【月の満ち欠け】

【月の満ち欠け】
 

 帰省時に行きつけの理容室で女性店主に散髪をお願いしたらご主人が急に入院されたという。
 あれこれ病気を抱えて入退院を繰り返されているご主人なので
「今度はどうして?」
と聞いたら、夜間就寝中の様子がおかしいのだけれど、うまく言葉で説明できないので、テープレコーダーに録音して医師に聴いてもらったら、どうやら睡眠時無呼吸症候群らしいので検査入院になったといい、昔からそうだけれど、この奥さんは偉いなぁと感心する。



5/30、エスパルスドリームプラザ前の人工海浜で遊ぶ女子中学生たち。

 進化とともにあごが小さくなり、どんどん肥満している人類の宿命病とも言われている睡眠時無呼吸症候群だけれど、発見が遅れれば命に関わる病気でもあり、また病院通いが始まるけれど、それはそれでよかったねと髪を刈られながら話した。



5/30、エスパルスドリームプラザ観覧車と月。

 渚に波が寄せては返し、子どもたちが海の中に入っていっては駆け戻り、観覧車がゆっくり一周して地上に戻り、太陽と月が追いかけっこをするように昇っては沈み、その月が欠けていっては満ちてくる、といった単調な繰り返しが心地よいと感じることがあり、その心地よさが永遠に続いてくれたらいいと感じる人が寄り添っていると、微かな予兆に気づいて病気を見つけてくれたりするわけで、他人から見たら苦労の絶えないご夫婦だけれど、末永く二人でいられたらいいなと心から思う。

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