寝つき


D4 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

大きな画像

仕事が忙しくて毎日帰宅が遅くなる。
食事後、疲れてソファーで寝てしまうが、ちょうどぐっすり寝入った時間に起こされる。
えらく眠くて、足取り重い状態でよろよろと起きて風呂に入る。

お湯に浸かって、今度は目が冴えてしまう。
その状態でここを更新したり、しばらくオークションを閲覧したりする。

僕の場合寝つきはいいので、その後ベッドに入れば程なく深い眠りにつくことができる。
眠れなくなることは滅多にないのが救いだ。



今日の時計ベルト。
ジラール・ペルゴのアンティークにヒルシュのデューク(改)をつけた。
先日自分で色を染めてしまったベルトだ。

オークションで落札した古い時計。
文字盤を修復してある。
所謂リダンというやつだ。
オークションサイトではリフィニッシュと表記されることが多い。

時計の価値を台無しにするという理由で、一般にリダンは嫌がられているようだ。
文字盤のシミや錆び、焼けなどは、その時計が時を刻んできた証であり、リダンはそれを消し去ってしまう行為と思われているのだ。
日本では特にその傾向が強いという。

しかし僕の場合は、時計趣味を始めて日が浅く、歴史がよくわかっていないこともあり、そういう気持ちはほとんどない。
この世界を極める気はさらさらなく、骨董的価値にもあまり興味がない。
腕につけて歩くことが前提なので、古ぼけたアンティークより、どちらかといえば新しくてきれいな方が好きだ。

なんて書いたら、まったくわかっていないやつだと怒られそうだが、技術の優れたリダンなら文句はないし、価値が低くなった分お値段も下がるのなら大歓迎だ(笑)
さすがに金庫にしまっておくような高価な時計の場合は、無思慮にリダンする勇気はないが・・・

この時計も、かなり安く落札した。
しかし予想外に仕上がりがよく、実物を見てすっかり気に入ってしまった。
写真で撮って拡大すれば粗も見えるかもしれないが、普段腕に着ける分にはまったく問題ない。
精密感があり品質も高い。

オークションの画像では、18mmと表記されたベルトが付いていたので、てっきりカン幅は18mmだと思い用意していた。
ところが18mmのベルトがどうやっても付かない。
測ってみたら17mmであった。
どうやら奇数サイズのベルトがなくて、18mmのベルトを改造して付けていたようだ。
アンティークは時折これがあるので注意が必要だ。

17mmもバセロン用にいくつか持っている。
いろいろ付けてみたが、皮肉なことにヒルシュのデュークの改造モデルが一番マッチする。
自分としては失敗作と思っているベルトだ。
これでは何だか可哀相なので、近くもう少しまともなものを買おうと思っている。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )