風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

1月が終わる

2020-01-31 | 風屋日記
まだまだ仕事が追いついていない。
やらなきゃいけないこと、やりたいことが棚積み。
1週間ぐらい、
私以外の世界の時間止まってくれないかなー(^^;
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つるし雛

2020-01-30 | 生活の風景

知る人ぞ知る、石鳥谷町八日市のつるし雛。
15年ぐらい続いていて、年々数が増えていて壮観だ。
徐々にその美しさが有名になっていて、
今年はとうとう新花巻駅にも飾られている。
しかもスペースが限られているからだと思うが
万華鏡のような鏡に囲まれた展示コーナーが設けられ
中に入ると色彩鮮やかな世界に浸ることができる。
新花巻駅を使う人は必見。
待合室内にて。
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本棚

2020-01-29 | 読書

他人の本棚を見るのが好きだ。
友人のアパートを訪ねることが多かった学生時代から
よその家に行くと必ずといっていいほど本棚を盗み見る。
OKがもらえたら、それこそ舐めるように1冊1冊背を眺める。
気になった本は(了解を得てから)棚から抜き取り
まずは奥付、そして装丁、レイアウトを確認してから中身をチラ見する。
欲しくなった本はメモったりもする。
他人の家に来て何やってんだ・・・と思われるだろうが(^^;
並んでいる本のタイトルや装丁から
持ち主のことが結構理解できるような気がするのだ。
もちろん自分が知らない本と出会う楽しみもある。

自分の本棚を見られるのは恥ずかしい。
心や頭の中まで覗き込まれているような気すらする。
なにしろ、そこに並んでいるのは自分が気に入った本たち。
「こーゆーのが好きなんだ。ふーん」
なーんて言われた日にゃ、本棚全体を隠したくなってくる。
不思議なもので、仕事で作った本が並んでいる棚は
「こんな作ってるぜ」と見せたくなるのだが
プライベートで買った本たちは恥ずかしく思うのだ。

私が学生時代を過ごした実家の本棚が残っている。
高校時代から大学時代に買った、主に文庫本が多数並んでいる。
子どもたちが幼かった頃、家人の出張などがあると
私は子どもたちを連れて実家に泊まったりしたものだ。
そんな時、かつての自分の部屋に泊まると
周囲にあるのは自分が読みたくて買った本たち。
好きで買ったものだからついついあちこちから本を引っ張り出し、
読みふけっているうちに夜が更けていくことがあった。
それでも気になってやめられない。
まるで麻薬だ(笑)

写真の棚は、どんなことがあっても手放すことはないだろうという
私の蔵書の中でも特に大切な本が並んだコーナー。
ここ見てるだけでも趣味がわかるよね(笑)
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「影裏」

2020-01-28 | 読書

東京出張の帰り道、
上野からひと眠りした後でも読了できた短編。
第157回芥川賞受賞作品で、この度映画化されたようだ。
普段は芥川賞受賞作品だからといって
あまり飛びついては読まないけれど、
盛岡が舞台ということもあり、
また映画化も早かったので読んでみたわけだ。

肝心な部分には直接的に切り込むことなく
丹念に周辺部のみを細かくなぞっていくだけのストーリー。
まるで読者の想像力を試しているようだが
東日本大震災という、圧倒的な現実を描くには
こういう方法しかなかったのは理解できる。

とはいえ、微に入り細に渡る描写の割には
たどたどしい文体と、時折引っかかるをおぼえる接続詞。
なぞるディテールがあまりに周辺部すぎるために
何度か引き返して読み返さなければならないほどの
理解が難しいストーリー展開。
正直言って、あまり一般受けする悪品ではない気がする。
個人的には表現方法など参考になったけどね。

これを映画化するとなると
脚本も、演出も、相当な想像力が要求されるだろうなぁ。

「影裏」 沼田真佑:著 文春文庫
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先週

2020-01-27 | 生活の風景
水曜日から3日間東京出張。


土曜日はクリエイターズセッション


そして昨日の円万寺系神楽初舞では
音響担当しながらの出演。



力仕事のバラシが終了した時には
出演メンバーはもう誰もおらず
家に帰って椅子に座った途端に落ちてしまった(^^;
朝から頭痛だったしね。

ヘトヘトです。
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今日は湯口振興センターへ

2020-01-26 | 神楽・芸能

円万寺系神楽3団体が一同に会すのは年に1度だけ。
貴重な機会です。
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今日です

2020-01-25 | 文化


ゲストのレジェンドフォークシンガー荒谷正勝さんの
ミニライブ付きで、トークセッションです。
18:30より、ゲストハウスmeinnにて。参加費千円。
終了後は荒谷さんを交えての交流会もあります。

そして明日は↓こちら。


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円万寺系神楽初舞

2020-01-24 | 神楽・芸能

今度の日曜日、26日に花巻市湯口振興センターにて
円万寺系神楽3段団体による2020年初舞が行われます。
今回も滅多に見られない山の神や狂言が予定され
見所満載です。
入場無料、お見逃しなく❗️
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20歳の時に何をしていたか

2020-01-23 | 風屋日記
ってエッセイをこの時期よく見るよね。
私は今年還暦、成人式3回目って勘定になる。
もう40年も前のことで記憶も曖昧だけど、
ちょっと振り返ってみようか。

1980年8月に20歳になった。
日本がボイコットしたモスクワオリンピックが開催され
山口百恵が引退、ピンクレディーが解散を発表し、
ユーミンのアルバム「時のないホテル」が発売され、
ジョン・レノンが殺された年。
20歳の大した感慨もなかったので、当時の記憶はない。
誕生日が夏休み中だったので、
友人たちとアパートでワイワイお祝い・・・なんてこともない。
確か車の免許を取ったのがその夏休み中だった気がする。

特に何かをした1年間ではなかった。
大学に行き、アルバイトをし、
高円寺のアパートで友人たちと麻雀し、飲んだ。
当時付き合っていた彼女は大学同学科の同級生だったから
どんな時でもほぼ一緒にいた。
その人も一緒に友人たちとワイワイ飲んでいた。

本はとにかく読んだ。
絵本や、小説や、詩や、評論や、哲学書や、漫画まで。
吉川英治版「三国志」全10巻を数日家に篭って完読したのも
確かこの頃だった気がする。
風呂屋に行ったり、寝たりする以外ずーっと、
アパートの部屋の壁に寄りかかる同じ姿勢で読み続けた。

音楽もいろいろ聴いた。
持っているレコードはJAZZ、ニューミュージック、フォーク、
アメリカンロックにレゲェ。
中でもジム・ホールの「アランフェス」やマルの「レフトアローン」、
ユーミンがまだ荒井由実だったころのアルバム類、
そして伊勢正三さんのグループ「風」はとても懐かしく
今聴いても当時の光景が頭の中に蘇ってくる。
ジョンの事件はアパートでニュースを見た。
愕然として言葉もなかった記憶がある。

高校時代、レイモン・ラディゲやアルチュール・ランボーに憧れ
「20歳までにはなにか文筆で結果を出したい」
と思っていたんだけど、そこはもう現実が見えてくる年頃。
とっくに自分の野望には見切りをつけていた。
だから大学1年、3〜4年の頃の激動の日々に比べ
この1年間だけは面白おかしく、毎日平凡に過ごしていた気がする。
(ちょっと辛い思い出もあるけど、それはともかく)
とにかくいつでも金がなかったからってこともあったよね。
(本にだけは惜しみなく金を使ったけど)
今思えば、さまざまINPUTの時期だったのかな。
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「もりおか印刷由来」

2020-01-22 | 読書


ここに「もりおか印刷由来」という1冊の本がある。
かつて勤めていた老舗印刷会社は
1993年に創業100周年の事業を行ったのだが
その一環で私家版として製作した本だ。
私が編集に携わった初めての本だったかもしれない。

前半はその会社の創業者の明治32年生まれの娘が
(当時95歳で、東京で健在だった)
昔を思い出しながら書いた会社草創期の記録。
日露戦争に勝った提灯行列を覚えているという方なので(^^;
実際に見聞きした記憶が鮮明で驚く。
「近所で電気を引いているのは・・・」みたいな話がすごい。
宮沢賢治さんも出入りしていた時代だ。

中盤は当時の会社(経営者一家が住んでいた)に
大正7年、旧制中学入学のため下宿した経営者親族の思い出。
原敬暗殺の際、郷里に帰った遺体を中学校生全員で出迎えたそうだ。
のちに東大から旧東京市役所に勤務し、
二・二六事件を目撃したという話を聞いたことがある。
歴史の目撃者が2人もこの本の中でまだ生きている。


この写真の後ろの右側がその人。
大正8年とあるから、おそらく旧制中学2年の頃だろう。
今の中学2年と同じ歳だが、風格が違う。

そして後半が岩手県における印刷業の歴史なのだが、
なんとそこに明治4年、、当時9歳だった新渡戸稲造が出てくる。
文明開化が始まる近代日本の夜明けに乗り遅れまいと、
当時の旧南部藩士家の子である少年たちが
11日間かけて東京まで歩いて行き、遊学したというのだ。



