今年はいつまでも寒くて、4月になっても朝はストーブが放せません。近隣の桜もまだ3分咲き。東京は満開と言うのに・・・昨年末、いつものように歌誌「月見草」を、県立図書館に贈呈したら、今頃お礼状が来ました。いつもなら書状だけですが、今回は堀江敏幸講演会の案内が同封。友人が過去に小島信夫文学賞を受賞したのですが、講演会のことは知らなかったです。岐阜県人として初めて小島信夫が「アメリカンスクール」で芥川賞を受賞してから、46年ぶりに賞を獲得した堀江氏が講演されるのも、意味のあることかもしれないです。平成13年、「熊の敷石」で芥川賞、平成28年、「その姿の消し方」で第69回野間文芸賞受賞。小島信夫文学賞選考委員。芥川賞選考委員。
私はこの人の「抱擁家族」の方が好きでしたが。
「熊の敷石」も読みましたが
これはなんとも不思議な雰囲気の小説でした。
お二方とも、岐阜出身の人だったんですよね。
お喜びのご様子が浮かんでまいります。
「月見草」の贈呈に素晴らしい!と申し上げようと思いましたら
未熟者の歌も含まれておりますことに申し訳なく思います。
この二人が岐阜県出身であることをご存知なかった
ようで、記事を少し書き換えました。
県人以外は殆ど知られていないということですから。
私はアメリカンスクールも抱擁家族も内容はすっかり
忘れています。熊の敷石は、この講演会までには
読みたいと思っています。
批評を見ると、全く小説になりきっていないという
酷評もあるなかで、内に凄いものが秘められている
といわれたり、意見が別れたようでした。
25年くらい前までは毎回受賞作は読んでいたのに
文春購読をやめて読まなくなりました。
後日、月見草会員のひと宛にまた届き
驚きました。
次の歌会に皆さんに進めたいです。
未熟とは、ご謙遜です。とてもいつも
素晴らしいです。