タクシー


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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移動にタクシーを使う事が多くなった。
特に最近は、スマホのアプリで簡単にタクシーを呼ぶことができる。
ご存じかと思うが、これが実によく出来たアプリで、ネットの機能を最大限利用した設計になっている。
少々手数料が加わっても、これなら仕方がないなと納得できる。

この暑さもあり、タクシーの利用はむしろ欠かせなくなったと言える。
バスや電車でどこかに行くと言っても、駅やバス停まで炎天下を歩き、そこで乗り物が来るのを待つ・・という行動自体に危険が伴うようになった。
ドア・トゥ・ドアで運んでもらう必要があるのだ。
外を歩く時間を最小限にして、エアコンの効いた空間のみをいかに繋いでいけるか・・が重要になっている。

子供の頃は、タクシーは贅沢な乗り物であった。
僕だけなのかもしれないが、そういう考え方が刷り込まれており、いまだにタクシーを使う事に少し躊躇いがある。
出張先などタクシーを使わざるを得ない状況で、何度も利用するうちに、多少それが和らいできたが・・・
それでもタクシーに乗るたびに、こんな贅沢をして本当にいいのかなあ・・などと、心の片隅で考えてしまう自分がいる。

この前外で転倒した時に、かなり痛みがあったにもかかわらず、バスで帰ってきた。
電車で立ったまま帰るのは辛いと考えてのことだが、バスの乗り心地が悪くて腰に響き、かなり後悔した。
家に帰ったら、なぜタクシーを使わなかったのかと家族から叱られた。

僕以外の人は、タクシーを利用することに何の抵抗もないようだ。
タクシーは気楽に利用できる身近な乗り物のひとつなのだ。
僕だけが、変な刷り込みにいまだに捕らわれているのかもしれない。

厳しい暑さのことを考えても、考え方を切り替える必要があるな・・・
考えてみれば、自宅のすぐ前がタクシー乗り場なのだった。
呼ばなくても目の前にタクシーが待っているのだから、これを使わない手は無いのだ。
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