つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

奈良だより 169

2019-12-16 | 国内旅行

 一昨日、奈良の前田さまから「かぎろひ」の連続写真が送られて来ました。冬の早朝で、寒いのにたくさんの写真を撮られました。以下はメール。

「東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ」柿本人麻呂の有名な歌ですが、画家の中山正光さんが、「阿騎野の朝」と題して、この歌に基づいて軽皇子が父草壁の皇子が行った阿騎野の狩りを再現する絵を描かれています。中山画伯は気象台に照会する等して、この歌が詠まれた狩りの日を、陰暦の11月17日と突き止めました。
地元、奈良県宇陀市のかぎろひの丘では、毎年この日の朝4時から焚火を焚いて、かぎろひの出現を待ちます。
今では、ツアーバスで訪れる人もあって沢山の人が訪れます。
 今年は12月13日がその日で48回目を数えました。私は、その日を待たず、快晴が予測される12月10日に、かぎろひの丘ならぬ葛城山麓道路に出掛け、大台ケ原から高見山まで見渡せる位置で夜明けをまちました。期待した程のかぎろひは見れませんでしたが、夜明け前の時の移ろいと風景の変化を目の当たりにして、素晴らしい夜明けを体験しました。

写真①6:16右大台ケ原から高見山までの稜線。
②6:21山の稜線付近に雲がでてくる。
③6:30吉野川に川霧が発生している。
④6:51吉野川の川霧もはっきりし、
手前の工場の煙も見える。
⑤6:56稜線が明るんでくる。
⑥7:01日の出寸前。この時の光をかぎろひと言うのかも
しれない。
⑦7:07日の出の瞬間。
 
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