思えば、実に半世紀近くにわたって、
文句を言うな、不平不満を言うな、お前だけわがまま好き勝手言うな、
と言われ続けてきた前半生だったけれど、
いまや時代はダイバーシティ。
多様性の旗のもとに、前時代的な集団主義・管理主義、
同質主義・同調圧力が瓦解していくのを見ると、
小気味いいったらない。
きっと僕にうるさく言ってた連中はこの時代の流れについていけず、
無意識に自分の固定観念を押しつけて、
若い部下や子供たちに煙たがられていることだろう。
そしてそれを「最近の若い奴らは…」と定型句でごまかし、
自分にその原因があるとは、つゆほども感じていないことだろう。
つくづく、文句を言う側の人間でよかった。
時代が僕に追いついたんだな。
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