未唯への手紙
未唯への手紙
メテオカ修道院に見るギリシャとトルコとの関係 2/2
女性の修道院を見て、歴史的な意味が分かった。男性の修道院は16世紀に破壊されたが、すぐに修復された。女性の方はそのまま放棄された。やはり、オスマン・トルコは奴隷の宗教として、息抜きとしてギリシャ正教は位置づけられた。
メテオナではオスマン・トルコとギリシャの関係を感じていた。「修道院は16世紀にオスマン・トルコに破壊された。16世紀から再建された」と聞いたときに2つの違和感を感じた。①なぜ、オスマン・トルコはこんなちっぽけな存在をわざわざ破壊したのか? ②破砕されたのに、すぐに再建されたのはなぜ?
①を通訳に聞いたら、周辺の宗教的な影響をなくすためと言っていた。そんな力があったのなら、19世紀の独立まで、再建させなかったはずです。それらの謎を解く鍵はトルコの戦略です。「ギリシャ正教会をギリシャ支配の道具とする」その論理からすると修道尼の存在をイスラムが許すわけはありません。だから、19世紀まで破壊されたままであった。
ラリッサという、小さな町を通過している。町の中心に4つ星ホテル。一つの町で、駐車場規制をすれば、流れが変わるかも。ギリシャは小さな単位で動くしかない。ギリシャ正教の教会は町外れに作られていた。壁画だらけなんでしょう。ここがエネルギーになることはないでしょう。
ギリシャ第二の都市テッサノニに到着しました。ギリシャ人の第二の都市はテッサノニではなく、オーストラリアのシドニーです。中国的な発想で、海外とのネットワークを使って、世界と人的ネットワークでつながればいいのに。
この大地はどう見てもヨーロッパのものではない。ギリシャ正教もヨーロッパのものではない。トルコにつながっていくことを考えばいい。
一日はなくならない。イスタンブールに着くのは午前中から4時になるからと言って、その日がなくなるわけではない。「仕掛けられた偶然」です。何かがあるはずです。かといって、一生懸命、探す必要はない。向こうからやってくるのではなく、幸せのロジックです。
スタバのラテが飲みたいと思っていたら、夕食の街、バカラのモニュメントの前にあることを奥さんが発見しました。モニュメントで20分の撮影時間だったので、バスから降りて走りました。道路を横断するのに一苦労、先客がモタモタしていた。自分の順番がきたのは、集合5分前です。トールラテを頼みました。同じ応対・同じ味です。急いで帰ったら、2分遅れです。慌てて乗り込んだら、数名しか居なかった。
折角、撮影タイムを潰して、スタバ#42に行ったのに、夕食レストランのための停車場所の真ん前に、スタバ#62がありました。奥さんの話題の種が増えました。
メテオナではオスマン・トルコとギリシャの関係を感じていた。「修道院は16世紀にオスマン・トルコに破壊された。16世紀から再建された」と聞いたときに2つの違和感を感じた。①なぜ、オスマン・トルコはこんなちっぽけな存在をわざわざ破壊したのか? ②破砕されたのに、すぐに再建されたのはなぜ?
①を通訳に聞いたら、周辺の宗教的な影響をなくすためと言っていた。そんな力があったのなら、19世紀の独立まで、再建させなかったはずです。それらの謎を解く鍵はトルコの戦略です。「ギリシャ正教会をギリシャ支配の道具とする」その論理からすると修道尼の存在をイスラムが許すわけはありません。だから、19世紀まで破壊されたままであった。
ラリッサという、小さな町を通過している。町の中心に4つ星ホテル。一つの町で、駐車場規制をすれば、流れが変わるかも。ギリシャは小さな単位で動くしかない。ギリシャ正教の教会は町外れに作られていた。壁画だらけなんでしょう。ここがエネルギーになることはないでしょう。
ギリシャ第二の都市テッサノニに到着しました。ギリシャ人の第二の都市はテッサノニではなく、オーストラリアのシドニーです。中国的な発想で、海外とのネットワークを使って、世界と人的ネットワークでつながればいいのに。
この大地はどう見てもヨーロッパのものではない。ギリシャ正教もヨーロッパのものではない。トルコにつながっていくことを考えばいい。
一日はなくならない。イスタンブールに着くのは午前中から4時になるからと言って、その日がなくなるわけではない。「仕掛けられた偶然」です。何かがあるはずです。かといって、一生懸命、探す必要はない。向こうからやってくるのではなく、幸せのロジックです。
スタバのラテが飲みたいと思っていたら、夕食の街、バカラのモニュメントの前にあることを奥さんが発見しました。モニュメントで20分の撮影時間だったので、バスから降りて走りました。道路を横断するのに一苦労、先客がモタモタしていた。自分の順番がきたのは、集合5分前です。トールラテを頼みました。同じ応対・同じ味です。急いで帰ったら、2分遅れです。慌てて乗り込んだら、数名しか居なかった。
