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ちょっとひっくり返すと
不思議なものがたくさん出てくる実家(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/9a/4875cb10e75c989f7bd59dcb8d814aef.jpg)
こんなものとかね(笑)
今回は古い週刊ベースボールがたくさん出てきた。
小学生の頃、とにかく野球が好きだった。
阪神タイガースのエース江夏豊のファンではあったけれど
特定のチームや選手にあまり偏ることなく
高校野球でも、大学野球(当時はNHKで中継があった)でも
そしてもちろんプロ野球でも夢中になって見た。
そんな息子のために、
親父が時々この雑誌を買ってくれるようになったのだ。
週刊誌だから、時間が経つと情報が古くなる。
それでも「週べでは以前こう言ってたけど、結果こうなったな」とか
その年で引退したベテランの姿がバックナンバーに残っていて
それが好きな選手だったりすると取っておいたりして
いつの間にか古いものが溜まっていったのだろう。
今回の発見で、一番古いものは1972年の6月発行号。
王さんも、長島さんも、江夏さんも、田渕さんもまだ現役。
野村さんや山田さんもいた。
渋いところでは福本さん、黒江さん、平松さん。
東尾さんが「若手投手」として紹介されている(笑)
なんか、みんなそれぞれ個性を持ったサムライで、
ウデ1本、バット1本で身を立てているという気概というか
職人肌の選手ばかりだ。
現代野球のように洗練されてはいなかったのかもしれないが
監督とぶつかったり、意地の勝負を仕掛けたり
雑誌の内容も読んでいて楽しい。
出てきたもので一番新しいのは1982年のもの。
これは私がまだ大学に在籍していて東京に住んでいた時のもの。
春のキャンプ中に発行されたものだから
その年のシーズンを占う内容が実に面白い。
同い歳のルーキーだった木戸選手はのちに阪神の不動の捕手。
この歳にやってきたバース選手は動きが鈍いと酷評されている(笑)
木戸選手と法政でバッテリーを組み、日本ハムに入った田中富生投手も
思い出してみれば同い歳だったなぁ。
当時29歳の強打者で、すでに3年連続三冠王だった落合選手が
セカンドからファーストのコンバートされたのもこの歳だったか。
「原は巨人の4番になれるか」なんて見出しも懐かしい。
取っておいても仕方ないので
処分しなきゃいけないんだろうけど、
今は忘れられた選手たちの現役時代が載っているのを見ると
簡単に捨てちゃいけない気がするんだなぁ。
「この人たちもこの頃はプロ選手として輝いていたんだよ」と
大事にしてあげたくなるんだ。