広島東洋カープ来年のキャッチフレーズは「真赤激!(まっかげき)」と決まった。「真っ赤」と「過激」を組み合わせた造語という。ロゴマークには燃えろという意味の「Burn it up!(バーンイットアップ)」が唐辛子を背景にして描かれている。文字色は真赤激は真っ赤でロゴは黄、唐辛子は赤で決まっている。マッカゲキとルビがふってある。
今季は日本一、そんな期待から開幕したシリーズ、それなりに夢を持たせる時期もあったが4位で終了した。そうなった日に大のカープフアンからこんなメールが届いた。「悔しさというより残念の思いです」は素直な気持ち。続けて「こんな終わり方は初めてです。最終戦で監督の挨拶も無いし最後まで応援してくれたファンのことをどう考えているのか?」。
先日のファン感謝デーには3万人を超える人が詰めかけた。監督は「大きな期待とともにスタートしたシーズンでしたが、期待に応えられず本当に申し訳ありませんでした」と帽子をとったという。そして「来期は日本一を勝ち取る」と宣言した。かの大ファンはどう受け止めただろう。
カープは選手育成の名球団、しかし、育てては他球団に引き抜かれる球団という印象が消えない。原因はいくつかあろうがここでは言いにくい。今季のベストナインに選ばれた前田健太投手が、昨年に続いてポスティングシステムによる米大リーグ移籍を強く希望すると球団に申し入れた。行かせてやりたい、行かせたくない、球団が判断することだが、監督の来期は日本一宣言実現のためには行かせられない、こんな三すくみのファンは自分一人だろうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます