競争


雑誌にD3に関する記事が載りはじめた。
高感度の性能に関する記述がほとんどで、通常使用時の画質に関するものはまだ少ない。
こちらとしてはそこが一番知りたいのだが・・・

C社は新機種の2台が両方ともD3に食われる形になってかなり困っているのではなかろうか?
二羽の鳥の真ん中を通過した弾丸が両方を仕留めてしまったように見える。
C社が、まるで席を買い占めたかのように雑誌の巻頭から何ページにも渡って広告を打ち出しているのや、来月発売予定の新製品の価格がいまだに決まらないのを見ると、勝手な想像ではあるがそんなふうに感じる。

実際の画質は高画素のC社の新製品の方がいいのではないかとも思えるが、その金額を出せる人は限られるし、この後D3Xが出る可能性も示唆されているわけだから、商売的には苦しいだろう。
実際D3を見てC社の製品の予約をキャンセルしようかという人も周りにいる。

しかしこれからC社の反撃が始まるだろう。
次の製品のスペックを急遽見直しているはずだ。
何かビックリするような仕掛けを搭載してくるに違いない。
電子シャッターで秒間数百コマ撮影可能とか・・・

僕が最初にニコンを買ったのは高校生の時だ。
F3が発売されたばかりの頃で、当時はニコンの広告は洗練されていて、他とは別格の高級品という雰囲気を持っていた。
ニコン以外の製品を選択するのは、単に予算が少ないというだけの理由であった。
C社の製品を使っていた知人は、ずっとそれにコンプレックスを持っていて、何を撮ってもニコンより劣ると思い込んでいた。

今は遥かにC社の方が大きい企業であるし、開発費もずっと多いと聞く。
もし僕が最近カメラなる趣味を始めていたら、おそらくC社を選択していただろう。
多分ニコンユーザーとC社ユーザーとは、世代的な区別がはっきりとつくはずだ。

結局は両社(もちろん他のカメラメーカーもあるが)の長年にわたる競争があったからこそ、これほど高度な工業製品が出来上がったのだ。
デジタル一眼レフカメラの、ある意味異常発達とも思えるほどの精密さと完成度は、他の国では作り得ないもののように思える。
ある日両社が手を結んで、これからはマウントを共通にしましょう・・なんて事になったら、それこそこの業界はたちまち衰退してしまうかもしれない(笑)

D40X + Ai Nikkor 45mm F2.8P
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筋肉痛


僕と同じ日に車で日光に行った人がいて、そちらはスムースに見ることが出来たという。
ガーン!一体何がどうなっているんだ!
聞くと那須の方から下っていったらしい。
途中のもみじラインはまったく紅葉していなかったが、霧降の例の橋の辺りは、天気が良く空気が澄んでいたため、遥か遠くまで見渡せて物凄かったという。
やはり車で行くべきだった・・・(泣)
いずれにしても正攻法で行ってはダメだね。

ま、東照宮はなかなか面白かったから、それはそれでいいのだが、翌日になって体の節々が痛くなった。
ハイキングこそ出来なかったが、急斜面にある東照宮の近辺を重い荷物を担いだまま歩き回ったからだ。
重い登山靴を履いていったのも失敗で、足が重くて奴隷にでもなったようだった。

それにしてもお年寄りも参拝に来ている普通の観光地なのだから、要は自分の体がそうとうなまっているということだ(笑)
D3も新しいズームレンズもかなり重量級だから、今から鍛えておかなくてはダメか?
僕はお気楽カメラマンだから、そういうの苦手なんだよなあ・・・

S5 Pro + ZEISS DISTAGON 25mm F2.8 ZF
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