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つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

若井あつこ議員を迎えて

2022-03-31 | ボランティア

 WFWPでは時おり事務所に若い人を迎えてお話を聞いています。昨日の「輝く女性を囲んで」は、岐阜県議会議員の若井あつこさんを招きました。自叙伝一冊を書けるほどの内容のお話を伺い、皆茫然としてしまいました。やはり並の人ではないと大いに励まされました。定刻少し前、秘書が運転する黄色い小型外車でオレンジのブレザー姿で、颯爽と来て下さいました。

 まず驚いたのは4歳で生死を分けるほどの大事故に遭われて、壮絶な人生のスタートを切られたことです。無免許のバイクが彼女に衝突して、頭蓋骨骨折で、長く入院され、いろいろな後遺症に悩まれました。ご両親はそれをカバーしようと、空手を6歳で入門させました。何年も努力の果てにもうダメだと思ったとき、自分は世界一になると暗示をかけ、周囲にも話されていました。そしたら本当に27歳の時日本一、さらに世界一の栄誉に輝き、3年継続して優勝されました。

 その後、ある大会で、当然一位になるべきところ、一回戦で無名の学生に敗退。そのとき歓喜の姿を見せたのは何と、自分をコーチしてきた二人の一人。あまりにもショックで道着さえも身に着けず、泣き崩れました。長いスランプの後、再開できたのは、もう一人のコーチの励ましでした。今は後輩の指導を続け、県会議員も務めておられます。岐阜県で現在6人しか受賞していない、県民栄誉大賞を2003年に取得されています。これまで受賞したのはマラソンの高橋選手などです。世界空手道選手権4連覇(ギネス世界記録認定)は、誰も破ることができていません。東京五輪で空手でメダルを取得した選手は彼女の後輩でした。

 

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30年ぶりの初釜

2022-01-16 | ボランティア

 お茶のお稽古を止めて30年。久しぶりに新年のお茶をいただきました。お食事もおよばれし、昨日は楽しい一日でした。お茶席での受け答えのマナーもおぼろげながら思い出しました。お道具の拝見の仕方とか、ルールがあるのですが、すっかり正式なお茶事からは離れていました。30年前は正式な茶懐石のマナーを習っていましたのに・・・すっと我が家の茶室では留学生を招待していましたが、その準備に追われ、迎えても飲み方の作法を教えるだけで、お道具の拝見のレベルまでいかなかったのです。

 昨年9/12に書いている可児市のAさん宅に、昨日またWFWP岐阜地区の会員が招待されました。ご主人は銀行勤務の時代、武者小路家と表千家の家元に招待される立場にある方でした。そのためマナーをわきまえておられるのです。ユーモアを交えて話されるので愉快なお茶席でした。

 お料理は奥様の手作り。盛り付けはご主人です。奥様は小学校の時から料理に関心があり、ケーキまで焼かれていたとか・・・とても美味しくいただきました。シュウマイまで手作りで、前の晩から準備されていました。ご主人は趣味はマジック。少し披露して下さいましたが動画にしないと紹介は難しいです。小学校の時からの趣味らしく、昔海外で披露されたときは英雄視されたそうです。今はお孫さんたちを楽しませておられます。道具も特殊な所しか売っていないようで、種明かしも少し見せて頂きましたが、熟練を要するみたいです。マジシャンのMr.マリックは、岐阜の人。我が家近くの岐阜工業高校の出身。彼も小学校の時からマジックをしていたとか・・・ついでに言うと亡くなられた山本寛斎氏も同じ高校でした。

 

この日のお軸は大正時代に描かれた美人画

お祖父さまの代から伝わるお茶碗

手作り料理 シュウマイも手作り

デザート

うっすらと見えるのは雪の御嶽山

 

 

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久しぶりの関

2021-12-16 | ボランティア

 昨日は、バザーでお世話になった関のUさんの経営される茶房に行きました。関市は刃物の町で刃物祭りなどで知られています。そういう場所には行かないで、喫茶で食事の後は、隣接するタイル工芸と言いましょうか、手作りタイルの工房を見せて貰いました。中には仕上がった製品を注文する人もありました。一点ずつ手作りしますので、個性的な作品ばかり。いろいろな形のタイルを組み合わせて、接着剤で貼り付けてゆきます。貼り終わると、白い目地を入れて、余分のものをタオルでとり除き、磨き上げます。

 関市まで片道一時間。コロナでどこにも行けなかったので、近くでも出かけるのは気分転換になります。友人は前からタイル工房のデザインをしていて、無数の細かいタイルの組み合わせで楽しい作品作りをしています。一つずつすべてオリジナルです。

 