折角、撮影タイムを潰して、スタバ#42に行ったのに、夕食レストランのための停車場所の真ん前に、スタバ#62がありました。奥さんの話題の種が増えました。
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メテオカ修道院に見るギリシャとトルコとの関係 1/2
未唯へ。今日はポメラにかけましょう。これ一つでいきます。私のカメラです。一つひとつ、丁寧にシャッター(文章)を切っていきます。
今日の日程は、メテオラ観光⇒テサロニキ⇒寝台特急『フィリア・ドストリック(1等個室寝台)』⇒イスタンブール⇒アンカラの予定が、ギリシャのゼネストで、列車がストップになった。急遽、メテオラ観光⇒テサロニキ⇒カバラ宿泊になりました。また、長距離バス移動です。
ギリシャのゼネストは、私をある場所に連れていく為と考えることにしました。
メテオカ修道院、あんな上に作ったのか、逃げていったのか、なぜ、自分だけの問題にカタチを付けたのか。なぜ、私はここにいるのか。これが最大のテーマです。「偶然は意図されている」
朝、一人で散歩した時に、メテオカはシルエットしか見えない。あんな高いところまで、歩くのはしんどいけど、奥さんが喜ぶだろうから登ります。実際はバスで近くまで行くので、楽でした。
メテオナはなんかトリック絵みたいです。岩が隆起してきた。奇岩のトリックです。ローカルの最たるものが、裏側でつながっている。オスマントルコはなぜ、修道院を壊したのか。何を恐れたのか。たぶん、上にあるからでしょう。見下ろされることがイヤだった。
一人で来たら、ずっと黙っているのでしょう。メテオライメージで残すことが人の心に残ると信じていた。行動でしょう。考えることは多様性を持つ。
メテオラ修道院では、すべての壁に絵を描いています。何を焦っているのか。誰に伝えたいのか。自己満足なのか。こんなところに閉じこもって、グローバルとの関係を切れたのか。道元のように、ブッダのように、言葉は残っていない。継承する事が役割だった。
ガイドに、オスマントルコがこの修道院を破壊した理由を聞いた。少しの人数しかいないのに宗教的な影響力を気にした。織田信長の比叡山攻略と同じか。メテオラ近傍への影響力が力にならなかった。Think Globally、Act Locallyでいいんでしょう。それなら、コマーシャリズムに乗らないでおいた方がいい。オスマントルコはギリシャ正教を「奴隷の宗教」として、認めていた。なぜ、壊したのか? やはり宗教的なものではなく、地理的なものだと思う。
今日の日程は、メテオラ観光⇒テサロニキ⇒寝台特急『フィリア・ドストリック(1等個室寝台)』⇒イスタンブール⇒アンカラの予定が、ギリシャのゼネストで、列車がストップになった。急遽、メテオラ観光⇒テサロニキ⇒カバラ宿泊になりました。また、長距離バス移動です。
ギリシャのゼネストは、私をある場所に連れていく為と考えることにしました。
メテオカ修道院、あんな上に作ったのか、逃げていったのか、なぜ、自分だけの問題にカタチを付けたのか。なぜ、私はここにいるのか。これが最大のテーマです。「偶然は意図されている」
朝、一人で散歩した時に、メテオカはシルエットしか見えない。あんな高いところまで、歩くのはしんどいけど、奥さんが喜ぶだろうから登ります。実際はバスで近くまで行くので、楽でした。
メテオナはなんかトリック絵みたいです。岩が隆起してきた。奇岩のトリックです。ローカルの最たるものが、裏側でつながっている。オスマントルコはなぜ、修道院を壊したのか。何を恐れたのか。たぶん、上にあるからでしょう。見下ろされることがイヤだった。
一人で来たら、ずっと黙っているのでしょう。メテオライメージで残すことが人の心に残ると信じていた。行動でしょう。考えることは多様性を持つ。
メテオラ修道院では、すべての壁に絵を描いています。何を焦っているのか。誰に伝えたいのか。自己満足なのか。こんなところに閉じこもって、グローバルとの関係を切れたのか。道元のように、ブッダのように、言葉は残っていない。継承する事が役割だった。
ガイドに、オスマントルコがこの修道院を破壊した理由を聞いた。少しの人数しかいないのに宗教的な影響力を気にした。織田信長の比叡山攻略と同じか。メテオラ近傍への影響力が力にならなかった。Think Globally、Act Locallyでいいんでしょう。それなら、コマーシャリズムに乗らないでおいた方がいい。オスマントルコはギリシャ正教を「奴隷の宗教」として、認めていた。なぜ、壊したのか? やはり宗教的なものではなく、地理的なものだと思う。
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