次世代


D3X + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

大きな画像

ロイターのインタビューで、N社が次世代のまったく新しい形のカメラを開発していることが明かされた。
コンパクトカメラとも一眼レフカメラとも違う・・さらにはミラーレス機とも違う分野に属する製品らしいことが、インタビューの内容から窺える。
普通に考えると、ネットワークを利用した電送カメラのようにも思われるが、どういうものなのか、今のところ見当もつかない。
僕のようなユーザーにとっても、魅力的な製品であることを期待する。

一方でC社の方は、相当のお金をかけて設備投資をしているという情報が、機械パーツの関連の筋から舞い込んできた。
力を入れているのが、カメラの部門なのかどうかはわからないが、相当の決意で臨んでいるようだ。
常に・・・永久に開発を続けていかないと、生き残れない厳しい世界だ。

写真というのは、特にこれからは、リスクの大きな分野だと感じている。
こつこつとやっていても、ある時革命的な進歩が起こり、一瞬ですべてが古い技術になり、取り残される恐れがある。

もっと恐ろしいのは、写真そのものが、人間にとって不必要なものになる可能性だ。
ある日、何で写真なんて撮る必要があるのだろうと、みなが気付いてしまう・・そんな不安を感じることがある。
一瞬を捉えて、それを保存しておく・・何のために?
その理由が無くなった時、また写真を見た人間が、心に何の感動も得られなくなった時、カメラという趣味は世の中から消えてしまうかもしれない。
コメント ( 25 ) | Trackback ( 0 )