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カイロからアテネ。姪夫婦とアテネ散策 2/2

そろそろルクソール 乗客はギリシャの勉強を始めている。カイロに着くのは8時です。アテネに向けて飛び立つのは11時半です。3時間半、空港にいます。時間を二重に使うものがないと、旅行は大変です。

ナイル川上空です。川の痕跡と砂漠が交差している。砂の造形になっている。そこにも人が居る。ナイル川が氾濫した後が砂漠に刻まれている。

カイロ空港には、1時間早く着いたけど、アテネ行きの便は4時間後です。カイロは魅力的な女性が多い。

エジプト⇒アテネのチェックの厳重なこと。ポメラ用に大量に持ってきたバッテリーがひっかかった。奥さんはエジプト航空のナイフ・フォークでひっかかった。この国はなにを警戒しているのか。

出発直前になって、ゲートの変更があり、皆で移動すると、再度変更、その時点で30分遅れです。本当に「アテネ行き」かを二度確認して、搭乗したところ、席の数が足りない。飛行機を変えたので、人数はあるけど、席の配置が異なっている。「フリーシート」と急に宣言してきた。訳の分からない放送があって、飛行機はとりあえず、動き出した。ろくな飛行もできないのに、セキュリティ、セキュリティと言っている。商売の本筋を守れ! 動き出したけど、エアコンが効いてこない。

15時にアテネ空港に到着。まあ、ぶじに着いてよかった、というところですね。姪と旦那にアテネ空港で拾ってもらって、一安心。町の中を案内してもらって、ホテルへ。チェックインをすませて、部屋へ。すべて、ギリシャ人の旦那にやってもらった。一緒にペルセオイリスを歩いて観光へ出発。ホテルの場所が観光向きでした。こんな安いツアーで信じられないと、姪が言っていた。

私の心理状況を奥さんが姪に話していた。すべてわかっている。持ってきた「るるぶギリシャ編」で紹介されているワイン屋は旦那の所であることが判明。日本に来た時に渡すことにしました。

場所を移動する度に、必ず、トイレに連れていってもらった。ポメラを見せて、私がデジタルから超アナログログになっていることを話した。ギリシャ人はアナログで十分だと思っている。

ギリシャ人にはインフラがなくても生きていける。アテネの下町と商店街を歩きながら感じた。ギリシャの暮らしの中を連れていってもらった。姪と旦那が役割分担しながら、気を使っていることがよく分かった。

アメリカ大使館前を通過した時に、ギリシャ人が大使館を襲った時のことを話した時に、旦那は運転しながら、「バンザイ」のジェスチャーをしていた。ギリシャ人がアメリカが嫌いなのは、世界の盟主だからです。彼らのプライドが許さないでしょう。要するに、「やっかみ」だと、姪から説明がありました。

タベルナ[居酒屋]でのギリシャ料理の時も、人間ウォッチができるように、ギリシャ人の食べ方とか交渉の仕方とかも教えてくれた、食事後に、私の中の眠りのスイッチが入ってしまった。ちょっと、目をつぶると持って行かれそうになる。立ちながら寝てしまう状況です。アテネの夜景が見える所に移動するときに寝てしまった。階段を上がるのに睡眠と苦闘していた。
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カイロからアテネ。姪夫婦とアテネ散策 1/2

未唯へ。ゴビ砂漠の上を超えています。歩いたら大変です。私は寝る気はありません。奥さんに言わせると、「気がつくと、寝ている」と言ってました。6時間の時差を修正しました。

この旅では、Think Globally、Act Globallyの意味の再確認をすることにしています。ギリシャ・トルコ・エジプトの解析を行います。「行動する」ことよりも「考える」ことをベースにします。「考える」ことは、今居るところから思いを馳せることです。「考える」ことでできないと思っていたことが可能になってくる。多くの可能性を同時に持つことに意味がある。「行動する」ことは、制約を作ることです。人間は一つのことに決めて、成し遂げようとする。

「行動する」と言うことは決めることです。その分、可能性は減ります。この発想自体が「考える」ことのすごさです。どのようにでも考えられる。それに比べて、「行動する」ことで、貧しさ、削除するとか、体面とか、ルールとかに縛られる。私は考える人で、行動する人ではない。本当は考える人でもない。循環を見るだけの人です。救われたいと思えば、私の話を聞けばいい。

もう一つの側面の「ローカル」「グローバル」についても考えていました。「ローカル」とは、自分であり、自分の内側へ向かう力です。誰でもローカルに居たいものです。行動する時はローカルで行うのが望ましい。「グローバル」とは、自分の外側です。見ないでおくと、グローバルから支配されます。グローバルは力そのものです。行き着く先がグローバリズムです。

奥さんは数独を始めました。暗くなったので電気のスイッチを入れました。

次に、サファイア循環のファシリテーションとインタープリテーションについても考えました。何しろ、16時間の移動です。言葉での表現方法はかなりのレベルに行けそうな気がしています。自分が考えたことは「情報」を使わずに、表現できます。それを不特定多数に発信することができます。不特定多数でないと意味がない。その理由は組織のThink Globallyがなくなったことと関係しています。個人が組織に対して、意見を言っても空しいだけになっている。

地図では「黒海」の隣にきています。ヨーロッパですね。シルクロードを通ってきた感じです。中近東のバクダット、テヘラン、ベイルートも下の方に見えます。姪は、「パートナーは大事にしないと」の一言で、こんな遠くまで来ているのですね。

(つづく)
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仕掛けられた偶然 2/3

未唯へ。気持ちがループしたまま、カイロ行きの飛行機に乗りました。飛行機の中では、寝ないことを基本にしています。寝ないでおけば、寝ることもできます。

15日後の結論は「どうでもいいこと」になりそうです。すべての拘りを捨て、この会社を観察して、社会変革の反面教師にする。

総務的発想の連中が「お仕事」している会社を内側から見るのは、「真理」につながります。今回の問題は会社への試金石です。こんなことが見えるのは、「真理」を求める、私にはラッキーです。どうも、完全に会社を超えてしまいそうです。

何しろ、私の考え方は広範です。いくらでも哲学的なことは書けます。「未唯への手紙」は数学的、社会的、歴史的なものです。図書館は公共だから、総務大臣の個人の行動で行うのは可能です。

女性の反応の仕方は独特でした。女性は私を理解することはできない。感情的な動きをしていた。まあ、当り前です。

仕事で得た知見・テクニックを仕事で使うつもりでいたが、聞く耳を持たないなら、社会で使います。社会が変われば、この会社も変わります。そんなことを考えていた。サファイア循環ができた時に、欲が出た。

カイロまで16時間です。いくらでも考えられます。その場で思いをテキストにできる、ポメラを持ってきています。ゴビ砂漠上空で、自分の中では決着が付いた。この会社の未来なんて、小さすぎる。なくても、人類は生きていけます。

彼らのイヤな顔が浮かんでいる。それと女性の嘆きです。これで、周りとの折り合いが悪くなる。

あとは、「仕掛けられた偶然」の意味を明確にすることです。これは15日間の最大のテーマです。

私が本格的に考える時間は朝の3時から5時です。アテネについて、姪夫婦と楽しい時間を過ごしました。「ギリシャは治安が悪い」と皆から言われていたが、姪とメールとかスタバで情報交換していたので、気にしていなかった。むしろ、このタイミングでギリシャが見える「偶然」に感謝している。

偶然のなかに、過去から意図されたものがあるのは、確かです。だけど、地球が生まれた偶然、私がここにいて、考えている偶然は、さらに大きなものが意図したことになります。ならば、偶然から意図を探るだけでなく、意図を超えます。偶然と向かい合いましょう。
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