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インドネシア イスラム教の将来を決める国

『インド洋圏が、世界を動かす』より インドネシア、熱帯のイスラム民主制の行方

二〇〇五年初頭、私は二〇〇四年て一月二六日に発生したスマトラ島沖地震による大津波の救援作戦に向かうアメリカ海軍の駆逐艦に乗船していた。ペンガル湾に突き出たスマトラ島北端に位置するバンダーアチエ(アチエ州の州都)が浸水した様子は、ある将校の言葉を借りると「水に浮かぶ墓地」のようだった。靴や衣服、ばらばらになった家屋が海に浮かび、「ここで暮らしているすべての人が流されていくように感じた」。乗船していた将校や水兵たちは、この津波で〔海軍軍人として〕初めて遺体を目にしたのである。二〇〇三年春、彼らのうちの何人かは別の駆逐艦からイラクに向けて卜マホーク(巡航ミサイル)を発射し、その後テレビの前に駆け寄ると、自分たちが発射したミサイルが標的に命中する様子をCNNで確認した。彼らにとってイラクは、あくまでも頭のなかだけの抽象的な存在でしかなかった。しかし彼らはヘリコプターでバンダーアチエに上陸後、まるで高圧消火ホースの放水を受けたように内陸方向になぎ倒された木々や橋、家々を目の当たりにすることになった。男女入り交じった若い水兵たちを成長させたのは、戦争ではなく自然災害だったのである。

タイ・ビルマ国境で会った元特殊部隊の将校たちが、ベンガル湾におけるアメリカの力の投影と、救援活動の型破りな側面を象徴していたのに対して、これらの将校や水兵たちは従来の慣行の一端を示していた。しかし本章で述べるように、この地域に影響を及ぼす巨大かつ深刻で複雑な一連の環境的、宗教的、社会的な力に対しては、アメリカの影響力は限られている。

マグニチュード九・三を記録したスマトラ島沖地震では、時速六〇〇キロメートル、高さ一ハメートル以上の津波が発生した。この津波によってインド洋沿岸の国々で二五万人近い人々の命が奪われることになった。おそらくこれは、アメリカの侵攻以降のイラク人の死亡者数に匹敵する。スマトラ島北部だけでこ一万六〇〇〇戸の家屋を破壊したこの津波は、半径数千キロメートルの範囲に被害をもたらした。津波の被害を受けた国は、インドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、スリランカ、インド、モルディブ、セイシェル、マダガスカル、ソマリア、ケニア、タンザニア、南アフリカなどに及んでいる。この地震は地球の脆弱さと、人類の歴史を変えてしまうほどの自然の驚異を示す出来事だったと言える。

それから四年後、私は震源地に近いバンダーアチェを再び訪れた。ここでは無音の殺風景な土地に何万人もの人々が埋葬された集団墓地が幾つもつくられていた。まさに非現実的な光景だ。建設されたばかりのモスクや真新しい道路、トタン屋根の小さな家が集まる集落。津波に流され、はるか内陸部で座礁してそのまま放置されている船。海岸から五キロメートル以上離れた農場--ニワトリが背の高い草のあいだを走り回っていた--の真ん中には、信じがたいことに、かつて一〇・五メガワットの発電に使われていた二六〇〇トンの発電船がそのまま放置されていた。全長六〇メートル以上、高さ二〇メートルの赤錆びた船体の上には、上部構造物と汚れた煙突が見えていて、まるで産業革命時代の巨大な工場のようだ。そこからほど近いところでは、二軒の家の屋根の上に、長さ二〇メートルほどの漁船がとってつけたように載っている。

あるモスクでは、飾りのついた二本の柱が、怪力のサムソンによって押し広げられたかのようにゆがんでいたが、モスクそのものはなんとか流されずに残っていた。もう一つの奇跡は、大モスクの階段まで波が押し寄せたものの、そこから内へは至らずに大量の水が引いていったことである。これは単なるうわさ話ではなく、すべて事実であることを示す写真が何枚も残っている。この津波は聖書のなかの大いなる自然現象のように、深く宗教的なーーそれゆえに政治的なI意味をこの土地で保ち続けている。津波はまた、スマトラ島北部と、ジャワ島にあるインドネシア中央政府との関係II特異な歴史をもつ対立関係-を浮き彫りにした。さらに重要なことに、同時にそれは、世界最大のムスリム人口を抱え、世界第四位の人口を誇るインドネシアという国における、イスラム教の魂をめぐる複雑な闘争に影響を及ぼした。

