電子書籍


NIKON 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8

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文藝春秋の電子書籍の国内版が出るという。
昨年より先行して海外の読者向けに発行されていたものだ。
(ただし著者の了解が得られない作品は収録されないという)
老舗の月刊誌であるが、電子書籍化に非常に積極的である。

電子書籍は流行るとか流行らないとか、賛否両論様々な意見が出ている。
個人的には、新しいものへの拒絶というより、何となく形態そのものに違和感を持っていた。
本の印刷面をそのまま画像にして文字を読むなんて、妙に原始的に思えたのだ。
しかし文藝春秋が電子書籍化されるとなると、やはりこの方向に進むのだろうかとも思えてくる。

最近は電子書籍を利用する人の姿も見かけるようになった。
先日も電車の中で隣に座った女性が、おもむろにタブレットPCを取り出して読み始めた。
僕はその隣で、文庫本を読んでいる。

女性の方が圧倒的に進んでいる。
普通ならそう思うところだが、なぜかその時は、画面をこそこそと操作する彼女が少し滑稽に見えた。
文庫本を読んでいる人は車内に何人かいたのだが、その人たちの方がカッコよく見えるのだ。
まだそういう光景に慣れていないこともあるのだろうが・・・

文藝春秋なら、母親がいつも読んでいる。
ちょうどいいから、一度電子書籍版を試してほしいと頼んだ。
あの年齢層が違和感無く扱えるのなら、案外これはいけるかもしれない(笑)
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