_^)
なにせ今日段階、AMAZONのランキングで59位ですぜ。
でも欲を言えば、
影山さんのプロフィールをもっと書いて欲しかった。
何せ紙飛行機全国大会といい、ママチャリ耐久レースといい、
あるいはリトルリーグの活動といい、
こればかりではないすごいエネルギーの持ち主だからだ。
(せっかくだからそれらも本にしませんか? 笑)
平舘さん主催の芋蔓会メンバーはこんな方々ばかり。
おやじパワーを侮るなかれっ!!

間取り1

さて、もちろん私もこの本をさっそく購入。
商売柄「面白い版型だな」とか「紙も変わってるかな?」とか
「書体も洒落てるし1物件見開きってデザインもなかなか」
なーんて見方をついしてしまうんだけど(笑)
内容に関して、私的には星一徹の長屋と一刻館にハマるなぁ。
「あぶさん」に出てくる居酒屋「虎」なんて
「桂木虎次郎邸 木造長屋店舗付住宅」なーんて書かれてあって
思わずニヤリとしてしまう。
番外編では「大草原の小さな家」のインガルス邸のみならず
オルソン一家の店舗付住宅だって載ってるんだぜ(^_^)

間取り2

私が一番住みたいと思ったのは「キャッツアイ」の来生邸。
のんびり喫茶店を経営しながらあんな家に住むっての
・・・いいなぁ。
それからやっぱり「軽井沢シンドローム」の薫の家。
実はこれは私からのリクエストに応えて
影山さんが描いてくれたもの(だったはず)。
何だかそういうこともうれしいぞ。うふっ(^m^)

「名作マンガの間取り」影山明仁 著
        ソフトバンククリエイティブ刊 1000円
コメント (18)
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イーハトーブ音楽祭2008

2008-07-30 | 風屋日記
昨年から始まったこのイベント。
花巻市街地活性化の期待も乗せつつ
8月9日・10日の2日間にわたって今年も開催される。

昨年はバンドでエントリーしたものの、直前にバンドが空中分解。
キャンセルを申し出たら「今からじゃ無理」と言われ、
ハラをくくってひとりでギターを担いで参加した。
突然のピン演奏なので曲選びからはじめたものの、
何しろ準備時間は2週間もなく、
仕事の都合で碌に練習もできない中のボロボロのステージだった。
暖かく見てくれたのはミキサーのひげさんや主催者のKさん、
そして事務局を担当していた中学時代の同級生S子。
それだけの人たちが声援や拍手をしてくれて
しょぼいステージを懸命に盛り上げてもらった。
それでも記録的な猛暑の中、歌ってる途中でPAは切れてしまうし
ギターも歌もつっかえてばかりだし、ほとんどピエロ(笑)
もう二度とこうやって人前で演奏することはないだろうな・・・
という思いだけで演っていた。

さて今年。
ぶらりと見に行こうかな・・・と考えていたのだが、
先月盛岡で一緒にライブを演ったみんなで
「あれだけじゃもったいないな」ということになり、
急遽出演することとなった。
(沢田パンダ氏が申し込んだのは閉め切り直前 笑)
去年のトラウマは引きずっているのだけれど
参加していいのかな・・・いいんだよね?

さて、われわれの出番は2日目の8月10日。
Aステージで11時50分からの25分間。
もちろん演目は先月のライブで演った吉田拓郎ナンバー。
時間は半分だから、
先月のセットリストから4曲ぐらい選ぶのかな?
何を選ぶのかまだ決まってないけど(笑)
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金杉橋

2008-07-29 | 風屋日記
朝の屋形船。
東京は港区浜松町にある
古くからの船着場、金杉橋にて。

昨夜はnanaponさん、川島さんと
楽しい時間を過ごさせていただいた。
あっという間の2時間半。
暑さも忘れていたほど(笑)
おつきあいいただき
ありがとうございました(^-^)
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楽しかった2日間

2008-07-28 | 風屋日記
この2日間
我々はとても楽しかったけど
若い2人は楽しめたかなぁ。
彼らは今日午前中の新幹線で帰京すると言ってた。
私は14:41盛岡発で出張のために上京予定。
今回の出張中に長男たちに会う予定はない。
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マルカンソフト

2008-07-27 | 風屋日記
これぞかの有名なマルカンソフト。
この高さと量でこの値段!
コーンの部分が軽いので
当然バランスが悪く持ち上げられない。
ということで箸で食べることになる。
目覚ましテレビや雑誌フライデーでもお馴染み。

初体験の長男の彼女Yちゃんも
その量に四苦八苦(笑)
あーダラダラ溶けてきて…危険だぁ(^_^;
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長男カップル

2008-07-27 | 風屋日記
昨日は小岩井ドライブと盛岡散策。
夜は次男と私を交え、
4人でラッキー本店で夕食。
今日は母ちゃんと私が若いカップルを連れ
花巻周辺をドライブ中。
ここは国宝毘沙門天を祭ってある
三熊野神社と毘沙門堂。
花巻の照井だんご屋で買ってきた
お茶餅を食べながら休憩中。
写真は仲良く並んだカップルと
その前に立つ母ちゃん。
境内の木陰はとても涼しい。
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突然、ドッキリ(笑)

2008-07-26 | 風屋日記
一昨日、
突然長男から「明日帰る」のメール。
部活関係の仕事があってしばらく帰って来れない予定だったけど
地震があったので「いいから一度帰ってこい」と言われたらしい。
そして当日の昨日の朝、会社についた途端母ちゃんから
「緊急ニュース!!彼女つれてくるらしいよ!!」とのメールが。
そんな気もしてたんだよなー(笑)

ってことで昨日は急遽母ちゃんは家の大掃除&模様替え。
何せ女の子が泊まりにくるなんてことは我が家始まって以来。
母ちゃんとしてはウキウキを通り越してハイテンション。
帰宅してみたらまるで違う家になってた(笑)
彼らの到着は22時過ぎってことだったので
夕食はいらなかったものの、お茶やデザートの準備も完璧。
私は母ちゃんの指示に従って夕食をとり、周囲を片付け、
地震の影響の寝不足解消のために少し横になってから迎えに。

来た来た。
2人並んで新幹線から降りてきた。
長男の第一声は「寒っ!!」昨夜は肌寒いくらいだったからねー。
彼女も「えー!?これは4月ですよー。信じられない」とびっくり。
この3月まで鹿児島で生まれ育ち、盛夏の東京からくれば
初めて足を踏み入れる北国の空気の違いを感じて当たり前だね。
ようこそ。澄んだ空気のイーハトーブ花巻へ。

ところで話は変わるけど
先日私が鯵ヶ沢へ行った時、母ちゃんは弘前の大学時代の友人宅へ。
うちの次男と同い歳の息子さんが北大に入ったその友人と
子どもたちのことやダンナの悪口など(笑)語り合ったらしい。
その彼女から聞いた話、
息子さんの札幌行きが決まり、彼女と離ればなれになることに。
引っ越し準備に忙しいある日、彼から
「彼女とお別れ旅行に泊まりがけで行ってくる」との衝撃宣言が。
大学時代は
「将来娘を持って『女友達のとこに泊まりに行ってくる』と言われても
 絶対に私は騙されない。自分がやってきたことだから(笑)」
と言っていたという彼女も、息子からの直球に絶句したとのこと。
とうとう喧嘩となり、最後には
「正面切って言われたら『いい』なんて言える訳ないでしょ!!」と(^^;
結局日帰りで行ってきたらしいのだが
「親に隠れてってことないんだねぇ。
 イマドキの子たちは正直というか何と言うか(苦笑)」
昨日は私たちもそれを少々実感した気がするかな(笑)

昨夜は一応、彼女の布団は次男の部屋に。
でも長男の部屋とはふすまで仕切ってるだけの2間続きの部屋。
親としては建前は通したので、あとは本人たちにお任せだ。
今夜は母ちゃんが中学時代の同級会で私は仕事。
長男は彼女を盛岡の観光に連れて行き、
夕方部活が終わった後の次男のところに遊びに行くとのこと。
晩メシは3人で行く予定がのつもりが4人になったけど(笑)
ラッキー本店へ行くつもり。マスターよろしく!!
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頑張ろう 岩手

2008-07-25 | 風屋日記
先月の岩手・宮城内陸地震の後、
被災地ばかりではない岩手県内のホテル・旅館で
大量の予約キャンセルが続いているらしい。
観光が産業の大きな柱となっている花巻市においても
花巻温泉でこの1ヶ月の間に9千人ものキャンセルがあったとのこと。
そうでなくとも地域格差で経済が停滞していたところだし
東北の夏祭り(盛岡さんさ踊りなど)シーズン間近のこの時期
この風評被害は大きな痛手となる・・・と
県内の旅館のおかみさんたちが一斉に立ち上がり
東京で「安全キャンペーン」をしたのが一昨日のこと。
皮肉なことに今度の地震はその夜起きた。

昨日仕事で会った人たちは、観光関係の人じゃなくとも口々に
「泣きっ面に蜂・・・というより致命的」と嘆いている。
ある観光関係の人などは「ホントはこんなこと言っちゃいけないけど」
と前置きした上で、私の耳元に口を寄せて
「2つの地震は岩手県南の端と県北の端、
 少しずつ震源地がずれてくれてたら岩手じゃなかったのに」
と本音を吐露していた。
別の人は開き直り「フキンシンだけど」と言いつつ
「東京で震度6なら何百~何千という被害者が出る大惨事。
 岩手だからこそこれぐらいの被害で済んだ。
 『大地震でも被害の少ない安全な県』と宣伝してみたら」
と自嘲気味に苦笑いしていた。

災害に文句を言ってもしゃーない。
これは私がそれらの人たちに返した意見だけど
「今ならどこも空いててゆったり過ごせますキャンペーン」
とか「大事にしてくれますよキャンペーン」などで
逆境をネタに替えてお誘いするしかないんじゃない?(笑)
発想の転換でカラ元気でも出して頑張るしかないよ。
眉に皺寄せてちゃますます誰も寄り付かなくなるもんね。
みなさん、岩手に来るなら今ですよ。
安い料金にも関わらず
空いててゆったりできる宿が今なら選び放題。
涼しい高原の風や暖かい人情や熱い夏祭り、
そして美味しい山海の幸が待ってます。
最高にいい季節ですよ(^_^)

それにしても、災害はしかたないけど、例えば
「震度7以上じゃないし、甚大な被害も出ていないので
 今回の地震には名前がつきません」
などと杓子定規な方々や
「被害程度を見ると、本当に震度6かという疑問が残る。
 震度5や6を連発し過ぎじゃないか。今後震度の基準の見直しも必要」
などというワケわからないピント外れのことを言っている
概ね「エライ方々」には本当に頭にくるなぁ。
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お見舞いコメントありがとうございます

2008-07-24 | 風屋日記
会社ではいろんなところに影響が出ていることが
夜が明けるにつれてわかってきました。
直接的に会社の営業活動に大きな影響が出る被害ではありませんが、
朝からそれらの対応と、
かといって今日予定の業務を棚上げするわけにもいかず
ようやく今昼休みでカップラ啜っているところです。
昼の間に少し寝ます。
12:40になったら13時アポのところへ出かけなきゃ・・・。

今日は長い1日になりそうです。
取り急ぎコメント返しまで。
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状況

2008-07-24 | 風屋日記
会社の状況の一部。

営業

3階は水浸しでパソコンも何台かおじゃんに。
書類やお客様から預かっている資料類にも被害甚大。

刷版

設備機械も歪み、この機械はもうダメかな。
2~3千万円の機械なんだけど・・・まぁもう古いけどね(^^;

時計

壁から落ちて大破した時計。
地震が発生した時間をさしたまま止まっている。
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続報

2008-07-24 | 風屋日記
現在1:20。
自宅や実家、次男のところも大丈夫だったが
会社が大変な状況と連絡が入り、
スーツやらワイシャツも持って今向かっている途中。
コンビニでとりあえずコーヒーを購入したところ。
空調機のダクトが外れて水浸しらしい。
会社に向うにしても高速は止まってるし、
雷はピカピカ光るし、雨は降ってくるし…。

今日は大事な仕事の予定が詰まってたし
夜も飲み会だったよなぁ…。
このまま徹夜かなぁ…。
やれやれ┐('~`;)┌
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また…

2008-07-24 | 風屋日記
現在夜中の0:40。
また大きな地震で飛び起きた。
また岩手県内の震源かよ(*_*)
勘弁して欲しい…。
盛岡、花巻は震度5弱。
この前より大きいな。

あー、すっかり目が覚めちまった(^_^;
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祖父母、曾祖父母のこと

2008-07-23 | 風屋日記
お袋の旧姓は花籠(はなかご)、相撲部屋と同じね(笑)
盛岡と花巻の間にある紫波町の、
北上川東岸に彦部という小さな集落に花籠一族は住んでいる。
祖父もその集落の出身だ。
その辺りにはたくさんいる「花籠さん」だが、
岩手県内にはそんなに多い名字というわけではない。
同じ名字の人たちは遡るとどこかで繋がっているのかも。

お袋方の祖母の旧姓は小林という。
祖母の父親(私から見れば曾祖父)の小林家は
かつては伊達藩の剣の指南役の血筋だったと聞いた。
そして祖母の母親(私の曾祖母)の旧姓は錦織。
これにはかなり濃い歴史があると聞いてる。
伊達藩の重鎮だった小林家と錦織家の2人が結婚し
どんな理由か今となってはわからないが
明治の終わり頃盛岡に住んでおり、祖母が生まれた。

親父方の祖母の旧姓は何だったのだろう。
曾祖母を含め、流転の人生であり、
何度も名字が変わったと思われるので
一体旧姓はどれだったのかは今も知る由がない。
戸籍によれば名久井(なくい)だったようだけど
それは曾祖母の旧姓でもある。
曾祖母は名久井→西舘→荻原→山口と名字が変わったので
娘にどの名字を名乗らせていたのかがわからないのだ。
そしてその娘は
職業軍人として陸軍盛岡駐屯地に配属されていた
山口県出身の男と結婚することになる。

不思議なことに
母方の曾祖父母と父方の祖父母が暮らしていたのは
盛岡の中心街に近い日影門だったそうだ。
祖母の兄弟と伯父たちの歳が近いので
もしかしたら同じ頃にご近所付き合いをしていたのかも。
時は明治、日露戦争が終わった頃のことだろうか。
自分に繋がる、古の市井の人々のささやかな暮らしに
時々思いを馳せることがある。
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出張

2008-07-22 | 風屋日記
暑さに弱い私なのに
なぜか毎年この時期に東京への出張が入る。
毎回違った目的の出張だから偶然なのだろうが、
不思議といつも同じ7月下旬~8月上旬なんだよなぁ。
昨年までは理由があって、
1~2ヶ月に1度は東京出張があったのだが
今回は昨年10月以来の久しぶり。
しばらく出張はないなと思っていたのに
予定が入るとまたこの時期だ。

上京することはまったく苦にはならないけれど
真夏の東京は避けられるものなら避けたいよねぇ(^^;
まして、これまでのようにプライベートの上京ならまだしも
ネクタイ締めてスーツ着て真夏の東京は
普段北国の気候に浸かりきっている人間にはキツい。
ま、しゃーないけどね。

ってことで、来週の28日(月)~29日(火)と上京します。
nanaponさんと久しぶりでお会いし、川島さんもご紹介いただく予定。
それはとても楽しみ。
あまり暑くならないことを願いつつ・・・(^^;
コメント (4)
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2008-07-21 | 風屋日記
設置完了
我が家の夏の風物詩。
これさえあれば、
岩手の夏はエアコンなしでもほぼOK。
今年も我が家はエアコンを買わない。
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