沖縄地方の梅雨入りが発表された。2~3週間後には瀬戸内海地方もうっとうしい季節に変わる。梅雨になると気象予報でいう寒冷だ温暖と呼んでいた前線の呼び方が梅雨前線に変わった。
解説によると、梅雨前線は停滞前線の1例という。停滞前線は、寒暖2つの気団の境界面が長期間動かないで、1カ所に停滞する前線のことをそう呼ぶ。普通の前線は西から東に移動するが、梅雨前線は南北を上がったり下がったりする特徴がある。
いま、内閣の支持率も株価も上がったり下がったり。その都度、仕事ととはいえマスコミの分析に読者・視聴者ともに一喜一憂しながらも、まもなく行なわれる総選挙へポルテージが上がっている。
最近、選挙に関連して有効な集票活動として注目されているのが「どぶ板選挙」。高度成長といわれるころから姿を消した選挙運動の方法が、再び見直されているのはなぜだろうか。民意の向上と不況の風が荒れているからだろう。
昔、住宅地の狭い路地裏には「どぶ」と呼ぶ生活排水等が流れる溝があちこちにあり、その溝には落ちないように板の蓋がしてあった。表通りからどぶ板のあるそんな奥まで、選挙の挨拶をして回る、それを「どぶ板」選挙と呼んだ。
そんなどぶやどぶ板、溝も蓋もコンクリート製に変わった。変わらないのは梅雨前に地区総出でおこなう溝掃除。コンクリート製の蓋を外しそして元へ戻す。高齢化と共にきつい奉仕になっているが、公共の支援はヤーン袋とその撤去だけ。
ウーキング途中、あちこちで積み重ねられたヤーン袋を見かける。ご苦労さまでした。
(写真:溝掃除で取り出した土砂などを入れたヤーン袋の山)
自治会の活動といってもほとんど機能しなくなった昨今。責めて年に一度のどぶさらいが、自治会の顔合わせというのも淋しいものがあります。
ついでに辞書も引いてみました。
この地区は31日です。
政治!マスクがどこにもありません!
年1回のどぶさらいが自治会員の顔合わせ、いわれて見れば考えさせられます。
どぶ掃除の人集め、いつも在宅の人がその日は外出ですなど、苦労したことがあります。