販売店ヒアリングロジックを再構成する。私にとって女性の意見は絶対です

未唯へ。折角、積み上げた販売店ヒアリングのロジックが女性に理解されなかった。根底から、考えなおします。女性に理解されないモノが販売店の社長に理解されるはずがないです。

販売店ヒアリングのシナリオを女性に説明したが、理解されなかった。ロジックがよく、分からない。メーカーの役割を組織として考える点なのか。このままではまずい。女性の思考の方が真っ当なのは確かです。女性を論破できない以上、全面的に考え直さないといけない。そのために、ポイントを絞る必要がある。

論点の一つに、「システムですべてを補う」のは無理というものがありました。私の個人の思いは「支援の連鎖」をカタチにしたいし、社会の思いだと思っている。個人の思いでは社会は変わらないと思われているけど、それは違う気がします。誰でも全体に影響を与えることができるというのが、複雑性の考え方です。それを信じるかどうかです。

なぜ、小さな販売店にもICJを入れるのか。小さいところほど、自分たちのシステムが必要です。それをメーカーが対応してくれない。インターネットではそれを個人の裁量で使えるようになっている。誰かがつなげないといけない。

販売店ヒアリングと言いながら、答えはすべて用意します。これがスタンスです。女性とのヒアリングで、目論見が戻ってしまった。システムですべてするわけでない。組織でやっていることを無視するものでもない。組織にThink Globallyがないことが、関係部署でのヒアリングで判明した以上、問題意識を持っている人が販売店の思いをつなぎ合わせて、組織に申し入れるしかない。

女性はメーカーの捉え方が異なっているのは確かだし、ファシリテーションの意味は分かっていないのも確かだが、乗ってこないのも確かです。だから、戦略を変えます。まずは明日、懸念事項ははっきりさせます。

私としては、「支援の連鎖」の実験が販売店システムでできないのであれば、ここにいる理由がないが、こんなことを言う人間がいなくなって、この組織がどうなるのかが心配なのと、見てみたい感情が半々です。

去年までは、販売店の思いを分からなくなった時に、気楽に聞ける人が、札幌、青森、茨城に居た。皆、定年で居なくなってしまった。こういう時に販売店の意見を聞けないのは、本当に苦しい。居なくなった分、頑張らないと。

販売店ヒアリングロジック検討詳細

未唯へ。奥さんは旅行に向けて、もり下がっています。お金払っているけど・・・

販売店ヒアリングロジックをシミュレートしておきます。趣旨をのぞくと８項目×２サイクルです。１－①～２ー⑧までです。

概要としては、１ー①ネットを２年間でＮＧＮに変える、１ー②支援体制も変える、１ー③店舗の情報共有に適応する、１ー④社会の変化に先駆ける、１ー⑤想定される社会の変化、１ー⑥社会の変化に適応できた姿、１ー⑦店舗でお客様とのコミュニケーションをとれるようにする、１ー⑧提案について、ご意見をもらいたい。

２ー①ネットの増強でやってみたいこと、２ー②映像の地上配信でやってみたいこと、２ー③店舗の情報共有でやってみたいこと、２ー④インターネット技術で適用したいもの、２ー⑤社会の変化で気になるものと対応方法、２ー⑥５年後の姿と対応方法、２ー⑦店舗でのお客様の声を聞き、お客様を支援するには、店舗・スタッフに求めるもの、２ー⑧店舗・スタッフがお客様を支援するのに、メーカーに求めるもの。ざっと、こんなヒアリングになります。

①②は機能アップすることへの要望です。③は店舗での情報共有を持ってきている。ネットワークで、新しいつながった時に、店舗・スタッフが中核になる。④⑤⑥は社会の変化に対応していくのに、ネットワークの使い方です。⑦は③の力を使って、お客様とメーカーをつなぎあわせます。

次に、1:300の世界で考えます。①1:300のイントラの世界の増強、②1:300×1:300の世界の支援、③1:300×1:300でナレッジ化することで300:1のせかい、④1:300×300で1:300×300×300のお客様の変化に対応、⑤⑥1:300×300×300のお客様の変化、⑦300:1で意見をまとめる。300:1の世界をシステムを使わないと無理。

土日の本なしの思考のおかげで、販売店ヒアリングが見えてきました。Think Globallyが明確でないと、販売店のThink Locallyが動けない。販売店ヒアリングでバージャルなTGで販売店のTLをイメージ化して、Act Locallyを作り出す。それを実際に動かす為に、本当のTG（やるべきところ）へ要求する。これはかなり、高度な実行計画です。元々は電算部なり、国業なり、マーケティングがローカルを理解して、Think Globallyができればいいが、現時点では守りに入っている。