電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
◉竹内宏の『昭和経済史』を読む
2019年8月3日
◉竹内宏の『昭和経済史』を読む
木曜日の夜はヴィヴァルディの『四季』の CD を 2 枚通して聴いた。演奏者それぞれの四季があった。その余韻が残っているうちにもう一枚クラシック全集に入っている盤があったので金曜日の昨夜はそれを聴いた。やはり、もう一つ別の四季があった。イ・ムジチ盤が聴いてみたくなった。文京区の図書館で探してみよう。
夜明けにドアチャイムがなるのでびっくりして飛び起きたら、新聞受けに差し込む際、朝刊の端がボタンに触れたらしい。「ああびっくりした!」と目を覚ました妻が「まだ頭の中でヴィヴァルディが鳴ってる」と言っていた。
竹内宏の『昭和経済史』を読んでいて朴烈(パク・ヨル)の大逆事件が出てきて気になっていたが、早朝ドアチャイムを鳴らして届いた朝日新聞折り込みの「be on Saturday」みちのものがたりに朴烈と金子文子の話が出ていてタイムリーだった。こちらも驚いた。(8:32)
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Akabane 2019
ミャンマー駐在生活から一時帰国している友人母子を誘って明日の夕方から納涼会をするので、赤羽の角上魚類まで買い物に出た。猛暑なので蒲原で買った麦わら帽子をかぶった。ネット上でまとめ買いをすると、ひとつ二百円もしない帽子らしいけれど妙に気に入っている。
Akabane 2019
数ヶ月ぶりに来たので街の様子もちょっとだけ違う。不思議なもので小学生時代六年間を東京城北地区で過ごしただけで、北区はわが故郷という感じで何を見ても懐かしい。(15:43)
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引き続き竹内宏の『昭和経済史』を読んでいるけれど、興味を持って読み始めた金解禁と金本位制と昭和恐慌の部分が「わかりました」と言えるように理解できない、要するにわからない。検索したら『高橋是清・井上準之助 論争 昭和恐慌 金解禁・金輸出再禁止: 付・Q&A よくわかる金本位制 歴史に学ぶ金融と経済』という Kindle 版電子書籍を見つけたので買ってみた。350円。
「金解禁と昭和恐慌がよくわからない」という高校生や受験生でも読め、国際金融と経済政策を学び、歴史の謎を解く知的エンターテインメントとしても楽しめる。(同書解説より)
これでもわからなかったら高校生や受験生以下ということになる。きびしいなあ。
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