つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

からし豆腐

2007-09-19 | 岐阜県
 豆腐は全国どこにでもありますが、これは岐阜独自のからし豆腐。見た目は何の変哲もない半球型豆腐ですが、実は内部にはからしが仕込まれているのです。中心付近を食べる時は要注意。辛党の人は美味しいと言って、お酒のつまみにしてからしも全部食べます。私などは半分はからしを残しますが・・・
 普通の冷奴のように、お醤油をたらします。日常的に頂きますので、岐阜から出たことのない人はどこにでもあると思っています。
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心地よい日本語

2007-09-17 | 学校
 夫の勤務するM大学のオープンキャンパスに初めて出かけました。目的は、金田一秀穂氏の講演会。題して「心地よい日本語」。会場は撮影禁止でしたので、写真は校舎。イベントは、学長挨拶でスタートしました。81年の歴史。卒業生15万人。在校生16000人のマンモス大学です。
 講師は金田一京助博士の孫、金田一春彦博士のご子息という国文学者3代目のサラプレッド。お話もうまくて引き込まれました。大学教授で著書多数。NHKでも活躍中。クイズからの話題では、ティ字路か、テイ字路か? これはテイ字路が正解。アルファベットのTでなく、甲乙丙丁の丁だから。なるほど・・・
 ご本人もご兄弟もお子様も、中学時代、必ずクラス担任は国語教師だったようです。学校側もその姓を見ただけで決めていたようです。
 言葉が生きている証拠に、日本語は時代によって変遷するので、学問的に言えば間違いのことでも、豊かなコミニュケーションが育まれたらそれでよいのだと・・・変化しないラテン語は、死んでいる言葉と言うことです。
 敬語にも触れられ、美智子皇后の敬語は、中でも素晴らしく、被災地の国民は勇気づけられ、力の源になっているということも・・・
 しかし、「ありがとうございます」の若者略語の「あざーす」だけは抵抗があるようでした。
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センゴクマメ

2007-09-16 | 岐阜県
 9/12に花だけupしたセンゴクマメです。岐阜では昔から栽培されていますが、なぜか他県に流通しません。地産地消といえましよう。
 これを茹でて、甘味噌であえるのが普通の食べ方です。味噌は赤だしに限られます。岐阜生まれの人は、東京などに何年住んでも赤だし味噌しか買わない人が結構います。白い米味噌は、私も買いません。
 センゴクマメは、特別に美味しいというものでもありませんが、他県に長く住みましたので、懐かしく時々買います。今年は暑さが厳しく不作で高値でした。この他に岐阜特有の豆は、16ささげという紐のような豆もあります。これは又後日に・・・
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ハミウリ 2

2007-09-15 | 植物
 この写真を見れば、ハミウリを思い出す人が多いと思います。15年前、東京のあるスーパーでは、このようにスライスしてパックされていました。結構高かったように思います。
 先の旅行では、北京経由のエアー・チァイナでしたので、ハミウリが機内食に出ました。
 ところが8/20ころ、那覇でこの航空会社の飛行機炎上事故発生。パリのホテルのBBCニュースで知り、ヒヤリとしました。帰りは大丈夫かと・・・(昨年のロシアでもCNNニュースは入ったのに、フランスでの英語放送はBBCだけでした)
 エアー・チァイナに乗ったのは、10何年ぶり。この時も中国で事故がありました。杭州を旅していた時、広州で墜落しました。「こうしゅう」という発音が同じで、周囲に心配をかけてしまいました。事故に遭遇しなかったことを神に感謝しなければなりません。
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ハミウリ

2007-09-14 | 植物
 地産地消の考えにに反することになりますが、珍しい食材を近くの八百屋さんで見つけました。ハミウリです。ラベルには哈蜜瓜。初めて口にしたのは、17年前の中国旅行のとき。くせのない甘さでとても美味しかったです。あれから度々海外でお目にかかりました。以前東京のスーパーで見かけたことはありましたが、当地では初めてです。
 調べてみると、古くは皇帝への献上品とされ、ウイグル自治区ハミ地区産の瓜。甘みが強く、中国でも特にブランド性の高く、現在ではハミ地区に中国中から果物・野菜の仲買人がハミウリを求めて集まり、また、日本でも栽培されているそうです。ウリ科。

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スクナカボチャ

2007-09-13 | 岐阜県
 漢字では宿儺南瓜。この難しい名前は、飛騨の丹生川町に伝わる言い伝えに由来します。白皮栗かぼちゃの一種で、その名の通り栗のようにホクホクした味わいで、甘みも強い南瓜です。へちまのような変わった形ですが、味の良さが評判を呼んでいるようです。天ぷらや煮つけ、サラダ等で旬の味わいを楽しめます。
 昨日テーマにした岐阜の地産地消の1つ。 これは頂き物ですが、買うとスーパーでも高価です。高山で収穫されたものの方が味はベターですが、これも美味しいです。庭師さん、いつもありがとう。
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スローフードのすすめ

2007-09-12 | 岐阜県
 ある大学の公開講座を受けに出かけました。講師は東海学院大学学長杉山先生。テーマは「スローフードのすすめ」。これは、ファーストフードに対する言葉ですが、英語で書くと、fast food。ファストフードが正しい発音なのではないかと・・・その通りに思いました。
 スローフードは、最初はイタリアで提唱された言葉で、その条件は、その土地の生産物であること、素材の質がいいこと、土地の風習にあった生産法であること、土地に活気を与え、郷土の社会性を高める、子供を含め、消費者の味覚を高めることなどが挙げられます。
 日本スローフード協会の宣言は、消費者が身近に手に入る、本物である、食材にウソがない、スローライフのきっかけとなる、ゆっくりゆったり楽しむ、地域に根ざした伝統的なもの、などなどです。
 天皇家は、御料牧場の有機農産物を食されているとか・・・
 今日の講義を一口で言うと「地産地消」。つまり「四里四方」「身土不二」。自分の住んでいる四里四方の産物を食することです。これを天皇家も守られています。下の写真は、岐阜の地産地消と言えるセンゴクマメ。当地しかありません。味噌和えにします。

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音楽発表会

2007-09-10 | 文化
 ヴァイオリンを習い始めて一年余、初めての孫の発表会に出かけました。出演者は100人近く、2日に分けて発表。ピアノ、ヴァイオリン、フルート、ヴォーカル、サックスと盛沢山です。幼稚園児から大人まで出演。全部はとても聴くことは出来ませんでしたが、中にはセミプロと思われる人もあり、退屈しませんでした。楽器店が主催しているので、大規模な発表会になったのでしょう。まだまだスタートしたばかりでヨチヨチの孫たちですが、ばば馬鹿の撮影で・・・大抵ピアノ演奏は指導の先生がするのですが、娘がしました。昔とった杵柄で・・・中にはご夫婦で共演も・・・
 この日、思いがけず友人と会い、写真をたくさん撮っていただきました。三脚を構えておられたので、お願いしました。フラッシュは演奏者の気が散るので使えず、そのままでは手ぶれしてしまいます。友人のお子さんはピアノ演奏です。Aさん、ありがとうございます。 
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烏瓜

2007-09-09 | 植物
 いつも写真を奈良から送って下さるM様より、今度は珍しい烏瓜の花の写真が届きました。いつも庭に烏瓜を植えて、花や実を楽しんでこられたのに誤って除草されたらしく、この写真はわざわざ雑木林に探しに行き撮られたそうです。ありがとうございます。
 烏瓜の花は夏の夜に咲きます。白い花のネットは夜目にもくっきり映り、雄花と雌花を結ぶ蛾の標識になります。実は葉が枯れる秋に赤く熟します。この中には、無数の黒い種がありますが,その形が打ち出の小槌に似ているというので、財布の中に入れておくとお金が貯まると言われています。実を烏が好んで食べることから「烏瓜」。つる性植物。 ウリ科。


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2007-09-08 | 植物
 この時期、田の稲に目立たないほど小さく白い花が咲いています。暫くすると穂が実り、垂れ下がりますが、この花は都会の人はあまり見ることはないと思います。(写真)
 「コシヒカリ」とか「ササニシキ」が 有名ですが、岐阜県産は、「ハツシモ」です。うるち米(普通の米)の他にもち米があり、穂が少し黒ずんだ色です。また、古代米の赤米や黒米も作られているようです。
 「新米(しんまい)」は、秋に収穫されてから翌年の10月31日までのもの。11月1日になったら「古米(こまい)」。
 五穀豊穣の五穀は、米、麦、粟、黍、豆。黍のかわりに稗を入れることもあるようです。イネ科。

 海外でいただくお米は、パサパサで不味いです。主食でなく野菜の扱いですし・・・外国人にとって日本のお米は、べっとりとして不味いそうです。これも食習慣の違いによりますね。しかし、今回の旅行では、スイスのベルンで日本人経営の店のお寿司は、高いですが美味しかったです。但し、お茶は300円。お水やお茶が只なのは日本だけでしたね。



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