【木の実の名前】

【木の実の名前】

映像作家の森田惠子さんから送られて来た、デジカメ最初の撮影という「木の実」の写真。

「これは何でしょう」と聞かれたら「木の実」としか答えられないのだけれど、中年男の嗜みとして木の実の名前くらい言えなくては恥ずかしいかなぁ(笑)と思い、図鑑と首っ引きで調べてみた。

左上は言わずと知れた「まつぼつくり」、樹種はアカマツかと思うのだけれどどうだろう。「まつぼっくり」は「松陰嚢」と書き、「ぼっくり」は「ふぐり」が転訛したものだ。

その下はマメ科の種子で「豆果」と呼ばれる果実の形態。サイカチの実ではないかな。鞘にサポニン成分が含まれ、昔は石鹸がわりにしたらしい。

右上のサクランボ型のはよく目にする。最初、スズカケノキ科の種子かと思ったのだけれど、もしかするとモミジバフウかもしれない。モミジバフウはマンサク科の樹木で、大正時代に渡来し公園・街路樹などとして多く見られる。

下段右端は「どんぐり」で、樹種はコナラのような気がする。

で、下段中央、行司軍配の房みたいなやつ、これもよく見かけるのだけれど名前がわからない。
ギブアップ。

下に敷かれているのは、友人の染色家の指導のもと、ご自身で染められたスカーフ。

※森田惠子さんは 2021 年 4 月に他界された

(閉鎖した電脳六義園通信所 2002 年 1 月 26 日、20 年前の今日の日記に加筆のうえ再掲載。)

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