いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

たとえばお腹が空く

2008-01-23 00:33:09 | 似非哲学の部屋
何か食べたいと思う。
でも食べる機会に恵まれない。
するとどんどんお腹が減る。
食べたくて食べたくてたまらなくなる。
食べ物のことしか考えられなくなる。
飢えて渇いて、なりふり構っていられなくなる。
誰かのものであっても、きっと奪って食べてしまう。

人はそれを恥と呼ぶ。
社会はそれを罪と呼ぶ。
しかし、何が悪いのだろうか。

欲望を断ち切ればエライのだろうか。
世の中そんなにシンプルなもんだろうか。
精神力で一時的にしのげても、やがては限界が押し寄せる。
遅かれ早かれ、「醜態」をさらすハメになる。
とすればそんなのヤセガマン。
さもなくば、死か。
とすればそんなの、生きているとは言えない。

愛でも恋でもいいし、友情でもいい、
プライドでもいいし、エゴでもいい、
カネでもクスリでもいいし、権力でもいい。

いともたやすく崩れ去るのが人間だし、
堪えて堪えて矜持を示そうというのも人間だし、
良いとか悪いとかそういう問題じゃないような気がするわけよ。
生きていくってそれだけのことなんじゃないかと思うのよ。

要するに、幸せになりたい。

後味が悪いと、
自分的に定義する自分像と辻褄が合わないと、
要するにカッコ悪いと、
誰も聞いてないのにごちゃごちゃ言う。

潔く認めてしまう方がよほど難しいことなんだけどもね。

人生に意味なんかあってもなくてもいいし、
ただ死ぬまでの間どうしようもないから、
何かして暇つぶしてようというだけのこと。

それ以上でも、それ以下でも、ないんじゃないか?


最新の画像もっと見る

post a comment