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「20世紀少年」は22巻+2巻を読了。ちょっと中だるみ

未唯へ。「二十世紀少年」の24巻を読み終えました。昨日は16巻読んでいたので、残りの6巻を持って、出かけました。

10時から、図書館で新刊書を20冊借りました。先週よりも冊数は減っています。若干、息切れ状態です。新書版を中心に借りました。図書館に行くと、館長、カウンター、図書館フリークなど、顔見知りが居るから、ほっとします。

12時過ぎにエコットに着きました。今日はTシャツ・アートがあります。この間、トートバックに「サファイア事務局」「持続可能性 循環」を布描きマーカーで書いてみたところ、出来が今いちでした。うまく描くヒントがほしくて、やってきました。その作業が始まるのは1時半ということで、エコットの図書室で「20世紀少年」を読み始めました。ここは読書専用の机があり、誰もいないので、ゆっくりと読めます。1時間半で読み終わりました。

「ともだち」はナチの感覚に似ています。ナチをサファイア循環で解釈すると、Think Locally, Act Globallyです。つまり、ヒットラーの個人的な考えをそのまま、全体での行動に移したことです。ネールも書いていたが、その考えと行動に「なぜか多くの人が参画していった」というものです。将来の構想を説明されるよしも、個人の感情から生まれた構想に対して、多くの人は共感するものです。

あるものは自分の夢のために、あるものは就職のために、あるものは恐怖のために従っていきます。そして、「偶然の国会炎上」をテロリストの妨害とすることで、暗黙のうちに、警察権力を使った支配がはじまる。

個人の思いのために、中国の西部の農村がウイルスで全滅される風景は、ナチのユダヤ攻撃を思い起こさせます。スパイラルはどこまでも拡大するものです。

行動の基本は、個人の思い、そのものです。それ故に、共感しやすい。複雑に考えなくても、すぐ理解できる。目の前に敵さえ作れば、すぐに行動できる。そんな分析をしていました。こんなシナリオがうけるのは、日本の不安定さの性でしょう。

あのマンガで、疑問があります。あの頃の子どもは、21世紀の始まりは2000年1月1日と思っていた。と同時に、1999年7月の「ノストラダムスの大予言」の方がインパクトがあり、21世紀は来ないと思っていた。2001年1月1日にしたところに、大人の感覚を感じた。
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