病は気より

病は気より

 ストレスが有害だと信じている人の死亡率はは、ストレスをあまり受けていない人より高くなるのだそうだ。さらに、ストレスが有害だと思っていなかった人の死亡率はは、ストレスを感じていない人と変わらないという。人の思い込みこそが結果を決定しているということはよくあるのだと思う。

 ごく身近にある限られた例だけれど、外科的治療法のない段階の病気でも、それが自然な老化の一過程に過ぎないと達観しているように見える人たちは、周りの者が驚くほど余命を延ばしつつ普通の暮らしをされている。老化を受け入れられる程度に、みな運よく高齢になっているということなのだけれど。
 高齢になるほど病気の進行が遅いという話を聞くのは、そういう心の持ち方が影響するということもあるかもしれない。

 

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