「笑う門には福来る」とは、いつも笑いの絶えない家庭には、自然に幸福がやってくる。苦しいことがあっても、前向きな明るい態度がやがて幸せを呼び込むということわざ。笑う所へ福来たる、ともいう。
恒例のミニ門松作り。会場の山口県ふれあいパークは海抜500メートル。喘ぎながら上るバスの車窓から見える風景は、この冬の初雪が周囲を銀世界に変えている。ヘヤピンを曲がるたび参加者のおしゃべりは止む。門松作りにふさわしい光景に喜ぶ。
変わり門松が頭の隅をかすめたが、例年どおりの「笑う門松」に仕上げる。小さな竹の節を中にして斜めに挽くと、口を大きく開けた人の顔に見える、と思う。これを組み合わせて「笑う門松」と称している。
竹に詳しい世話役の人が「これはいい竹だ」という孟宗竹の一節の両端を、今年は斜めに切りおろし恰好をつけ土台を作る。中心部分を切り、削ぐなどして飾りを入れる空間をつくる。そこに、南天や葉牡丹、松に梅などを配して出来上がり。
暮れの予定が一つ済んだ。カレンダーに明日の予定が遠慮しないで載っている。これは外せない内容、寒波の和らぐことを願っている。
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