城下町時代の呼び名で「塩町」に武家屋敷風の空き家がある。空き家と言っても長く住む人がいないため、荒れるにまかせたまま建っている。その真贋は知らないが歴史的価値のある建屋という。しかし、その修復保存の動きは聞かない。
道沿いの屋根には瓦の落下防止用ネットが張られ、白壁は落ち、壁の板は触ると砕けそうに見える。斜めに傾いた門を入ると朽ちた平屋が1軒、その周りの雑草の林は今は立ち枯れとなり、より寂しさをさそう。
家から数分のとこにあるこの建物のそばは生活道路になっている。少しだけ落下物や倒壊を気にしながら眺めて通る。時折いろいろなことを思いながら。
ボロボロの 古民家寂し 風花に
古民家に 柿ひとつあり 塀のうち
古民家の 傾く門の 蔓(つる)緑
古民家を とりまく雑草 枯れしまま
古民家を 興す人なく 日々崩れ
誰に言うこともなくこんなことをメモしていた。
(写真:荒れている武家屋敷、夏に撮る)
時間がありますのでほかも考えてみます。
ギャラリー、いい構想ですが修復が大変でしょう。自治体も財政難です。
何か利用できないでしょうか?
維持するのがたいへんなのでしょうね。
この五七五はもしや?(^^♪
でも保存も改修もお金がかかりそうですから やっぱり 民間ではむりですよね。
手をいれてギャラリーとかできないのでしょうか?
保存されないのは残念なことですが大変な事なのでしょうから仕方のない現実 時代の流れ 栄枯盛衰・・・
たつのこさんの一句で保存されてください!