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つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 99

2014-06-21 | 短歌
 梅雨明けと思われる猛暑の日でしたが、昨日も公民館短歌会を開催しました。日々日照り続きで、豪雨でひどいことになっている九州の雨がこちらにも欲しいです。

 昨日も、漢字ばかりで書かれた万葉集原文を読みくだいていきました。1500年前は、このままでも読めたはずですが、現在は二行の長歌も、A4、1枚半の説明が要ります。教材は、大学院時代、Kさんが書かれた論文。彼にお願いして、自費出版された書物を分けて頂きました。
 10年間、万葉集観賞をしてきましたが、これからは本格的に読み下すことにしました。

 前渡でのはじめての吟行(4/19) のことを、伏屋さんがエッセイに纏められたので、公開することにしました。また、彼女の最新作の水彩画も見せて頂いたのでアップします。スイバの花です。描くのに難しい植物ですが、とてもうまく描けています。別名はスカンポ。タデ科。

 五月末から六月にかけて記録的な暑さになり、そのことを詠まれた人もありました。Kさんもその一人。

今月の歌

突然の春との別れ昨日(さくじつ)は前触れもなく夏到来す     Kさん


初めての吟行

                  
                    伏屋さん画 スイバ

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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スカンポ (syozen)
2014-06-21 14:23:06
伏屋さんの水彩画を見て「ぎしぎし」のこともスカンポと呼ぶのを知りました。
子供の頃から身近な野草で、スカンポはイタドリとも呼び、食用としても利用
されてることが多く、子供の頃は水車を作ったりしました。
ぎしぎしは食用にすることもなく、田の畔などに多生し、牛馬の飼料程度の
認識しかなく、使い分けていたように思います。
同じタデ科の植物だったのですね。
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syozenさま (matsubara)
2014-06-21 21:01:44
イタドリという呼び名は聞いていたのですが
ギシギシは知らなかったです。

私も彼女の絵を見せて貰ってから調べて
はじめてタデ科ということが分かりました。
自発的にはなかなか調べませんね。
返信する
スイバ (アザミの歌)
2014-06-22 19:31:00
こんばんは。
またまたお節介な講釈で申し訳ございません。
スカンポは地方によってイタドリのことをスカンポと言いますが、小学唱歌にある「土手のスカンポ ジャワ更紗」と歌われているスカンポはスイバのことです。
「伏屋さん画 スカンポ」の絵もスイバですね。

ギシギシはもっと大きくて実は緑色から茶色くなってゆきます。

同じタデ科ですがイタドリは姿かたちも違うので見分けがつきますが、スイバとギシギシはよく似ているので混同する方が多いですね。(^^)
返信する
アザミの歌さま (matsubara)
2014-06-23 09:34:52
いつも詳しい説明をありがとうございます。
ウィキペディアには、スカンポもスイバも
イタドリも同じもので場所によって
呼び名が変わると書いてありましたので
同じと思っていました。ギシギシも同じと
書いてありました。
でも微妙に違うのですね。

スイバに書き換えました。
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