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コーヒー一杯の価格

未唯へ。先週、スケジュールに記入した通りに、7時に元町のスタバへ行きました。パソコンを持ち込んで、「未唯への手紙」の作業を行う予定でしたが、読書に切り替えました。昨日の豊田市中央図書館の新刊書が思ったよりも豊富だったので、18冊を借りてしまいました。それ以前に、先週、岡崎で借りた、ネルーの『父が子に語る世界歴史』209チ4巻~8巻を片付けないといけません。

「未唯への手紙」に歴史編を入れた理由の一つが「父が子に語る」シリーズです。未唯に語るイメージを重ねていたが、実際の本は見ていなかった。岡崎市立中央図書館で、歴史ジャンルの棚で見つけて、5巻借りてきました。読んでみると、かなりのボリュームです。よく、こんなものを獄中で書いたものです。

7時から9時半まで、グランデ・ドリップ(380円)一杯で、5巻を読みました。隣のマクドナルドでは、8時から9時まで、コーヒーが無料配布です。ドライブ・スルーには、常に5台以上の車が停まっています。スタバと比較しながら、眺めていました。今のところ、あのマクドナルドのガチャガチャした空間に身を置くつもりはありません。時間制限と数量制限はいただけないです。どんな結論を出すのか楽しみです。

ネルーの歴史の書き方を分析するために、五つの項目を抜き出し、OCR作業を行いました。1933年に書かれたとは思えない、新鮮な内容です。歴史に対する、問題意識は私と似ています。

 「日本のばく進」:日本人は、インドが過去にしたように顧問弁護士になるためにではなく、科学者や、技術者になるために留学した。

 「南北戦争」:これだけの数を拉致するには、ニグロを捕獲するための奴隷狩りで、はるかにそれをうわまわる数を殺さなければならなかったのだ。

 「立ちあがるトルコ」:アイルランドとおなじく、トルコは、はなはだしく優勢な敵にたいして、めざましい抵抗を示した。

 「世界に挑戦する日本」:日本の満州侵攻の背景にかんして、いくらかでもおまえが知識を得られればと思って、日本の状態についてこれだけのことを話したわけだ。

 「ドイツにおけるナチの勝利」:おどろくべきことは、その背後からのすさまじい力の盛りあがりであり、ヒトラーのもとに馳せ参じる人たちの数の多いことだ。

インドでの問題意識よりも、世界的な意識で論じている。
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