イスラム教の将来は、インドネシアで発生する出来事によって決定づけられることになるだろう。この国ではサウジアラビアの厳格なワッハーブ派の信者から世界的規模のアルジャジーラに至るまで、中東のさまざまな勢力が、土着の森の神々や多神教の影響に対抗して国民の心をつかもうと競い合っている。人知の及ばない破壊的な自然現象ほど宗教に影響を与えるものはない。実際に宗教は、自然界に対するある種の反作用として生み出されたものだ。インドネシアの全国民二億四〇〇〇万人は、環太平洋火山帯上で暮らしている。インドネシアは大陸の断層線や構造プレート上にあり、活火山も数多く存在する。火山からI〇キロメートル以内に居住する全世界の人口の約半数が、インドネシアで暮らしているのだ。「津波のあと、インドネシアのイスラム教徒は以前よりも強く自己を意識し、自覚が促されたようになった」と、女性運動家で法学部教授のリアーフィトリ氏は語った。

インドネシア現代史において、一つの自然現象が宗教と政治の方向性を変えたのは、この津波が初めてではない。作家のサイモンーウィンチェスターが記しているように、ジャワ島とスマトラ島に挟まれたスンダ海峡にあるクラカタウ火山島では、一八八三年の噴火後に津波が発生し、何万人もの命が奪われた。その後、社会的に大きな影響を及ぼした自然災害の余波が残るなか、ジャワ島では反西洋を標榜するムスリム活動家が急激に増加していった。彼らは来るべき世紀のひな型を示している。危険なのは原理主義それ自体に限られるわけではなく、バングラデシュの場合と同様に、原理主義が自然環境と人口圧迫という二つの要因と作用しあう過程なのである。
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大国インドの脆弱さ

『インド洋圏が、世界を動かす』より インドの地政学的な戦略

パキスタンに対する後方基地が必要になったため、インド軍は「親西洋で非タリバーンのアフガニスタン」の存在が欠かせないと考えた。カプール将軍は、インドの立場から言えば、アメリカがイラクよりもアフガニスタンに長期間コミットメントを続けてくれるほうが重要だ、と述べている。別の会合ではインドの国家安全保障アドバイザー、M・K・ナラヤナン氏が、「インドにとって、アフガニスタンのカルザイ政権の存続は決定的に重要です」と答えている。

アフガニスタンでの戦争は、インドにとってもアメリカと同じくらいの重要性をもつ戦いだった。たしかなのは、パキスタンとインドが何十年にもわたり間接的に争ってきた場所が、アフガニスタンであるという事実だ。パキスタンにとってアフガニスタンは、旧ソ連における中央アジアのイスラム諸国に匹敵するほど、戦略的に決定的な意味をもつ土地だ。アフガニスタンは、ヒンドゥー教徒が支配的なインドに対してイスラム教徒同士が統一的な宗教戦線を張る場所になるとともに、インドがエネルギー資源の豊富な地域ヘアクセスするのを防ぐ場所になる可能性も持っていた。一方、インドにとって、アフガニスタンが友好的になってくれれば、パキスタン西部の国境地帯にプレッシャーを与える--インドが自国東部の国境からパキスタンにプレッシャーを与えているように--ことができるようになり、パキスタンに一種の戦略的敗北状態を与えることができるのだ。

インドは一九八〇年代、アフガニスタンの首都カブールにおけるモハンマド・ナジブラ率いる親ソ政権を支持し、逆にパキスタンはイスラム系の反乱者たちを支持してナジブラを政権から引きずり落とそうとしていた。当時のアメリカはパキスタンと同盟関係にあったため、パキスタンのISIを通じてイスラム系の反乱軍を助けたのだ。そのためISIのメンバーの多くは、後にタリバーンやアルカイダと協力するようになったのである。ところが一九九一年にソ連が崩壊し、そのI〇年後に九・一一事件が起こった。つまりアメリカにとって世界の情勢は変わったのだ。しかしインドとパキスタン両国にとってのアフガニスタンの重要性は変わっていない。インドは比較的非宗教的なアフガニスタン政府をまだ支持する必要があり、パキスタンもアフガニスタン政府の転覆を狙うイスラム系の反乱者たちを支持する必要があると考えている。したがってアメリカが抱えた利害関係は、イスラム系の反乱者と戦った一世代前のソ連とほぼ同じ状態になってきたのだ。

