つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

日展 東海展

2016-02-14 | 文化

 日展東海展最終日前日の昨日、招待券を頂いていたので、友人と名古屋の愛知県美術館ギャラリーに出かけました。作家の説明会では、日本画部門の熊崎先生の解説を聞きました。昨年日本画の画家は約束の時間に現れなくて、中止になりましたが、今年は大丈夫でした。先生の話によると、紙は麻紙。絵の具など材料費だけで8万円とか・・・洋画と日本画の区別は、絵の具の溶剤の油と膠(にかわ) で区別するらしいです。岩絵の具は高価なので、今は色ガラスを粉砕することが多いとか・・・先生は岐阜の人で親しみを覚えました。隣の壁には、お弟子さんの作品。その作品の解説は、嬉しそうでした。

 昨年から改組日展になったのは、どうやら新聞社に叩かれたせいと知りました。マスコミの糾弾はかなりハードたったようで、審査員の選出方法も変わったとか・・・以前は内部ばかりだったらしく・・・

 今回は作品の多くが、日本芸術院展審査のため、貸し出されて、小さな写真展示で代用されていたのは残念でした。いつも奥様の晴れ姿を描かれていた中山氏は、今年初めて別の女性像。ご高齢なのか、体調不良か気になるところ。昨年4/15に紹介している長谷川喜久氏の日本画作品にも遭遇。岐阜の方がかなり多かったのに、旧師の書家G先生の作品は、今年も見られず残念でした。

 美術館内の茶房でテイータイムを取り、疲れることなく一日を過ごしました。昔ならもう一つハシゴするのですが、同時開催のピカソ展はスルー。最終日前日の土曜日にしては、空いていて好都合でした。

 

9階の茶房から見た日展フロア入口付近

  

  茶房でひと休み


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