セージ


Z9 + NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

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実は今だに少しずつバブアーが増えている。
何しろ気候がこの通りなので、今が底値で購入のチャンスなのだ。
もっぱらフリマやオークションを利用しているが、お買い得なものをみつけては購入している。

ご存知かと思うが、バブアーも種類がいくつかある。
それぞれお店で試着したり、買ったりしてみた。
しかし、やはり自分に合うのはビデイルのクラシックかな・・と思う。
程よい長さや緩さが、ちょうどいい感じなのだ。
自分の体系では、スリムなSLや短めのスペイ、トランスポートは難しい。

ところで、一番人気の色であるセージのビデイルをやっと購入した。
あの色が自分に似合うとは思えなくて、ずっと手を出せないでいたのだ。
しかし、やはり定番も持っておくべきだろうと思い、一着購入してみることにした。
幸いとても安く入手できた。

届いたジャケットを見て、やはりいいな・・と思った。
人気が高いのが分かる。
しっとりとした質感のオイルドクロスは、室内では黒っぽく見えるが、光が当たるとくすんだグリーンに変わる。
それにダークブラウンのコーデュロイの襟・・・
バブアーらしさがプンプン匂ってくる(笑)

それを着て、恐る恐る鏡の前に立ってみた。
おっ・・・何とかいけるか?
鬼瓦権造をギリギリ回避している。
これなら上手く着こなせば、英国紳士っぽい方向に持っていけるぞ・・・(笑)

鏡の前でいろいろな顔をしてみる。
気を抜いて年寄り臭い表情をすると、たちまちゴンゾウになってしまう。
さり気なく、それでいて自信に満ちた顔をしなければならない(笑)
足が短いのは如何ともし難いが、幸い胸板が厚いので情けなくはならない。

これは組み合わせ次第でどっちにも転ぶな・・・
バブアーの着こなしが難しいと言われるわけだ。
よし、冬が来るまでに、組み合わせる服装を考えてみよう。

実はお店でいくつか試着した時に、どうしても無理だったのは、意外にもブラックであった。
一番無難に合うかと思っていた。
ところが着た瞬間に、一緒にいた知人が苦笑いし「役所の人みたいだ」と言った。
お役所の方々に失礼な言い方であるが、要は現場に出る時に着る支給品のジャンバーみたい・・ということだ。

なぜか僕が黒を着ると、そういう雰囲気になってしまう。
あの黒いコーデュロイの襟の存在感が強烈で、一気にゴンゾウ側に傾いてしまう。
もっとスラッとした人が着ればカッコいいのかもしれないが・・・
僕の場合は、鏡を見た瞬間、慌てて脱いだよ(笑)
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