つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ある告別式 4

2009-02-22 | わが家
 夫の従弟が亡くなり、代理で焼香しました。夫は卒論発表を審査する役割があり、抜けられません。亡くなったS君は、偶々私と大学の同期生。それにしても早すぎる死でした。大柄でしたが嘘のように痩せて、癌には勝てませんでした。彼は禅宗の僧侶であり、教師でもありました。親族の集まりのある席で、「定年で教師を辞めたので、これからは音楽教師だったことを生かし、お経の発声を一般に指導する」と抱負を語ってくれたのに・・・
 禅宗の告別式は何年ぶりでしょうか。祭壇も随分浄土真宗とは違い、装飾が簡素で、何か荘厳めいていました。遺影の前には、印籠、念珠、袈裟、経典、語録、如意などが並べられているし、上には聖典の言葉が貼られていました。密葬ながら僧侶が40人もいて驚きました。本葬は来月ですが・・・      合掌
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5 コメント

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平安人さま (matsubara)
2009-02-22 21:06:50
お言葉ありがとうございます。
妙心寺派ですが、どの程度厳しいのか生前よく聞いておけばよかったと悔やんでいます。
先生と僧侶の両立も大変だったと思います。
まだ70前ですので無念だったと思います。
前夜のお通夜には49人の僧侶でした。禅宗は多いのですね。
本葬は妙心寺から僧も来られると聞いています。
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Unknown (平安人)
2009-02-22 18:52:00
こんばんわ
お従弟さんの ご逝去 お悔やみ申し上げます
お若いのに 亡くなられたこと さぞかし ご無念のことと 拝察致します 
これからの やりたいことに 望みをおもちだったとのこと 心残りだったでしょうね

禅宗のお坊さんは 他の宗旨とは違って 厳しい修行をされていたのではないでしょうか
密葬ながらも40人の僧侶の方のご列席 同志の気持ちの現われかと 思いました
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Unknown (コスモス)
2009-02-22 18:03:25
matsubaraさま 
 コメントの事は本当に申し訳なく思っています。
明日も閉じさせて頂いていますが、一番手の負担のかからない花をupさせて頂きます。
お時間の有ります時に覗いて下されば嬉しいです。
 お返事は結構です。
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コスモスさま (matsubara)
2009-02-22 16:56:38
お言葉ありがとうございます。
180cmほどもある人でしたので、痩せ方がひどくて驚きました。昨年10月には転移が分かり本人も覚悟していたようです。自分で公表したりして・・・
親族に癌はあまりいないものですからただ驚くばかりでどうすることもできませんでした。

お姉さまも他界されていたのですか。60代は早すぎですね。思い出もおありでしょうね。

お指大切にして下さい。
コメント欄閉じようとされていたのにすみません。
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Unknown (コスモス)
2009-02-22 16:11:41
matsubaraさま
 私のブログにコメントを頂きながら
失礼しております。
 
 ご主人の従弟さまは若くして亡くなられたのですね。
 私の姉も看護師をしていましたが、64才で亡くなりました。膵臓癌でした。
見つかった時はもう既に手遅れでした。
医療に携わっていたのに、本人は何となく違和感は感じていたようでしたが・・・
 私も兄も「64才」は意識して過ごしました。
亡くなる歳に早い遅いは有りませんが、とてもショックでした。
 唯、その時すでに両親は亡くなっていましたから、
親の悲しむ姿を見なくて済んだことに
一抹の安心感も覚えました。

お従弟さまのご冥福をお祈り申し上げます。
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