湿気


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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午前中は那須にいて、午後は母親を乗せて帰途についた。
一度も渋滞にはまらず、2時間ほどで帰って来られた。
さすがに今日移動する人は少ないようで、高速の下り方向を見ても、それほど混んでいなかった。

Mrs.COLKIDは実家を片付けるため那須に残った。
あとからメールが来て、湿気が凄くて仕事にならないという。
ちょっと動くと、汗まみれになってしまうらしい。

確かに東京に帰って来ると、気温そのものは東京の方がかなり高いのだが、むしろ那須よりカラッとしている。
実は今日は那須は一日曇りで、何度か雨がパラついたのだ。
一方東京に帰ってみると、青空が広がっており、強烈な日射しにクラクラときた。

天気の違いだけでなく、那須の方が土や草の地面が多いので、土地全体が湿気を帯びているように感じた。
草が生えていないところは、ほとんど田んぼだし・・・(笑)
さらには自宅は木造で、気密性が低いし何となくジメッとしている。
居間にはエアコンが入っているが、広くて冷やしきれないし、それ以外の部屋は暑くていられない。

気温もさることながら、湿気も身体に応える。
夜になれば、高原である那須の方が涼しいのは確かだが、今日に限って言えば、東京(というか自宅)の方が過ごしやすい。
自宅はコンクリートの建物で、特別乾燥しているので、エアコンさえあれば快適に過ごせる。
温暖化が進んでから、自宅に戻ってほっとすることが増えた。
まあ電気が無ければそれまでの、危うい環境ではあるのだが・・・

この20年ほどで那須の気候もずいぶんと変わった。
それこそ、このブログを書き始めた頃と比べても、かなり違ってきているのだ。
その変動に生活環境が追い付けず、バランスが崩れているのである。

昔は気候そのものが変わるなんて、想像もしなかった。
夏も涼しくて乾燥しているから過ごしやすい・・という前提で家を建てているので、今更その気候が変わっても簡単には対応できないのだ。
皆が気候の深刻な変化をひしひしと感じているのだが、何も出来ないでいるのが実情である。
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