goo blog サービス終了のお知らせ 

つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ちこりの花

2011-06-27 | 植物
 この春、中津川の「ちこり村」で買い求めたちこり苗に、はじめて花が咲きました。チコリは太い直根のある多年草で、高さ約1m。葉は楕円形で切れ込みがあります。5~6月に太い花茎をのばして、葉腋に頭状花をつけます。花は薄青色のデイジーのようで、次々と咲きます。朝開いて午後に閉じる一日花。ヨーロッパ・西アジア・北アフリカ原産。キク科。

 ちこりにはイヌリンとラクチュコピクリンという成分が含まれています。イヌリンは血糖値の上昇を抑制するなど整理作用が期待されており、欧米では糖尿病患者の食事に用いられています。ラクチュコピクリンは苦味成分の一つ。古くからレタスに含まれる鎮静作用の主成分として研究されている物質です。 ちこり苗の写真は、4/22に。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジュンベリー

2011-06-23 | 植物
 ステンドグラス作品出品のKさんから、庭のジュンベリーの写真が送られて来ました。実は甘いそうです。彼女の庭には実に多彩な植物が植えられています。先年訪ねたおりには、ジュンベリーまであるとは気づきませんでした。他にパパメイアンというバラ、ジャーマンアイリス、ミニパラも・・・
 ミニバラは、お母様の代から作られているとのこと。ジャーマンアイリスはお祖父さまの代から・・・引っ越しの度に植物も運ばれたようです。

     
     ジュンベリー

  
  ミニパラ

         
          ジャーマンアイリス
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じゃがいもの花

2011-06-15 | 植物
 「じゃがいもの花」という北原白秋の詩があったような・・・いつかその花を撮りたいと思っていました。昨日ようやく撮影。それも自分の畑で・・・夫が植えていたのをこれまで知らなかったのです。ついでに他の野菜の花も・・・よくよく見ればどれも素朴できれいですね。
 最下段の写真は、初めて作ったまねぎ。苗を植えて、次は収穫、かと思っていたら、その割にはけっこう育っています。夫が肥料を撒いていたのでしょう。

    
    トマトの花

         
          茄子の花

    
     きゅうりの花

           
            初収穫のたまねぎ
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Lathyrus cicera

2011-04-05 | 植物
 これは昨年トルコに自生していたLathyrus ciceraです。名前を調べる方法が分からずそのままになっていたのですが、ネットで今年ようやく分かりました。
 ギリシャでも見られた花で、雑草の中に真紅の小さいスイートピーが咲いているようでとてもかわいいものでした。花径は、2cmほど・・・マメ科。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Silene colorata

2011-04-04 | 植物
 これもギリシャで撮った野草です。とても小さいので接写撮影しました。2月にしては花がよく咲いて目を楽しませてくれました。名前は、Silene colorata。ネットで尋ねて見たら、海外のネット図鑑を紹介されました。日本にはないので、これも名前は横文字。ギリシャや、イタリアや、スペインに分布しています。
 センノウの種類かと思ったのですが、ナデシコ科でした。周囲に咲いている黄色い花はフユシラズ。これは日本でもよく見られます。

 下の写真も、海外のネット図鑑から・・・名前は、Geranium tuberosumでした。フウロソウの仲間ということは予想していました。しかし、似た花が世界中に30種もあるとは思っていなかったです。上の植物分布の他に米国にもあります。ここまで調べて下さった植物博士に感謝です。フウロソウ科。

        
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Alkanna orientalis

2011-04-03 | 植物
 これもギリシャのデルフィの遺跡で撮った写真です。この植物は海外のサイトにしか出ていません。これもネットで教えて頂きました。横文字の図鑑ですから、植物名も横文字。Alkanna orientalisです。花が黄色いのにムラサキ科。地中海地方原産。二月でこんなに花が多いのだから、春本番はもっとにぎやかでしょうね。

