▼現実の肉離れ

 


六義園染井門前脇にあるビルの向こうに、ポツンと浮かんだ白い雲が半分くらいのぞいており、安手の合成技法のように見えることで感覚が一瞬だけ現実離れする。



2010年6月1日、文京区本駒込にて。



不意に感じられる上位の現実としてのシュルレアリスム、その代表的な画家であるルネ・マグリットを思い出すような風景にときどき出会うことがあるけれど、絵画より写真の方が恣意的でないせいか、個人的な体験としてのシュルレエル(surréel)に近い気がする。

 
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