小物2

D800E + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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小物といえば、得体の知れないものを、珍しがって買うこともなくなった。
よく若者が、ドクロをデザインしたアクセサリーなどを持って歩いている。
それを見るとMrs.COLKIDが顔をしかめて嫌がる。

何か不吉なものを感じ取るようだ。
身近にそういうものを置かず、なるべく排除するようにしている。
マイナスのエネルギーを発するものを、遠ざけるようにしているのだ。

これも若い頃は考えもしなかった。
グロテスクなものをみつけると、むしろ面白がって買った。
みなが驚いたり、あきれたりするのを見て、ひとり悦に入っていたのだろう。

何しろ若くて健康だったから、縁起が悪いなんて考えたことも無かった。
歳をとって、そういうことに敏感になったのは、自分が老いたせいもあるのかもしれない。

今でも、これを部屋に置いておくのはよくないのではないか・・というものが、いくつかころがっている。
時計やガンベルトのようなアンティークや中古品は、前のオーナーの霊魂がくっついているから、危険がいっぱいである（笑）
霊感のある人が見たら、排除すべきものがあるかもしれない。

戦前の古い米国映画のポスターを、飾っていたこともあるが、これもMrs.COLKIDが嫌がるもののひとつだった。
実は専門書をスキャンして、自分で大型プリンターで出してパネルに張ったものに過ぎない。
ところが、それを飾っておくと、見るたびに描かれている人物と目が合ってしまうのだ。
あれを何とかしてくれと、よく言われた。
僕自身も気になりだし、今は裏返して見えないところに置いてある。