▼筑土八幡の神輿

新宿区筑土八幡町にある筑土(つくど)八幡の神輿。

今から330年ほど前の延宝六年に作られたものだそうで
ガラス越しに観察すると恐ろしく細工が細かい。



江戸時代の地図を調べたら確かにこの場所に昔からあって筑土明神と記されている。
「つくどちょう」にあるのだと思って調べたら所在地は筑土八幡町であり
筑土八幡町の隣にある「つくどちょう」は違う字をあてた津久戸町になっている。



今朝ほど上記の記事をアップしたら
郷里静岡県清水で建築家の友だちの書き込みがあって
港区赤坂二丁目で大正8年から
襖の引手金具を製造販売しておられる
清水商店を教えていただいた。

偶然午後1時から赤坂の出版社で会議があり、
そんな老舗が目と花の先にあると教えていただいたのも
すぐに行ってみろという啓示ではないかと思い
清水屋という名前にも親しみがあるので
仕事帰りに訪ねてみた。



友だちの書き込みにも職人がいなくなったという嘆きが書かれていたけれど
まさかこんな事になっているとは思わなかった。



こういう偶然もあるんだなぁと感慨深い雨の日の出来事。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
神社に使う金物がすごいですね (神田町(木組))
2009-01-22 11:20:22
和物の金物は赤坂の清水商店が有名で、地方から欲しい人はそこまで買いにいくんですよ、おじーさん二人でやっているですが・・・職人がいなくなったと嘆てました。修理などはやはり京都あたりにだすんですかね
 
 
 
雨の日の偶然 ()
2009-01-22 15:47:26
仕事帰りに訪ねてみたら、清水商店さんは昨年12月で店をたたまれたそうです。
思いがけない展開に驚きつつ写真を追加しました。
 
 
 
フットワークの軽い六さん素敵! (神田町(木組))
2009-01-22 17:02:43
80才に近いお二人の老人がお店を守ってました。閉店するらしいので、買い占めなければいけないとの噂も年末にあり・・実際に写真を見ると
残念です。今年の不況は熟練の職人達が少なくなくなるのは地方でも東京でも同じような状況のようです。
 
 
 
ハンティング・ワールド ()
2009-01-23 10:33:51
ネットで検索すると店を守っておられた二人のお年寄りの話がでてきて、ひと目姿を見たかったのですが残念です。

(私信)ただいま仕事の合間にパンサーを探索中ですので今しばらくお待ちください。
 
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