<1084> 大和郡山市の全国金魚すくい選手権大会
金魚泳ぐ ゆらゆらゆらと ゆらゆらと
二十三日、大和郡山市矢田山町の同市総合公園体育館で、全国金魚すくい選手権の第二十回記念大会が開かれ、全国から約三千人近くが参加しにぎわった。館内フロアーには金魚すくい用の金魚が入れられた容器が二十個並べられ、参加者はぽいと呼ばれる紙で作られた網様の小道具を用い、三分の制限時間で何匹掬えるかを競った。団体の部は三人一組で、五百八十八組、一般の部は千二百八十七人の応募があり、午前中に団体の部の一回戦、午後に一般の部の一回戦が行なわれ、家族や友だちなどの応援を受けながら懸命に掬っていた。
参加者は北海道から沖縄まで見られ、中にはドイツや台湾からの参加者もあるという司会者の説明があった。今年は市制六十周年に当たり、この選手権も二十回記念大会とあって盛り上がった。一般の部では全く掬えない人もいたが、多い人では二十四匹も掬った人がいた。記録は正面入口の壁に貼り出され、写真に収める参加者も見られた。なお、二十四日は、小、中学の部と団体、一般の部の準決勝、決勝が行なわれる。
この全国金魚すくい選手権大会はすっかり定着し、リピーターも見られるようであるが、全国からの参加者を募るということで言えば、如何に参加者をもてなすかということが大切になって来るように思われる。それは選手権にプラスするサービスが求められるのではないかということ。マンネリ化すると飽きられてしまう。写真は金魚すくい選手権大会の光景。