カプール将軍は、パキスタン以外にも、インド内でイスラム教徒が多数派を占める唯一の州であるジャンムー・カシミール州の問題を懸念している。ここで紛争や爆破事件が重なれば、インド中の多数の人種・言語・宗教が人り交じった地域における「独立運動の連鎖反応」へとつながる恐れがあるから蔓ネパールにも毛沢東主義に触発された政情不安がある。同国の人口の半分はインド国境付近に住んでいるが、インドの安全保障機関の政府高官たちの目からみれば、彼らはISIと中国の双方からしだいに影響を受けつつある。もちろんそのような見解は過大評価かもしれないが、こうした主張がなされること自体が、彼らの懸念やこの地域の不安定さを率直に物語っている。とくに毛沢東主義者たちがネパールで権力を固めたことは、「ナクサライト」と呼ばれるインドの毛沢東主義ゲリラたちによる同国中央部や東部でのテロ攻撃を促すことにもなりかねないからだ。

インドの陸の国境についての懸念は妥当なものだが、そのほかにもインド軍の高官たちは多くのことを心配していた。彼らはモルディブ諸島におけるイスラム教スンニ派の原理主義者の台頭についても触れていた。また、インド最北東部ではインド系住民に対する反乱グループが、ミャンマー内部―これには中国がかなり絡んでいるがlからの指示を受けて活動しており、バングラデシュからは一〇〇〇万人から一五〇〇万人の不法移民が流入している。さらにインド南東部沿岸の沖合にあるスリランカでの内戦は、二〇〇九年に終わったばかりだ。ある陸軍将校は、「われわれにはアメリカ式の即応軍をつくる余裕はありません。未解決の国境問題が存在するため、かなりの数の兵士をその土地に常駐させておく必要があるからです」と教えてくれた。

ところがそこから議論のテーマは軽くなり、インド政府高官たちは将来インドをトルクメニスタンのような中央アジア--自分たちが囲い込まれる恐れがあるため、インドはこの地域を中国とパキスタンに渡すつもりはまったくないのだが--の国々につなぐことになる、エネルギー関連のパイプラインについて語り始めた。こうした動向は、最近インドがタジキスタン内に軍事基地を完成させたことからもよくわかる。その後、われわれはインドの安全保障におけるペルシャ湾や東南アジアの重要性についても意見を交わした。

これまでの会談での議論をまとめてみると、インドは力を遠くまで誇示しようとしているにもかかわらず、すぐそばに弱さを抱えていることがわかる。あるインド政府の高官は、「パキスタン、アフガニスタン、ミャンマー、スリランカなど、まわりは混乱した国ばかりです……インドは民主制国家であるため、ミャンマーやチベットなどの問題に強い態度であたっていくことを期待されていますが、われわれはこれらの国々と地続きでつながっているため、政治的に真空状態が生まれるのを許すわけにはいかないのです」と言っていた。私が訪問した当時のインド外相シブシャンカ・ルーメノン氏は、「インドは、二つの大きな海で守られたアメリカのように、倫理道徳面で白黒はっきりさせた決断を公式声明などのかたちで宣言できるような立場にはありません」と述べている。別の高官は、「われわれにとって最悪のシナリオは、ミャンマーで一八ある民族すべてが同時に反乱を起こして大混乱に陥ることです」と語っていた。つまりインド南部は海のおかげで守りは最も固いのだが、北、東、西の方向は最も脆弱なのだ。

「インドには一億五五〇〇万人のイスラム教徒がいます。われわれが本当に懸念しているのはイスラム原理主義なのです。彼らが制御不能になるのを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?」と政府関係者の一人は問いかけてきた。「アルカイダの本当の危険性はその組織そのものではなくて、その思想のほうにあるのです」。彼らのなかには、政情不安が普通の状態になってしまうことへの深刻な恐怖があった。「われわれの平穏さや平和な状態は危機に直面しています」。たしかにアメリカ国務省の調査によれば、イラク侵攻後にインドのテロ事件は、年毎の発生割合では最多になっている。ナラヤナン氏は二〇〇六年七月にムンバイで起こった列車爆破事件にも触れた。この事件では七回の爆発で二〇〇人以上が死亡し、七〇〇人ほどが負傷していて、「幾つかの地方で同時に計画されたもの」だという。ところがこの地域の当局のなかでは、「適切な情報の共有ができていなかった」。世界の幾つかの国々と同じようにテロの危険を抱えるインドは、イスラム系の過激主義--その拠点はインドの裏庭であるアフガニスタン=パキスタンの辺境--と戦うという意味では、アメリカと自然に協調できる立場にある。
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第8章 実現方法の要約

ポータル
  機能
   コミュニケーション
    ①各種情報をつなぐ ②人をつなぐ ③システムをつなぐ ④ライブラリをつなぐ
   メール機能 
    ①本社・店舗間のメールを保証 ②メーカーからライブラリ案内 ③お客様からのチャッター ④ケータイでのメール
   情報収集
    ①アピール・アンケートを保証 ②基幹系店舗報告機能 ③アーカイブなどとの連携 ④関係者への表示
   スタッフ環境
    ①スタッフで変えられる環境 ②クラウドでの自由度 ③既存システムとの整合性 ④ケータイも含めた認証
  関係範囲
   本社・店舗間
    ①本社からの的確な指示 ②店舗からの情報収集 ③アンケートによる意見収集 ④コラボ結果の本社へのアップ
   店舗・メーカー
    ①Mu-Boxコンテンツの提供 ②プルでの情報確保 ③利用頻度などの情報活用 ④スタッフへの直接アンケート
   店舗・お客様
    ①各システムとのメッセージ中継 ②メーカーでの処理結果の表示 ③メーカー経由でのお客様へ案内 ④本社にコラボ結果をアップ
   スタッフ間
    ①コラボ環境の提供 ②ミーティングテーマ選定 ③ミーティングのデジタル化 ④ライブラリへのコラボ結果の反映
  ライブラリ連携
   メーカー情報
    ①ネット管理部署のセンターサーバ ②衛星配信は廃止し、プル型で提供 ③アナウンスはポータルで実施 ④検索権限もポータルで保証
   お客様外付け
    ①販売店単位の保証 ②あくまでも活用のみ ③多方面での活用 ④ポータルでの権限付与
   ランキング
    ①双方向ライブラリ ②インターネットノウハウ活用 ③ユーザーへのアピール ④事例の収集
   三階層
    ①メーカー・本社の中核ライブラリ ②本社・店舗の販売店ライブラリ ③店舗・お客様はセンター経由 ④三階層での連携
  ケータイ対応
   認証
    ①オフラインでの認証の見直し ②メーカー認証の範囲拡大 ③販売店を超えた認証 ④デバイスの機種保証
   ワイアレス環境
    ①ポータルは第一画面を担う ②画面遷移のメニュー画面 ③トラブル時のロック機能 ④大容量データの扱い制御
   対象デバイス
    ①タブレットでの活用 ②スマホの可能性 ③次期システムとの関係 ④メーカーの画面表示の違い吸収
   活用シーン
    ①表示内容 ②操作方法 ③ライブラリの選択 ④ソーシャルとの接続

