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韓国版「花より男子」で視点の拡大をはかる

未唯へ。「花より男子」が放映されている時に、あなたに原作のマンガを持っているか、聞いたところ、全巻貸してくれましたね。

先週の「20世紀少年 第1章」を見ました。そこで、あなたに、原作本があるか聞いたところ、「2階の廊下にある」ということでした、つまり、私の部屋から1歩のところに、24巻置かれてありました。マンガ喫茶並ですね。明日から読みます。

韓国版の「花より男子」を、ワンセグ・ウォークマンで録画して見ています。ハングルの世界で、主人公の名前は日本名の「つかさ」「道明寺」「しげる」などになっています。使用しているケータイはiPhoneで、日本版のロケ先はニューヨークだが、東南アジアに変わっています。韓国の視聴者の心理分析も同時に行っています。

日本版よりも、メロドラマ的色彩が濃くなっています。1話がやたら、長くなっています。感情のアップダウンが激しい。同じマンガを異なる視点で見ています。

『コーチング・ワークショップ』304シという本の中に、「複数のカメラを持とう」という項目がありました。コーチングの時、自分の視点(カメラ)を5つ持つことの必要性が説かれていました。

 1カメは、「自分から見た」視点です。自分中心(主観)ですから、自分の思い込みが邪魔をして、事実をあるがままに見ることができません。囚われ、思い込み、先入観、勘違いによってトラブルの原因にもなります。

 2カメは、「相手の目からはどう見えるか、相手の立場ではどう感じるか」という視点です。相手の立場に立って考えてみると、驚くほど相手の気持ちがわかるようになります。

 3カメは、「第三者の」視点です。つまり、客観的な視点です。自分を第三者にして、距離をとって眺めるのです。すると、些細なこと、つまらないことで争っていることに気づきます。

 4カメは、「過去から現在を眺める」視点です。歴史の視点です。以前はどうだったのか、と考え、照らし合わせる。すると、現代社会の問題点が浮かび上がってきます。

 5カメは、「未来から現在を見る」視点です。科学者の視点です。このままだと未来はどうなるか、未来はどうあるべきか、という視点です。

「未唯への手紙」に歴史編と数学編があるのは、視点の拡大のためです。視点を拡げて、全ての情報を「未唯への手紙」に集約していきます。
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