いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

漏不満主義

2019-01-24 09:58:47 | 超・いぶたろう日記
森鴎外に始まり、北村透谷を経て、
初期の島崎藤村に到る浪漫主義の青白い炎を魂に宿す僕は
「身も蓋もないこと」を言う人がニガテなのだと気づく。

たとえば僕の業界で言えば、
「塾に高いカネ払って学歴を買っているようなもんだ」
とか、
「第一志望校以外・偏差値60以下には行く意味がない」
とか、
「少子化なのにチマチマ塾なんかやってないで、もっと手軽に稼げる方法が…」
とか、そういう類。

訳知り顔で、なんでもかんでもカネや欲得の話に置き換えて、
それがあたかも人間のすべてを悟った者の証でもあるかのように、
無感動に断定的にものを言う。

でも僕に言わせれば、
そういう人こそ狭隘な視野の中で決めつける気持ち良さに酔い、
安易な理屈に囚われて、人間について見失っている部分の方が多いような気がするよ。

北村透谷読んだことないけど。
島崎藤村は教え子に手を出した人だから到底見倣えないけど。
オチのこういう物言いはどちらかと言えば自然主義だけど。
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