モバイル環境
  リバース
   サーバの構え
    ①既存システムが対象 ②サーバ設置場所 ③作り込みの世界 ④要求性能
   クラウドで対応
    ①新規システムはクラウドで対応 ②各部署システムのサーバ集約 ③クラウドに制約をかける ④組み込み機能の標準化
   デバイスへ要求
    ①機種限定の要否 ②ログインの手間 ③画面設定 ④デバイスの進化に合わせる
   展開シナリオ
    ①電算部の思惑 ②販売店のニーズの誘導 ③ネットワーク管理部署の思惑 ④社会の変化に合わせる
  スマホ
   利用シーン
    ①外出先 ②お客様宅 ③ホットスポットでの通信 ④店舗内でのスルー性
   操作性
    ①インターネットでの操作 ②デバイスの依存する部分 ③単機能が望ましい ④コミュニケーション・ツール
   お客様情報活用
    ①外付けのお客様情報の維持 ②ドイツ鉄道並の検索を目指す ③更新などの可能性 ④基幹系への折り込みは考慮
   利用料金
    ①パケ放題のコスト ②LTEなど新しいネット ③店舗での無線LANの活用 ④地上線との関係で安くする方法
  画面レイアウト.
   ポータルの役割
    ①フロントとして、システムを超越 ②ライブラリの所在 ③大容量のプル機能 ④機種に限定しないクラウド
   インターネット
    ①ノウハウを最大限に活用 ②時代の変化に即応 ③TOSもメーカー単独は不可 ④PC版とスマホ版の切り替え
   双方向性
    ①利用状況の把握ができるプル ②許可されたライブラリの一覧表示 ③本社限定などはプッシュ型 ④チャッターでのお客様とやりとり
   新しい活用
    ①お客様情報の外付け ②販売店毎の機能調整 ③メーカーからプル ④車からの情報
  セキュリティ
   個人認証
    ①ATSCとの関係 ②利用権限 ③販売店グループでの対応 ④グループ活動
   機種限定
    ①スマホの進化 ②すべてのメーカー対応の幻想 ③機種に合わせた機能提供 ④ネットワーク回線の推移考慮
   サーバー権限
    ①中央サーバーの可能性 ②販売店独自のライブラリ ③情報収集と表示 ④権限の維持と柔軟性
   個人環境
    ①使用するアプリの選択 ②コラボレーション・グループ ③個人での拡張性 ④支援グループの存在

ネットオプション
  無線LAN
   標準機能
    ①管理レベルがバラバラ ②ネットも含めて、全体で管理 ③ネットワーク設定・支援の画一化 ④ネットワーク会社での包括管理
   本部の役割
    ①管理レベルがバラバラ ②ネットも含めて、全体で管理 ③設定・支援の画一化 ④
   タブレット影響
    ①無線中心になっていく ②見えないトラブルへの対応 ③多様なタブレットへの対応 ④持ち込み機器との混信
   コスト対応
    ①標準化することで、メーカー負担 ②Sa-ネットへの組み込み ③ネットワーク管理部署に役割 ④複数のネットワーク会社参画
  有線LAN
   安定したネット
    ①10年来の設備 ②物理的に見える設備 ③安定した性能保証 ④トラブル時はプロでの切り分け
   ルーター以下
    ①Sa-ネットでルータまで把握 ②ハブレベルでのトラブル解消 ③現行はコスト見合いが不明 ④トラブル解消方法
   様々な管理
    ①ハブおよび設置は地場で対応 ②販売店自己責任で対応 ③本社の管理者レベルはバラバラ ④システム会社での管理
   無線LAN展開
    ①販売店内のLANの管理レベル ②無線LANは統一管理が可能 ③無線・有線の混在 ④無線を先行させるシナリオ
  災害対応
   移動店舗
    ①マーケティングのバリエーション ②お客様に近づける姿勢 ③必要な機能は様々 ④フル装備の必要性
   仮設WAN
    ①光回線が間に合わないケース ②プリンターを含めた機能 ③WIMAXの性能への疑問 ④コストは号口並
   重大災害
    ①基地局を含めた災害は無線主体 ②店舗を開ける意味 ③お客様安否確認が主になる ④災害規模での手段の切り分け
   ローカル災害
    ①とりあえず、LAN環境を接続 ②基幹系の稼働確認 ③機器の貸し出し方法と料金 ④メーカーとしてのスタンス
  WiMAX
   性能
    ①回線速度1~5Mbpsは不十分 ②店舗の壁で、速度が変わる ③LAN環境で基幹系が動けばいい ④
   提供範囲
    ①いつまでも70%のカバーエリア ②コンシューマ都合でエリア提供 ③販売店設置エリア全体はいつ ④回線速度アップの可能性は不明
   ホットスポット
    ①auホットスポットとの競合 ②混信の可能性 ③位置づけ ④結局、当てになるのは地上線?
   5年後の姿
    ①有線の存在 ②LTEなどの状況 ③回線速度のアップ ④

コンテンツ中心
  サーバ環境
   基幹系Web化
    ①2014年レベルでの内容不明 ②電算部の思惑とユーザーニーズ ③モバイル環境からのアクセス ④インターフェースだけの可能性
   仮想化の実態
    ①リアル並の稼働が可能 ②自社ネットワーク店への圧力 ③大規模店の付属システム ④販売店でのクラウド化
   コンテンツ提供
    ①雑多な情報の保有と提供 ②店舗へのコンテンツと制限 ③大量データとYou-Tubeの関係 ④双方向性による、アカウント
   SmartCenter
    ①車からの情報の蓄積と解析 ②メーカーとしての役割 ③三階層を含む、流通ルートの確保 ④つながるともつながる
  受信環境
   受信制限
    ①個人レベルの内容変更 ②デバイスによる形式変更 ③柔軟性の保証 ④発信元での情報の層別が必要
  履歴
    ①使うことを重視して、トレース ②検索を含めて、コンテンツ荷重 ③タグとして、メンバーで共有化 ④知りたいことで検索結果を選択
   活用状況
    ①活用状況を把握、コンテンツ選択 ②活用状況を見て、追従 ③コラボ結果の情報共有 ④グループ単位のライブラリ
   横連携 
    ①本部と店舗でポータル連携 ②店舗とお客様でのチャッター ③メーカーからの直接アンケート ④ポータルでコミュニケーション
  つながる系
   各アプリと関係
    ①つながるからのメッセージ ②アプリ単位ではなく、ポータル ③各アプリへの分配と収集 ④スタッフの行動につなげる
   お客様・メーカー
    ①メーカーはお客様・車に直接対応 ②膨大なデータから傾向をつかむ ③解析限界とお客様への反映不可 ④一方的なやりとり
   販売店主体
    ①メーカーは3000万人対象 ②販売店スタッフは300人対象 ③わかる形で販売店に分配 ④お客様への人・人の対応
   いい町・いい社会
    ①販売店店舗を拠点に地域活動 ②お客様状況の把握がキーとなる ③地域コミュニティの核になる ④社会の変化を加速させる
  移行スケジュール
   Mu-Box撤去
    ①回線対応不可店舗の扱い ②撤去方法とコスト ③切り替えスケジュール ④画期的なコスト低減策
   ライブラリ設定
    ①基幹系メンテデータは基幹系に ②中央サーバはメーカーコンテンツ ③Sa-ライブラリで販売店単位 ④You-Tube、U-Streamなどの活用
   ポータル配置
    ①クラウドのインターフェース ②メールはチャッターレベル ③集計および表示機能 ④スケジュール機能
   サファイア環境
    ①販売店での環境を市民活動に転用 ②国・行政・企業が支援の連鎖 ③知的ライブラリの活用 ④スタッフ間のコラボ
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第8章 実現方法の要約

ポータル
  機能
   コミュニケーション
    ①各種情報をつなぐ ②人をつなぐ ③システムをつなぐ ④ライブラリをつなぐ
   メール機能 
    ①本社・店舗間のメールを保証 ②メーカーからライブラリ案内 ③お客様からのチャッター ④ケータイでのメール
   情報収集
    ①アピール・アンケートを保証 ②基幹系店舗報告機能 ③アーカイブなどとの連携 ④関係者への表示
   スタッフ環境
    ①スタッフで変えられる環境 ②クラウドでの自由度 ③既存システムとの整合性 ④ケータイも含めた認証
  関係範囲
   本社・店舗間
    ①本社からの的確な指示 ②店舗からの情報収集 ③アンケートによる意見収集 ④コラボ結果の本社へのアップ
   店舗・メーカー
    ①Mu-Boxコンテンツの提供 ②プルでの情報確保 ③利用頻度などの情報活用 ④スタッフへの直接アンケート
   店舗・お客様
    ①各システムとのメッセージ中継 ②メーカーでの処理結果の表示 ③メーカー経由でのお客様へ案内 ④本社にコラボ結果をアップ
   スタッフ間
    ①コラボ環境の提供 ②ミーティングテーマ選定 ③ミーティングのデジタル化 ④ライブラリへのコラボ結果の反映
  ライブラリ連携
   メーカー情報
    ①ネット管理部署のセンターサーバ ②衛星配信は廃止し、プル型で提供 ③アナウンスはポータルで実施 ④検索権限もポータルで保証
   お客様外付け
    ①販売店単位の保証 ②あくまでも活用のみ ③多方面での活用 ④ポータルでの権限付与
   ランキング
    ①双方向ライブラリ ②インターネットノウハウ活用 ③ユーザーへのアピール ④事例の収集
   三階層
    ①メーカー・本社の中核ライブラリ ②本社・店舗の販売店ライブラリ ③店舗・お客様はセンター経由 ④三階層での連携
  ケータイ対応
   認証
    ①オフラインでの認証の見直し ②メーカー認証の範囲拡大 ③販売店を超えた認証 ④デバイスの機種保証
   ワイアレス環境
    ①ポータルは第一画面を担う ②画面遷移のメニュー画面 ③トラブル時のロック機能 ④大容量データの扱い制御
   対象デバイス
    ①タブレットでの活用 ②スマホの可能性 ③次期システムとの関係 ④メーカーの画面表示の違い吸収
   活用シーン
    ①表示内容 ②操作方法 ③ライブラリの選択 ④ソーシャルとの接続

モバイル環境
  リバース
   サーバの構え
    ①既存システムが対象 ②サーバ設置場所 ③作り込みの世界 ④要求性能
   クラウドで対応
    ①新規システムはクラウドで対応 ②各部署システムのサーバ集約 ③クラウドに制約をかける ④組み込み機能の標準化
   デバイスへ要求
    ①機種限定の要否 ②ログインの手間 ③画面設定 ④デバイスの進化に合わせる
   展開シナリオ
    ①電算部の思惑 ②販売店のニーズの誘導 ③ネットワーク管理部署の思惑 ④社会の変化に合わせる
  スマホ
   利用シーン
    ①外出先 ②お客様宅 ③ホットスポットでの通信 ④店舗内でのスルー性
   操作性
    ①インターネットでの操作 ②デバイスの依存する部分 ③単機能が望ましい ④コミュニケーション・ツール
   お客様情報活用
    ①外付けのお客様情報の維持 ②ドイツ鉄道並の検索を目指す ③更新などの可能性 ④基幹系への折り込みは考慮
   利用料金
    ①パケ放題のコスト ②LTEなど新しいネット ③店舗での無線LANの活用 ④地上線との関係で安くする方法
  画面レイアウト.
   ポータルの役割
    ①フロントとして、システムを超越 ②ライブラリの所在 ③大容量のプル機能 ④機種に限定しないクラウド
   インターネット
    ①ノウハウを最大限に活用 ②時代の変化に即応 ③TOSもメーカー単独は不可 ④PC版とスマホ版の切り替え
   双方向性
    ①利用状況の把握ができるプル ②許可されたライブラリの一覧表示 ③本社限定などはプッシュ型 ④チャッターでのお客様とやりとり
   新しい活用
    ①お客様情報の外付け ②販売店毎の機能調整 ③メーカーからプル ④車からの情報
  セキュリティ
   個人認証
    ①ATSCとの関係 ②利用権限 ③販売店グループでの対応 ④グループ活動
   機種限定
    ①スマホの進化 ②すべてのメーカー対応の幻想 ③機種に合わせた機能提供 ④ネットワーク回線の推移考慮
   サーバー権限
    ①中央サーバーの可能性 ②販売店独自のライブラリ ③情報収集と表示 ④権限の維持と柔軟性
   個人環境
    ①使用するアプリの選択 ②コラボレーション・グループ ③個人での拡張性 ④支援グループの存在

ネットオプション
  無線LAN
   標準機能
    ①管理レベルがバラバラ ②ネットも含めて、全体で管理 ③ネットワーク設定・支援の画一化 ④ネットワーク会社での包括管理
   本部の役割
    ①管理レベルがバラバラ ②ネットも含めて、全体で管理 ③設定・支援の画一化 ④
   タブレット影響
    ①無線中心になっていく ②見えないトラブルへの対応 ③多様なタブレットへの対応 ④持ち込み機器との混信
   コスト対応
    ①標準化することで、メーカー負担 ②Sa-ネットへの組み込み ③ネットワーク管理部署に役割 ④複数のネットワーク会社参画
  有線LAN
   安定したネット
    ①10年来の設備 ②物理的に見える設備 ③安定した性能保証 ④トラブル時はプロでの切り分け
   ルーター以下
    ①Sa-ネットでルータまで把握 ②ハブレベルでのトラブル解消 ③現行はコスト見合いが不明 ④トラブル解消方法
   様々な管理
    ①ハブおよび設置は地場で対応 ②販売店自己責任で対応 ③本社の管理者レベルはバラバラ ④システム会社での管理
   無線LAN展開
    ①販売店内のLANの管理レベル ②無線LANは統一管理が可能 ③無線・有線の混在 ④無線を先行させるシナリオ
  災害対応
   移動店舗
    ①マーケティングのバリエーション ②お客様に近づける姿勢 ③必要な機能は様々 ④フル装備の必要性
   仮設WAN
    ①光回線が間に合わないケース ②プリンターを含めた機能 ③WIMAXの性能への疑問 ④コストは号口並
   重大災害
    ①基地局を含めた災害は無線主体 ②店舗を開ける意味 ③お客様安否確認が主になる ④災害規模での手段の切り分け
   ローカル災害
    ①とりあえず、LAN環境を接続 ②基幹系の稼働確認 ③機器の貸し出し方法と料金 ④メーカーとしてのスタンス
  WiMAX
   性能
    ①回線速度1~5Mbpsは不十分 ②店舗の壁で、速度が変わる ③LAN環境で基幹系が動けばいい ④
   提供範囲
    ①いつまでも70%のカバーエリア ②コンシューマ都合でエリア提供 ③販売店設置エリア全体はいつ ④回線速度アップの可能性は不明
   ホットスポット
    ①auホットスポットとの競合 ②混信の可能性 ③位置づけ ④結局、当てになるのは地上線?
   5年後の姿
    ①有線の存在 ②LTEなどの状況 ③回線速度のアップ ④

コンテンツ中心
  サーバ環境
   基幹系Web化
    ①2014年レベルでの内容不明 ②電算部の思惑とユーザーニーズ ③モバイル環境からのアクセス ④インターフェースだけの可能性
   仮想化の実態
    ①リアル並の稼働が可能 ②自社ネットワーク店への圧力 ③大規模店の付属システム ④販売店でのクラウド化
   コンテンツ提供
    ①雑多な情報の保有と提供 ②店舗へのコンテンツと制限 ③大量データとYou-Tubeの関係 ④双方向性による、アカウント
   SmartCenter
    ①車からの情報の蓄積と解析 ②メーカーとしての役割 ③三階層を含む、流通ルートの確保 ④つながるともつながる
  受信環境
   受信制限
    ①個人レベルの内容変更 ②デバイスによる形式変更 ③柔軟性の保証 ④発信元での情報の層別が必要
  履歴
    ①使うことを重視して、トレース ②検索を含めて、コンテンツ荷重 ③タグとして、メンバーで共有化 ④知りたいことで検索結果を選択
   活用状況
    ①活用状況を把握、コンテンツ選択 ②活用状況を見て、追従 ③コラボ結果の情報共有 ④グループ単位のライブラリ
   横連携 
    ①本部と店舗でポータル連携 ②店舗とお客様でのチャッター ③メーカーからの直接アンケート ④ポータルでコミュニケーション
  つながる系
   各アプリと関係
    ①つながるからのメッセージ ②アプリ単位ではなく、ポータル ③各アプリへの分配と収集 ④スタッフの行動につなげる
   お客様・メーカー
    ①メーカーはお客様・車に直接対応 ②膨大なデータから傾向をつかむ ③解析限界とお客様への反映不可 ④一方的なやりとり
   販売店主体
    ①メーカーは3000万人対象 ②販売店スタッフは300人対象 ③わかる形で販売店に分配 ④お客様への人・人の対応
   いい町・いい社会
    ①販売店店舗を拠点に地域活動 ②お客様状況の把握がキーとなる ③地域コミュニティの核になる ④社会の変化を加速させる
  移行スケジュール
   Mu-Box撤去
    ①回線対応不可店舗の扱い ②撤去方法とコスト ③切り替えスケジュール ④画期的なコスト低減策
   ライブラリ設定
    ①基幹系メンテデータは基幹系に ②中央サーバはメーカーコンテンツ ③Sa-ライブラリで販売店単位 ④You-Tube、U-Streamなどの活用
   ポータル配置
    ①クラウドのインターフェース ②メールはチャッターレベル ③集計および表示機能 ④スケジュール機能
   サファイア環境
    ①販売店での環境を市民活動に転用 ②国・行政・企業が支援の連鎖 ③知的ライブラリの活用 ④スタッフ間のコラボ
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