 下の写真は、先日頂いたカラーとカサブランカ。カサブランカは白色ですが、これはピンク種のもの。この花も震災被害者に捧げたいです。

            

                 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビブルヌム・ティニュス

2011-04-01 | 植物
 二月のギリシャでは、行く先々で数多く見られた花です。このビブルヌム・ティニュスは、日本のクサギとかガマズミによく似ていました。これは、観光一日目のメテオラで撮影。

 高さは3メートルほどになります。葉は革質ですが、生け花にも使われるようです。11月から2月ごろ、枝先の散房花序に白色または淡いピンクの花を咲かせます。果実はピンクですが、熟すと黒くなります。上の写真は一枚の中に、蕾と花と実が入るよう撮影しました。名前はネットで・・・
 これは胃が不調になった時の薬としても使われるようです。スイカヅラ科。地中海沿岸原産。

        

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーモンドの花

2011-03-31 | 植物
 ようやく庭のアーモンドの花が咲きはじめました。形と色は桃に似ています。ギリシャで見たのは遠景で、大きさはよく分からなかったのですが、近くで見ると桜と桃の中間という感じ・・・ギリシャでは二月に満開(2/21 up) でしたが、15年前のイタリアでは3月に咲いていました。ギリシャでは桃に似た小さな実も見られました。熟した果実は固く、はじけると中から核が現われ、核の中の仁がアーモンドナッツになります。

 種から育てたものは冬に枯らしてしまい、これは苗をネットで購入したものです。バラ科。西アジア原産。4000年くらいの栽培歴史があり、日本へは明治はじめ導入されたのですが、気候が合わずあまり栽培されていません。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリーブ

2011-03-09 | 植物
 上の写真は、あるイタリア料理店に飾ってあった鉢植えのオリーブです。加古川市にいた時、庭に二本のオリーブを植えていたのですが、25年経っても実を結ばなかったのは、なぜだったかと今も疑問です。夫が小豆島から買って来たのに・・・
 一本では交配しないと教えられ、雌雄二本育てていたのです。DNAが同一の花粉には反応せず、実をつけないことが多いとか・・・モクセイ科。日本では、橄欖(かんらん)とも呼ばれるらしいですが、これは本来別の植物のようです。橄欖は知っていました。なぜならこういう名前の短歌の結社が東京にあるからです。

 地中海地方原産。日本へは100年前に渡来。小豆島や岡山によく見られます。ギリシャでも、スペインでも、イタリアでも、トルコでも広大な果樹園に植えられていました。乾燥に強いらしく・・・
 これまで見慣れていたせいか、今回の旅でもオリーブ畑の写真を撮ることを忘れていました。下の写真は、エーゲ海の島の民家の庭にあった枝垂れる品種のオリーブ。今頃季節はずれの実がなっていました。

 下の写真のオリーブオイルは、ホテル近くのスーパーで自家製のものを量り売りしていたもの。最下段は、料理のサラダに入っていた一粒。塩漬けですが、それほど美味しいとは言えません。キーウィジュースはまあまあでした。

 日本最古と言われるオリーブの木が、加古川市のお寺にあると東京の人から聞き、見に行ったことがあります。あんな大木は初めてでした。もう20年も前のことです。
 でもギリシャでは、あの程度はざらにあり、珍しくなかったです。

 
オリーブの実                        オリーブオイル

        
        サラダの中のオリーブ(右下)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハナツルボラン

2011-03-07 | 植物
 これもギリシャの遺跡のあちこちに、自生していました。やはりネットで尋ねて名前がようやく分かりました。ユリ科のハナツルボラン。日本にも野生化しているそうです。まだ見たことはないのですが・・・地中海地方原産。

 日本での開花時期は4月から5月。花は6枚の白い花被片からなっています。花被片には真ん中に赤茶色の縦筋が入り、平開するのでヒトデのように見えます。
 写真は、どちらもミケーネ遺跡のもの。遺跡に文字通り花を添えていました。

      
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする