卒園式
2005-03-25 | 学校
地元の町立保育園の卒園式に民生委員も出るよう案内がありましたので、出席しました。他県の幼稚園でしたが、こういう場所へ行くのは、わが子の時以来30年ぶりです。凡そ形式通りに式は進み、来月園児たちが入学する小学校の校長先生の祝辞となりました。決定的に昔と違うことは、挨拶の最後に「どうかお母さん方、毎朝必ず子供たちに朝ごはんを作ってやって下さい、お願いします」と頭を下げられたことです。ということは最近は朝食を子供に作らない母親がいるということなのでしょう。実際にある話らしく、元気がなくて、勉強にも遊びにも力が入らずすぐ分かるそうです。昔では考えられなかったことが今起こっています。(写真は来賓に配られた鉢植えのマーガレット)
やはり小学校で一番困っているのは、お母さんが朝起きてくれない、当然朝ご飯も作らない。子供は母親が起きてくれないし、ご飯も作ってくれないので、遅刻するか学校を休むかで、不登校になっていくケースが多いそうです。積極的な児童虐待ではないかも知れませんが、子供の人権が守られていないことは事実です。