長良川畔は枯葉色

茶房で

さまざまなタイル

小さな椅子を制作中

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WFWP海外支援バザー

2021-11-21 | ボランティア

 今年もWFWP事務所で海外支援バザーを開催しました。支援国は、ネパール、ハイチ、ベリーズです。これまでは長く二国でしたが、一昨年からベリーズが加わりました。ベリーズもハイチと同じカリブ海沿岸の国。どの国も最貧国に近い状況です。特に、ハイチは何年も前の地震の被害がひどく、立ち直れません。

 ベリーズはアステカ文明の影響を受けています。メキシコなどは金が目的でスペインが取り尽くし、アステカ文明は破壊されました。ベリーズは、金目の物がないと分かり、スペインが手放した国。そこへイギリスが入り、支配してきました。マホガニーがあることが分ったからです。アステカ文明は破壊されず、今も残っています。そこではイギリス流の礼儀を教えました。マナーも他の南米の国よりよいそうです。それで、現地では母の国と言い、英国を認めています。

 例年のようにお昼は豚汁とお赤飯、手作りスイートも準備し来訪者にお出ししました。この収入もありがたいのです。雑貨、衣類、野菜の寄付もありまずまずの収益でした。私は今年も柚子と頂き物のタオルを寄付しました。

 

 

ベリーズに派遣されていたAさんの手作りケーキを買いました

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ハープが身近に

2021-09-12 | ボランティア

 昨日は、クラスターに気をつけながら友人たちと岐阜市より東方30キロの地方都市のAさん宅に2台の車で出かけました。目的はスマホのパーションアップでしたが、洋間に置いてあったハープの演奏を聴いて、とりこになりました。Aさんは学生時代からハープを趣味で40年近くたしなんでおられます。お昼も接待にあずかり恐縮してしまいました。食器も見事で、織部のものもあり、美味しさを際立てていました。手作りのデザートも美味しかったです。

 これまでステージでのハープの演奏は聞いたことがありますが、身近に置いている人には会ったことがありません。ゴッドファーザーなどを弾いて下さいました。お琴と音色は似ていますが、楽譜は全然違います。50本ほどの弦があり、黒色の糸と赤色の糸がそれぞれドと、ファを表しているので、それをめやすにして弾くのだそうです。ベダルは6つありますが、ピアノのベダルと用途が違います。ピアノは音を響かせますが、ハープは半音を出すためのようです。二階にはもう一台小ぶりのものを置いておられるようです。

 気になるお床の軸のことを尋ねますと、神武天皇国見の場面でした。とても品格のあるもので、同じ部屋に茶道具もそれとなく自然に置かれてありました。ご先祖から伝わる茶器もあり、金泥でつないであるものも見られました。庭園の松も風格あるもので、庭師のレベルもうかがい知ることが出来ました。全員癒されて帰途につきました。

 

活け作りのお寿司と煮物

デザート

神武天皇国見の図

ハープ演奏

茶道具

近くには飛騨木曽川国定公園

 

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東京五輪・パラ閉幕

2021-09-06 | ボランティア

 昨日は東京パラリンピックの閉会式でした。162の国・地域と難民選手団が参加。パラリンピック史上最多の4400人が出場しました。コロナ禍で無観客は五輪と同じ。競技数が五輪の33競技、339種目と比べ、パラの方は、22競技、539種目と圧倒的に種目が多いのは、障害の度合いで分けてあるからと言います。東京でのパラリンピックは、1964年の第二回大会以来57年ぶり。中国のメダル数が極端に多くて、どんなに強化しているかが伺えました。日本はメダル総数は51で、アテネの52個に次ぐ二番目。世界で11位。

 会期中に51歳になった水泳の成田真由美選手は、過去4大会に連続出場していて金メダルを15も獲得していますが、今回最後のパラは、メダルは取れず30年の競技生活を終えました。50歳で金を獲得したのは、自転車女子ロードレースの杉浦千佳子選手でした。凄い言葉を残しています。「最年少記録は二度と作れない。最年長記録はまた作れる」。

 閉会式は粛々と進められ、最後には次の開催地パリよりの場面。五輪閉会式はパリの観光地が多く写っていたのですが、パラリンピック閉会式はルーブル美術館の中からの国歌のみ。パーソンズ国際パラリンピック会長の挨拶の最後は、「オブリガード」。ポルトガル語でありがとうの意味です。彼の国籍はブラジル。ご自分の母国語で挨拶して締めくくりました。

 

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第19回女子留学生日本語弁論大会岐阜県大会

2021-07-05 | ボランティア

 昨日は第19回女子留学生日本語弁論大会岐阜県大会が開かれましたが、ミャンマーの一人の留学生を守るために、日本国内でもどこに通報されるか分からず、危険ですので、スピーチの写真はSNSに出すことが出来ません。休憩時間のアルパの演奏だけ紹介します。弁論大会を開催して20年。こんなに危機意識を持ったことはありません。スピーチの内容も紹介したいですが、これもパスします。今は彼女はいかなる理由があってもミャンマーへ帰国できない状況です。すべて入国は拒否されているようです。昨年はコロナ禍で弁論大会は開催出来ませんでした。2年ぶりの大会ですが、こういう事情で報告できないのが残念です。日本のように平和になるのはいつのことでしょうか。

 アルパは、南米パラグァイの民族楽器。演奏者の衣装も民族衣装。全体に刺繡が施されています。形はハープに似ていますが歴史も違うようです。ソフトな音色で癒されました。日本人が着物を着て琴を演奏されるようなものらしいです。

 

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留学生交流会 4

2021-03-29 | ボランティア

 私たちWFWPは久しぶりに我が家で留学生交流会を開催しました。雨の日でしたが、昨日はインドネシアの岐阜大学留学生を8人を招待。スタッフ12人で準備。交流会はいろいろな会場でこれまで何度も開いていますが、我が家では14年ぶり。前回の記事は、2007.3.1.

 到着が予定より1時間遅れてお抹茶の接待は出来ませんでした。でも慌ただしい中で、有意義な時間を過ごしました。全員がイスラムですから、時間が来るとメッカに向い礼拝。礼拝の前には顔と手を洗い清めます。西北の方向に向かって・・・磁石を持ち、正確な方角を決めるようです。生理の日は祈ってはいけないようです。向こうではかなり厳しく警官のような人が監視しているようです。

 留学生弁論大会にも出てほしいので、案内しました。でも大学院生は英語の授業のため日本語が不得手の人もあります。当然昨日は英語で日本家屋を説明する必要がありました。仏間などははじめて見るものらしく珍しいようでした。これまでは和服姿での御琴の演奏もありましたが、弾き手のMさんが一昨年他界されて、叶わぬことになりました。

 インドネシア人の経営するお店で注文した四角いケーキでケーキカット。とてもボリュームがあり、二段になっています。平和の文字を入れてもらいました。食べるものはすべてハラール食。特別に作られています。最後は慌ただしく長屋門展示室を見ていただきました。

 

下準備中

平和の文字の入ったケーキにケーキカット

長屋門展示室で

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子供結婚

2021-03-11 | ボランティア

 月刊ハーストーリーは、10年経過し、今年、アワーストーリーと名前を改めました。以前にも記事を紹介したことがありますが、先月号の記事を少し。先日(2/22) 書いたコンゴのレイブのことも、この記事の子供結婚のことも知りませんでした。コロナ禍と学校閉鎖が、生活の困窮、児童虐待、子供労働、子供結婚増加に繋がったと言います。子供結婚とは17歳以下の結婚。ユニセフのデータによれば、世界の少女の21%が子供結婚させられています。比率世界一のアフリカのニジェールは、71%です。世界全体では推定1200万人。

 法律で子供結婚が禁止されていても、親が認めれば口減らしに結婚させらせます。コロナが更に追い打ちをかけています。娘をあげるということですから、相手からの何がしの金品を期待します。学校閉鎖のマイナスは、給食の機会を失い、無料で食べられたのに、家族の食費が圧迫されることになりました。イスラム過激派は、女子教育反対テロもあります。

 オンラインの教育を受けられるのは、高所得の国では65%ですが、低所得では18%。コロナと戦乱と行政の貧困で三重苦のアフガニスタンは、70%が電気のない生活です。(元読売新聞記者の山田氏の話)

 

 2011.3.11の東日本大震災から、今日で10年。復帰している様子を連日マスコミは伝えています。回想番組も多いです。 

 

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インドネシア留学生交流会

2020-10-15 | ボランティア

 先日は、WFWP事務所で二人の岐阜大学インドネシア留学生を囲み交流会を開きました。右のSさんは、修士課程を修了し、就活中。でもコロナでなかなか進行していません。今年はコロナで弁論大会も中止。左のEさんも今年卒業し、母国の大学教員になります。彼女はこの大会に大学卒業の記念として出たかったらしいのに、申し訳ないことでした。彼女は30歳を超えていて既婚者。母国の夫君とはコロナのために9カ月も会っていません。

 私の気になる60年前の岐阜大学インドネシア留学生のバドミントン部の友人のその後の動向を聞きましたら、その年齢ならとっくに退職し、老後の生活のはずですが、平均年齢の低い国のため、鬼籍にはいられている可能性大らしかったです。Eさんも生まれたころにはお祖父さんは亡くなられていたそうです。二人とも日本の長命なことにに学びたいとか・・・Eさんは環境工学で、Sさんは農学部の遺伝子に関する研究。短命は食習慣によるものと分かっているようでした。

 Eさんも国技のバドミントンが得意。プレーをするときもイスラムのヒジャブはつけたままのようです。

 結構専門用語が飛び交うので、私のささやかな放送大学で習得した英語が役に立ちました。和訳、英訳も必要な会話内容でした。

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