9歳の新渡戸が東京まで歩いたことが驚き。
出してやった親もすごい。
その仲間たちのうち堀内という兄弟が活版印刷の技術を学び
盛岡に持ち帰ったのが、岩手の鉛活字の始まりとの由。
江戸期から、花巻城で木製活字は活用されていたようだが
西洋技術であった鉛活字は情報インフラを飛躍的に向上させた。

活版印刷はオフセット印刷になり、今はオンデマンドもある。
活字は写真植字(写植)になり、電算写植になり、
今はほぼ100%コンピューターレイアウトだ。
(私は写植の頃から知っている)
情報インフラは(新聞を含む)印刷からラジオ・テレビの電波、
そして現代はインターネットと進化を続けているが、
どのメディアも長短あるので、使い分けが必要だと思う。
印刷は決して旧い情報メディアではないから
その歴史を知ることも貴重だと思うのだ。
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まきまき花巻グッドデザイン賞受賞展・トークイベント 「地域の魅力発信にまきこまれよう!」

2020-01-21 | マチココ


先週土日に開催。
新たな繋がりができ、新たなヒントもあった。
一番のポイントは一過性に終わらせないことと、
コミュニティは小さく濃くするのではなく
もっと広く緩くすること。
核はあってもいいんだけど、あまりに絆が強いと
他の人が入りにくくなるからね。
いろいろアイデアは浮かぶが、コンセプトは忘れずに。

まちに人を呼びたいというのはマチココと同じコンセプト。
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第11話 クリエイターズセッション

2020-01-20 | 文化

今週末はコレです。


ゲストは岩手のレジェンドフォークシンガー荒谷正勝さん。
荒谷さんの歌を聴く機会はあっても
お話をうかがう機会はそんなにないはず。
なぜ荒谷さんは歌うのか、50年近くも歌ってこれた原動力は何か
いま歌で何を伝えたいのか。
今回はもちろんミニライブ付きで、トークセッションします。

1月25日(土)18:30より、参加費千円。
終了後は荒谷さんを交えての交流会もあります。
この機会をお見逃し(お聴き逃し)なく❗️

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訃報

2020-01-19 | 生活の風景

近所に住む、小学校、中学校時代の同級生のお母さんが
昨夜未明亡くなったとの連絡があった。
少し前に脳梗塞で倒れ、緊急搬送されて病院にいたのだが
なにしろ89歳、力尽きたとのことだ。

ウチの息子たちと彼女の孫たちとは
小学生時代からの野球仲間であり、神楽仲間。
小さい頃は泊めてもらったり、ごはんをご馳走になったり
しょっちゅうお宅にお邪魔してとても可愛がってもらったものだ。
自作の漬物を息子たちはよくもらって来ていたし、
神社で神楽ご披露ともなればいつも見に来てくれていた。

私が小学校4年生の時に、彼女の娘である同級生は同じクラス。
先生がガリ版で毎月発行していた学級通信「たんぽぽ」に
一度母としての彼女の文章が掲載されたことがある。
今とは違って過保護ではなく、少し離れたところから娘を見守る
昭和40年代のお母さんの姿がそこにはあった。
戦争も体験し、だからこそ「とにかく健康ですくすく育って欲しい」という
ささやかな願いの記を、私は今でも覚えている。

その娘も母となり、孫はみんな30歳前後にもなる。
数年前には家も建て替え、昨年は外にひ孫も生まれた。
娘夫婦も、孫たちも同居した生活は幸せだったのかな。
89歳という年齢は私にとって30年後。
おそらくあっという間だろう。
私は彼女のように、幸せに人生を終えることができるかな。
私もそんなことを考える年齢になった。

市井に生きたささやかな幸せがちょっと羨ましくもある。
合掌。
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今日です

2020-01-18 | 世界・平和

花巻のイトーヨーカドー2階にて、13:00〜15:00。
富川岳さんの話が聞けるチャンス。
参加費無料です。
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ひとりごと

2020-01-17 | 生活の風景
毎日いろんなことを思いつく。
本業である出版企画も、
イベントも、事業も、新たな枠組みも、チャレンジも・・・
同時並行でいろいろ話を進めるものの
自分の体はひとつ。
みんな平等に限られた時間しかない。
自分で自分を駆り立て、ドタバタな日々が続く。
そんな中、歳とともに体にも多少不安を感じるこの頃。
自分がやるべきことな何なのか
ちゃんと交通整理する必要があるな。
じゃないと周囲の人たちに迷惑をかけることになる。
まずは目の前のことをきちんとやろう。
その上で、新しいことにチャレンジしよう。
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