電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
◉「虫の詩人の館」で探し物
2019年2月17日(日)
◉「虫の詩人の館」で探し物
千駄木五丁目にある『ファーブル昆虫館 「虫の詩人の館」』で探し物があるという妻に付き添って、散歩がてら行ってきた。
探し物といってもずいぶんむかし、一度写真に撮らせていただいた展示物で、それをもう一度見たいのだと言う。膨大な写真データの中にあるはずなのだけれど、それを妻にご覧いただくため隅から隅まで探すことは現実的でない。
もう一度写真に撮らせてもらおうとカメラをぶら下げて出かけてみたが、展示替えされていてもう見当たらない。学芸員の女性に聞いたら、その古い展示物の記憶がないと言う。ほら見たことか。
住所と名前と電話番号に用件を書き添えて芳名帳に一縷の望みを託してきた。また展示されることがあったら連絡をもらえるようお願いしてきたけれど、ちょっと望み薄かもしれないね、と話していた。
夕方になって見つかったと連絡があり、背後で男性の声が聞こえていたので、奥本大三郎さんが出てこられ、ちゃんと覚えておられたのだろうと妻が嬉しそうに言う。
同館は土日の午後だけ開館しているので、早速今日再訪することにした。運営は NPO 日本アンリ・ファーブル会、協力がファーブル昆虫塾、住所は文京区千駄木 5-46-6 で、土日の 13 時から 17 時まで無料公開されている。
(2019/02/17)
◉
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« ◉夕日の温度 | ◉ 千朶木書房開店 » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |